ZIPAIRの座席の広さ・快適さ・おすすめ席まとめ

 

JALグループのLCCのZIPAIR。

LCCといえども、大手国内線機材と同等の広さなので快適性は問題ありません。

そんな訳で今回は、ZIPAIRのB787-8型機のシート特集です!!

 

ZIPAIRは中型機のB787-8の1機種のみを保有。座席広さは大手国内線機材と同様で、LCCらしさが感じられません。中長距離のフライトでも窮屈に感じることは無いかと思われます。

 

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座席表

ZIPAIRのB787-8型機の座席表(引用：ZIPAIR HP)。前方はビジネスクラス相当のZIP Full-Flatが18席。後方にはエコノミークラス相当のスタンダードシートが272席。合計290席の2クラス構成。

ちなみに、JALの国際線機材の同型機のエコノミークラスは2-4-2配置。ZIPは3-3-3配置で1席追加されています。

 

 

2クラスの座席

ZIPフルフラットとスタンダードシートの2クラス290席仕様。

いわゆる、ビジネスクラスとエコノミークラスです。

 

ZIPフルフラット

ビジネスクラス相当のZIP Full-Flat。18席配置。

モニターは未装備ですが、その他の必要最低限の機能は装備されています。

 

ZIPフルフラットの座席(引用：ZIPAIR HP)。名前の通り、フルフラットになります。実は、大手エアラインのKLMオランダ航空のB787-10型機のビジネスクラスと同じモデルの座席。モニターは未装備ですが、機内Wi-Fiは飛んでいるので十分かと。もちろん、スタンダードシートよりも運賃は高いですが、差額は数万円なのでコスパ最高です。

座席は日本の機内装備・座席メーカーのJAMCO製。

 

 

スタンダードシート

ほとんどの人がお世話になるスタンダードシート。いわゆる、エコノミークラス。

JALの国内線用機材と同様の足元広さです。

 

スタンダードシート。LCCで一般的なメンテナンス性の良い革製生地。白と黒のシックなデザインがGreat。

 

シートピッチは約31インチでJALの国内線機材と同様。前席がフル角度でリクライニングしてきた場合でも、背もたれの圧迫感が増すだけで足元広さは大きく変わりません。

 

座席メーカーはドイツのレカロ社。個人モニター・オーディオシステムは未装備ですが、機内Wi-Fiが無料で利用できるので、特に問題はないかと思われます。

 

 

最大角度でリクライニングしてきた場合

前席が最大角度でリクライニングしてきた場合。座席間隔が十分確保されているため、そこまで窮屈感はありません。

まぁ、倒してこないことに越したことは無いのですが、リクライニングする権利は全員にあるので...。

 

 

一般的な広さの足元

ZIP AIRのシートピッチは約31インチ。他社LCCは約28~29インチがメイン。

結論、ZIPAIRはLCCですが、座席の広さの点では特に文句なしです。

 

大手国内線機材の座席と足元広さは変わりません。LCCといえども、この広さなら全然アリです。

 

握りこぶし1個分の足元広さ。合格です！この広さなら東南アジアや北米路線であっても苦痛に感じることは無いと思われます。この座席広さ、ZIPの素晴らしさの1つです。

 

座り心地レビュー

 

 

JALとの比較

JALの国内線機材の同型機(B787-8)との比較。結論、座席の基本設計・足元広さは同様でした。

 

ZIPAIR・JALともにレカロ社の座席を採用。詳細の座席モデルまでは不明ですが、基本設計は同様と思われます。大きな違いは個人モニターの有無です。

 

どちらもシートピッチは約31インチ。足元広さも同様。LCCのZIPですが、快適さは他のLCCよりも勝っていました。

 

LCCのピーチ、JALの国内・国際線機材との比較。国際線機材は明らかに広く、LCCのピーチは狭いことがわかります。しかし、先述したように、国内線機材とZIPAIRは同等の広さです。

 

ZIPAIRはJALの国内線機材で国際線を飛んでいるようなイメージです。

 

 

座席装備

テーブルは2ヵ所。小物・ドリンクホルダー付きの上部とメインの下部。

 

ヘッドレストは反発系。左右のホールドが可能。

 

メインのシートポケットの他に、ネット部の小物入れが2ヵ所。スマホ等の収納に便利。電源が左上に装備されているため、ポケットに収納しながら充電できるのは大変便利。この配置はJALの国内線機材も見習って欲しいですね。

 

読書灯とCAさん呼び出しボタン。シンプルイズベスト。

 

シートベルトサインなど。特筆すべき点は機内Wi-Fiのマーク。点灯中は使用できました。

 

 

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機内の様子

明るく開放的な機内。

荷物棚も大型で、機内持ち込み荷物も楽々収納可能。

 

3-3-3の9列のレイアウト。JALの国内線機材と同様ですが、国際線機材の8列よりは1列多め。大型の荷物棚により、機内持ち込み手荷物も楽々収納できます。

白と黒のコントラストがシックでカッコいいですね。

 

着席時の様子。座席高さも十分にあり、他人の様子は気になりません。LED照明はシーンに応じた調光が可能で、視覚的に楽しませてくれます。

 

 

おすすめ座席・おすすめしない座席

座席表上の推奨(青枠)と非推奨(赤枠)座席。ZIPフルフラットは文句なしのおすすめ度。スタンダードシートの場合、最前列・非常口座席・2人掛け席がおすすめです。一方で、36列目はリクライニング不可座席なので微妙。リクライニングしない派の人なら特に問題はありませんが。

 

 

ZIP Full-Flat座席(おすすめ)

先述したように、ビジネスクラス相当のZIPフルフラット。1~5列目に配置。

フルフラットで寝れます。

運賃は高めですが、スタンダードシートと比較してプラス数万円の運賃差なので、お財布に余裕がある人は是非。

 

非常口座席(おすすめ)

46ABCHJKの非常口座席(画像は46ABC)。足元の広さは文句なし。しかし、緊急時の援助が出来ることが必須の条件なので、ただ単に足元の広さ狙いで指定することはおすすめしません。覚悟がある人は是非。

窓位置のズレが気になります。窓は一応0.5個分ありますが、正直微妙...。

 

最前列・2人掛け座席(おすすめ)

画像はありませんが、18ABCHJKと19DEGの最前列座席は足元広々でおすすめ。降機も1番目。

56・57ACHKの2人掛け座席は2人利用時には最適。ただし、窓との距離が若干広いので、ちょっと落ち着かないかもしれません。

 

36列目最後列座席(非推奨)

36ABCHJKの座席はリクライニングが出来ません。

最後列なので、気兼ねなくリクライニング出来ると思いきや、ここは不可みたいです。

 

 

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まとめ

以上、ZIPAIRのB787-8型機の座席の広さ・快適さのまとめとなります。

大手国内席機材レベルで座席は広いです。

LCCといえども、ZIPAIRの座席の広さにはいい意味で期待を裏切られました。

この座席広さでLCCレベルの運賃。大変素晴らしいです。

個人モニターはありません。しかし、無料の機内Wi-Fiが利用可能なのでエンタメ面でもGood.

是非とも積極的に利用していきたいエアラインです。

 

 

ZIPAIRの搭乗記はこちら