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JAL 搭乗レビュー

【搭乗記】JALの機齢23年のベテランB767-300で長崎から羽田へ

投稿日:2015年9月10日 更新日:

 

どうも、2ヵ月間の夏休みも後半戦に入り焦りを感じているだいこんです。
今年はスイカが豊作でした。毎食食卓に並ぶのはスイカ。毎年恒例のスイカ祭りです。
欲しかったらあげますよー(^J^)

 

そんな訳で今回は長崎旅行の際に長崎から東京・羽田までの移動に利用した
日本航空(JAL)のB767-300のフライトを自分の体験を交えてまったり紹介します。

搭乗機B767-300(JA8364)
搭乗機の機齢22年11ヵ月のB767-300(JA8364)
機齢22年11ヵ月のB767-300(JA8364)。20年超えのベテラン機材。
1990年9月登録のこの機体はJALのB767ではレアとなったプラット&ホイットニー社製JT9D-7R4Dエンジンを搭載。
JALでJT9D-7R4D搭載のB767は残すところあと数機であり、地味にレアな存在。

同じB767で主流のCF6エンジンとは僅かに外観上のデザインが異なっており、
やや黒い部分が垂れている?感じなのがJT9D。
個人的にJT9D搭載の機材の方がB767導入真っ盛りな1990年代的な雰囲気が漂っていて好きです。

この機体もそろそろ引退かな?

 

搭乗DATA
航空会社:JAL
搭乗日:2013/08
路線:長崎空港⇒羽田空港 (発10:15⇒着12:00)
便名:JAL1842
座席:41K
機材:B767-300(JA8364)  機齢22年11ヵ月

 

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長崎と言えばカステラ!!
ということで空港の売店にてカステラを購入しました。

今回の座席はココ↓↓
JALのB767-300型機の座席表と自席の位置
今回は右側後方窓側の41Kを座席指定。到着後急ぐ訳でもないので後方でまったりと。
残念ながらSKY NEXT未改装の機体です。

 

JALのB767-300で注意したい窓無し席

他の機材と比較してB767は窓なし席が多いため、座席表にて窓なし席を確認することをおすすめします。
今回の機材の場合は18・20・21・49のシートが窓なし席です。
座席表には記載されてませんが、クラスJと普通席の境目である15のシートも窓なし席?とった情報も。
(窓なしというよりも、窓の位置がずれているといった感じ)

機内空調用のダクトが通るため、構造上窓なし席が生じてしまうのは仕方のないこと。
窓なし席に座ったとしても、ここのダクトのお陰で機内の空調が保たれているんだなぁ~と
感じながらフライトしていただければ幸いです(´・ω・`)

 

タキシング時の衝撃

B767のギアの構造のせいなのか、機齢23年のベテラン機材なのが原因なのかわからないが、
長崎空港タキシング時にギシギシドスドスと衝撃が。

ちょっとした段差を走行した時にはドスン!!と機内に響き渡る衝撃も。
これも機齢が高いことが原因なのかな?
それとも空港の路面状況のせいか。

 

巡航中
水平飛行中の機窓
機内よりB767の主翼を臨む。JA8364の文字と共に日の丸のセット。
久々にB767に搭乗しましたが、こんなにこじんまりとした翼だったかなぁなんて思ったり。

 

ドリンク(ビーフコンソメ)
ビーフコンソメスープの機内サービス
今回はビーフコンソメを注文。
地上でもJALのビーフコンソメをベースにしたビーフコンソメが販売されています(通販にて販売中)。
地上のビーフコンソメと機内で飲む本物のコンソメでは、やっぱり後者の方がおいしいですね!!

味がまろやかというか、丸い味というか。
やはり本物。おいしかったです。

 

安全のしおり
JALのB767-300型機の安全のしおり
B767-300の安全のしおり。特筆すべき点はないです。
B767の安全のしおりは紫ベースですね。

 

聴診器型イヤホン
聴診器型イヤホン
古さを感じる聴診器型イヤホン。まだまだこの機体では現役のようです。
1990年代に登録されたこの機材、このイヤホンが当時の機内オーディオ技術を示していますね。
確か、B747-400Dに搭乗した時もこの聴診器型イヤホンだったような気が。

懐かしい。

 

機内の様子
レトロな雰囲気漂う機内
搭乗率90%ほど。やはり夏休み期間中なので混雑。
最新鋭機材と比べると角ばった収納力が小さい荷物棚。
温かみのある色の間接照明。
シートベルトサイン・禁煙サインの表示装置など他の機材とは異なった特徴がみられる機内。

ちなみに同じB767でも最近製造されたものはB777と同じ丸みがあり、収納力が増した荷物棚などを
採用するなど利便性が増しています。
あと天井モニタの数も多め。

 

トイレ
金属製シンク装備のトイレ
銀色ベースのシンク。最近の機材は大理石風な色合いのシンクが多いですね。
この金属ベースのシンクも今後は数を減らしてしまうのでしょうか。

 

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昔ながらのふかふか布製シート

JALのB767のシートピッチは一般的な31インチ(79cm)

SKY NEXT未改修機のため、従来通りのふかふか布製シート。
シートは青と緑色の仕様。やや老朽化が目立つ。

シート
昔ながらの布製シート
青と緑のカラフルなシート。現在主流の薄型シートではなく、やや厚みのあるふかふか布製シート。
個人的に薄型シートは背中部分のクッションが少なく、板な感じが強くてあまり好きではありません。
今回のシートのように、やや厚みがありクッション性がある方が座り心地がいいように感じました。

 

シート
青・緑のカラフルなシート
青・緑のシートがカラフルな機内。
これも当時の時代の影響でしょうか、現在の単色で揃えられたシートとは違いカラフルですね。
搭乗時は画像のように東京オリンピック招致のヘッドカバーが仕様されていました。

 

操作盤
昔ながらのダイヤル式の機内オーディオシステム操作盤
ダイヤル式の機内オーディオ操作盤。最近ではこの型も数を減らしてきましたね。
クルクル回す感じが何とも1990年代のバブル感があっていいですね(適当)!!
バブル時代は体験してないのでわかりません。申し訳ないです。

 

灰皿
シートに装備された灰皿
最近のシートから姿を消した灰皿。
接着剤で蓋が固定されているものが多いですが、何とこの灰皿は蓋が開閉可能でした。
蓋はパカパカしていて安っぽい感じ。

昔は煙草を吸いながらフライトを満喫したんでしょうね。
ここの灰皿に灰を落としたり、吸い殻を入れたり。
最近の飛行機では考えられないですね(´・ω・`)

余談ですが
航空機内の禁煙化によってタバコのヤニが付かなくなったため、ヤニのつき方で不具合箇所などが判明できなくなったとか。
喫煙時代はヤニの付き方の変化で整備時に不具合箇所を発見することもあったみたいです。

 

スポイラー展開
B767のスポイラー展開時の様子
B767のフライトスポイラー展開中。
機齢の関係か展開時が滑らかではなく、カクカクした感じで展開していました。
同じB767でも機齢が若い機材では滑らかに展開していたのになぁ・・・

 

羽田空港到着
羽田空港到着時の機内からの景色
定刻5分前の11:55に羽田到着。これにて長崎からのフライトは終わり。
お疲れ様でした。

 

機齢約23年の今回の機材。
あと1~2年で退役するのは間違いなさそうです。

最新鋭機材もいいけど、今回の機材のように導入当時の時代背景を反映した感じ(灰皿とか)もいいですね。

 

 

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まとめ

・機材は機齢約23年のベテラン機。コンディションはまったく問題なし
・タキシング時の衝撃が気になった
・座席間隔は31インチとふつうの広さ
・B767に多い窓なし席に注意

 

評価
機内食
★★★☆☆

シート
★★★☆☆

機材コンディション
★★★☆☆

機内スタッフ
★★★★

エンターテイメント
★★★☆☆

時間の正確さ
★★★★★

総評
★★★☆☆

JALのB767、初期型に残された時間はもう少なそうです。

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