ついに本州も梅雨入りしましたね。天気が雨だと研究室に行く気がなくなりますよ~。
大学まで自転車で5分の距離なんですけどね(^・^)
そんな訳で今回はフランス旅行の際に乗り継ぎでパリのシャルル・ド・ゴール国際空港から北京首都国際空港までの移動に利用した、中国国際航空のフライトについて体験を交えてまったり紹介します。
シャルル・ド・ゴール国際空港のトイレ
フランスらしく、おしゃれなデザインのトイレ。これと比べて日本のトイレは簡素ですな。
搭乗DATA
航空会社:中国国際航空(AIR CHINA)
搭乗日:2008/03
路線:シャルル・ド・ゴール国際空港(パリ)⇒北京首都国際空港(発19:30⇒着12:40)(現地時間)
便名:CA934
座席:58L
機材:A340-300
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今回も格安ツアーなので、中国経由で日本まで帰りますよ。
直行便なんて贅沢なものは使いません。(経由便の方がたくさん飛行機乗れるからイイ!!)
チケット
中国国際航空利用なのにエールフランスのチケット。あぁエールフランス乗りたい。
フランス語で「よい旅を!!」を意味する「BON VOYAGE」の文字が入ったチケット。
フランスは所々、粋な演出をしてくれますね。さっきのトイレといい。
搭乗機A340-300
今回お世話になる中国国際航空のA340-300。同社からA340は2016年に完全退役した。
搭乗機は個人的に大好きなA340。やっぱり4発機は素晴らしい。
搭乗時(2008年)ではバリバリ現役だった中国国際航空のA340。
残念ながら2016年に完全退役となりました。お疲れ様でした。
なぜか臭い機内
別に中国人や中国国際航空を批判するつもりは全くない。
だけど、さすがに今回の便は臭かった。
食べ物系のにおいでもなく、カビ系のにおいでもない。
例えるなら「1週間引きこもっているニートの部屋のにおい」
搭乗するや否や、鼻にくる不思議なにおい。きっと先ほどの乗客のにおいに間違いない。
機内空調が本格的に開始するまで耐え続けました。
中国人と同じフライトは過去に何回も経験しましたが、こんなに臭かったのはこれが初めて。
結局のところ、先ほどまで搭乗していた乗客のにおいが残っていただけだったらしい。
臭かったのは搭乗時だけで、フライト中はいつも通りの「飛行機のにおい」に戻っていった。
機内食1回目
1回目の機内食は鶏肉を選択。副菜が1種類だけで少し寂しい。
中国の航空会社だが、フランス発の便はフランスの機内食工場で作られているので安心。
フランスということで、パンと生ハムサラダがおいしかったです。
メイン料理
鶏肉の炒め的な味。甘みのあるたれが絡んでいておいしい。
味は画像の雰囲気から想像してください。大体想像通りの味付け。
普通においしかったです。
夕方発の便ということもあり、機内食食べた後はすぐに爆睡。
おやすみなさい...そして翌日
機内より
機内より見える第4エンジン。やっぱり4発機は(・∀・)イイ!!
4発機=燃費悪い
みたいな風潮が世間ではあるみたいですね。正直言ってその風潮は嫌いです。
やっぱり燃費にこだわってしまうと、逆に「おもしろさ」がなくなってしまうと思うんです。
車だとプリ※ス、飛行機だとB787。
飛行機の世界も4発機から双発機に推移してしまい、
昔ほどおもしろくなくなってしまいました。キレソー!!
飛行機雲が生まれる瞬間を眺める
今回の座席は機体最後部の58L。頑張れば水平尾翼も眺めることができる良席。
そして何よりも印象的だったのが、飛行機雲ができる瞬間!!
ヴォーーッっと自機のエンジンから発生した飛行機雲ができる瞬間を眺めることができるのです。
ちょうど自分の席の横付近で白く、勢いのある雲が生成されていました。これが地球の神秘か(適当)
機内より
わかりにくいが飛行機雲が直線状に生成されているのがわかる。画像の翼は水平尾翼。
やや判別しにくいですが、うっすら灰色の雲が直線状に流れているのがわかるでしょうか。
それが飛行機雲です。
画像左側から右側に行くにつれて、雲が太くなっていますね。
これは感動ものですよ。感動し過ぎて泣きそう。
圧倒的な中国人の搭乗率
北京行きの便、そして中国国際航空なので中国人が大半を占めているのは当たり前といえば当たり前ですが。
乗客のほとんどが中国人だった。
中国人に若干名の欧州人。そして我ら日本人。
別に中国人が多かろうが少なかろうが個人的には関係ない。けど・・・
やはり機内の雰囲気は日系航空会社と比べると、ちょっと残念です。
鼻ボッチしながら機内で立ち話する乗客。
爆音を響かせながら鼻をかむ乗客。
しゃべり声が大きい乗客...トイレが近い席だったため、トイレ付近で喋られると地味にウルサイ!!
まぁ別にいいんですけどね。お国柄上仕方ない。
というか、トイレがちょっと汚い。中国では普通レベルかもしれないけど。
機内の様子
搭乗率60%程度の機内。乗客のほとんどが中国人。日本人のアウェイ感。
日本VS中国のアウェイ戦の始まりや!!(特に何も争ってないです)
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時代を感じる厚いふかふかシート
搭乗当時(2008年)はまだ薄型化の波が来ていなかったためか、この機材も従来のシートだった。
10時間以上のフライトなのに個人モニターなし。
唯一あるエンターテイメント機能といえば、オーディオ・機内誌・機内テレビのみ。
ある意味修行ですわ・・・
現在のパリ=北京間は最新鋭のB777-300ERにて運航中。個人モニターあり。シートも最新型。
シート
厚いシートだと思いませんか。現在主流の薄型シートの2倍はありそう。
搭乗当時の2008年はこのシートが普通だったんだから驚きです。
個人的には薄いシートよりも厚みのあるシートの方がふかふかしてて好きなんですけどね(´・ω・`)
シートの固さ
★★★☆☆
足元の広さ
普通の広さ。シートピッチ31インチ程度か。ピンボケすみません。
搭乗当時の筆者はまだ中学1年でした。
足元写真を撮るなんて、この頃からシートが好きだったんですね。
上部
エアバス旧タイプの照明類。シートベルトサインの色合いなどが時代を感じる・・・
機内食2回目(ヌードル)
2回目の機内食はヌードルを選択。うどん風の麺に味付け肉、チンゲンサイのレパートリー。
麺に肉とチンゲンサイ入れちゃいました。といった感じのメイン料理。
あまり手の込んでいない感じ。でも普通においしい。
副菜はパンとフルーツとヨーグルト。
寝起きなので量はこのぐらい少ない方が嬉しい。どこの航空会社でもフルーツはおいしいね。
機内食2回目(???)
同行者のものを撮影。メイン料理が何だかよくわからない。パン系か??
2種類の機内食のうち、もう一方の機内食がこちら。
メイン料理が一体何なのか判別不可能。
ジャガイモとソーセージはわかる。パン系の料理なのかなぁ??すっかり忘れた。
機内より
広大な中国大陸を眺める。奥には山々の姿も。ヒマラヤ山脈かな??
安全のしおり
とあるイラスト。顔がちょっと怖い。目が細いですね。
安全のしおりにもお国柄が出るんでしょうか。
中国国際航空のイラストは何というか、目が怖い。中国人らしさを出したのかな。
北京首都国際空港
さすが大国の空港、無駄に広い。黄砂のためか、遠くが霞んで見える。
見事なランディング。そして無事に北京に到着。
意外と中国国際航空のパイロットは上手い人が多いなぁなんて思ったり。
(ベース空港での離着陸がうまいのは当たり前か)
降機
タラップにて降機。搭乗率も低かったためか、あっという間に全乗客の降機が完了した。
大型機で沖止めスポットは初めての経験。どうやらスポットがいっぱいだったらしい。
(この当時はまだ北京首都国際空港は一部工事中)
北京の空港デカスギィ!!しかも床は大理石。これが大国の力か・・・赤い国のにおいがぷんぷんする。
この後は中国国際航空の成田行きの便にて帰国しました。
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まとめ
・機材はややレアなA340-300
・搭乗時に機内が臭かった(1週間引きこもってるニートの部屋のにおい)
・乗客のほとんどが中国人
・機内食は2回提供。普通においしい
・最後部付近席だと飛行機雲ができる瞬間を眺めることも可能
・中国人客のマナーがちょっと気になる
評価
機内食
★★★☆☆(普通のおいしさ。副菜が1種類とやや少なめ)
シート
★★★☆☆(昔ながらの厚いシート。ふかふか気持ちいい)
機材コンディション
★★★☆☆(新しくもなく古くもなく。いたって普通のコンディション)
機内スタッフ
★★★☆☆(普通のサービス。たまに笑顔が見られた)
エンターテイメント
★★★☆☆(機内オーディオ・機内誌のみ。最近の機材は個人モニターあり)
時間の正確さ
★★★★★(定刻での出発&到着だった気がする。忘れた)
総評
★★★☆☆
最近の中国国際航空は経年化した機材を更新しているため、以前より快適な空の旅を満喫することができるかと思います。
特にパリ=北京間は最新鋭のB777-300ERを投入しているため、今回のような娯楽なしの酷いフライトになることはないです。
中国国際航空は安いからいいね。あとは乗客の質・・・