今回は現在長野市の善光寺で行われている御開帳に行って来た時の様子をまったりまとめていきたいと思います。
御開帳とは
長野市にある善光寺で7年に一度だけ行われる一大イベント。
普段は公開されない「前立本尊」がこの期間中だけ公開され、その姿を拝むことができます。
「前立本尊」は鎌倉時代のもので、重要文化財に認定されている貴重なものです。
大混雑の御開帳。2015年は約2ヵ月間の開催となります。
2015年の御開帳は4月5日から5月31日まで開催中です。
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広場中央に鎮座する回向柱
御開帳の中で最も目を引くのが広場中央に立つ木の柱。これが回向柱(えこうばしら)です。
この柱には白いロープが巻かれていて、このロープの先は前立本尊の手に繋がっています。
このため回向柱に触るということは前立本尊に触ることと同じ意味となり、御利益があると信じられています。
多分御開帳に行く人の中には回向柱に触ることが一番の楽しみという人がいるかもしれません。
では早速御開帳の様子を見てみましょう。
ちなみに今回行ったのは平日の夕方16時です。
長野駅方面を望む
善光寺の入口から見た長野駅方面の様子です。
車が繋がって渋滞が出来ていました。
車の混雑
ゴールデンウィーク中はさらに車で混雑すると予想されます。
善光寺周辺の駐車場はあまり数が多くなく、そんなに広くもないのですぐに埋まってしまうことが予想されます。
長野駅からバスも出ているので車で来ようと考えている人は駅周辺に車を止めた方がいいかもしれません。
平日の夕方だと近くの駐車場にも空きがありました。
善光寺から長野駅まで歩くとだいたい20分から30分程度です。
駅方面から歩いてくるとまず目を引く1つ目の門。
御開帳ムードが漂ってきます。
回向柱のある善光寺本堂に行く道中にあるお土産屋通り。
お土産だけでなく飲食店もあるので食事をすることもできます。
長野ということもあり様々なそば屋がありました。
正直な所、そばで1000円以上は高過ぎるような気がします・・・
山門
本堂前の山門。こちらにも「善光寺御開帳」の看板が貼ってあります。
こちらの山門はお金を払えば上ることも出来るのでおすすめです。
門の間から回向柱が見えてきました!
山門に上るためには大人500円、高校生200円、小・中学生50円が掛かります。
ここから見る景色は格別なので善光寺に来たら上ってみるのもいいかもしれません。
平日の夕方だったので上っている人はまばらでした。
善光寺本堂
やって来ました善光寺本堂!宣伝広告などでよく見るあの光景です。
中央に立っているのが回向柱で高さは約10mあります。
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人の混雑
今回は平日の夕方に行きましたが、それでも人はいつも以上にいました。
本堂内部は混雑しておらず、ゆっくりと拝むことが出来ました。
やはり回向柱付近は人気なのでいつも人混みが出来ていました。
連休中はさらに混雑することが予想されます。
回向柱周辺は混雑し過ぎてゆっくり触ることが出来ないかもしれません。
時間に余裕のある行動をおすすめします。
回向柱と前立本尊を結ぶ紐
回向柱に結び付けられた白い紐が本堂内の前立本尊の手と繋がっています。
回向柱に触れる人々
回向柱の周りにはいつも人だかりが出来ていました。
みなさん両手を柱について願い事をしているようでした。
今回はそこそこ空いていたので思う存分に柱を触れました。
警備員の人も警告していましたが、回向柱を触っている間に
スリの被害が発生しているとのことなので注意が必要です。
この日も実際にスリの被害が確認されたようです。
画像からわかるように、結構な太さがあります。両手で触ってもこのサイズです。
多くの人が触るので柱の木の色が若干黒ずんでいました。
身長が高い人はあまり人が触らない柱上部の方を触ってみるのもいいかも。
大香炉
大香炉から出る線香の煙を体に浴びると無病息災などの御利益があるみたいです。
これもある意味善光寺名物の1つかもしれません。
自分は昔「この煙を頭に浴びれば頭が良くなるぞ!」と親から言われました(笑)
山門を抜け、左方向に進んだ所にも回向柱がありました。
こちらは何のお寺でしょうか。
本堂の回向柱とは違ってこちらは人も少ないので触り放題です。
こちらも多くの人が触るので柱の色が変色しています。
本堂の柱と違ってサイズは小さめです。
本堂の回向柱にあまり触れなかったという人はこちらもぜひ!!
釈迦堂
お土産屋通りから1本抜けた通りにある釈迦堂にも回向柱が立っていました。
こちらも本堂よりは人が居ないので思う存分触ることが出来ました。
こちらの釈迦堂では前回の御開帳の時に実際に使われた回向柱で作られたお守りが売っていました。
7年に一度だけ行われる善光寺の御開帳。
2015年は4月5日から5月31日までの開催です。
お早めに。