どうもどうも!!
早いものでこのブログ「まったり空の旅」が9月をもって1周年を迎えました!!!
去年の夏休み中、あまりの暇さにブログでも始めようかなと軽い気持ちで始めたまったり空の旅。
つまらないブログですが、毎日多くの方に訪問していただいており、嬉しい限りです(^v^)
そして開設1年目にして訪問者数10000人の壁を突破。
これからもよろしくお願いしますm(__)m
久々の更新ですが、今回はANAのB767-300で中部空港から那覇空港までの搭乗記を作成しました。
普段使わないANAのマイルがなぜか12000マイル程度貯まっていたので、思い切って特典航空券に交換。
そのため今回は片道分だけANA利用でマイル消化ついでの1泊2日の沖縄旅行へ。
そんな時のANAの搭乗記です。
搭乗機B767-300(JA8324)
搭乗機のB767-300、セントレアの展望デッキから撮影。
なんと機齢22年6ヵ月のベテラン機。もちろん安全面は大丈夫ですよ。
一般的に旅客機の経済的な寿命は20年と言われているのでそろそろこの搭乗機も退役でしょうね。
余談ですが、日本の機体のメンテナンス状況は比較的良いため中古機市場でも人気だとか。
1993年登録のこの機体。
1993年と言えばレインボーブリッジが開通した年でもあります。
うーm、時代を感じる・・・
搭乗DATA
航空会社:ANA
搭乗日:2015/5
路線:中部国際空港⇒那覇空港 (発10:20⇒着12:35)
便名:NH303
座席:9K
機材:B767-300(JA8324) 機齢22年6ヵ月
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中部国際空港出発ロビーにて
明るく開放感のある中部空港出発ロビー。セントレアは個人的に好きな空港の1つ。
休日なのでお客さんの数もまばら。
今回の座席はココ↓
今回は那覇へ向かう便なので日本列島が見える右窓側(9K)を選択。
そしてエンジン音を楽しむことができるエンジン前の座席です。
普通席の前にはプレミアムクラス10席、贅沢な2-1-2の配列。
B767型機の特徴として、翼より前方の座席に窓なし席が存在するので座席指定時は注意が必要です。
(ANAのB767の場合16・17の座席。座席表には記載されてないが、10付近にも存在する模様)
機内より
タキシング中にセントレアの管制塔を撮影。B767特有のやや四角い窓とともに。
今では角に丸みを帯びた窓が主流ですが、B767やB737ではこのようにやや四角い窓が特徴的ですね。
BSI(Boeing Sky Interior)仕様のB737、機齢の若いB767-300ERではより丸みを帯びた窓のデザインになってます。
離陸
ねっとりしつつも力強さ感じるCF6のエンジン音を聞きながらテイクオフ。
離陸後右旋回し一路那覇へ。奥には出発地中部空港が。
9Kの座席からはこんな感じにエンジンが見えるのでおすすめ。
おまけにエンジン音も楽しめるので音派のマニアの方も是非。
B747-400DとB767でエンジンを統一化(CF6系列)することでコスト面・整備性の面で様々なメリットがあったようです。
ドリンク・フードメニュー
飲み物の他に中部=那覇路線では有料メニューが存在。どれもおいしそうですね~。
ドリンクメニューは以下の5種類。コーラなど炭酸系はありませんね。
・ANAオリジナルコーヒー
・ANAオリジナルビーフコンソメ
・アップルジュース
・日本茶
・ミネラルウォーター
有料メニューは以下の2種類。支払いには現金・カード・Suica・edyなどが使えます。
・叙々苑コムタンクッパ(500円)
・ハーゲンダッツ
有料メニューは路線によって提供の有無があるので注意が必要です。
ビーフコンソメ
ドリンクはビーフコンソメを選択。地上のANAショップでもこの味を再現したものが販売されています。
再現品とは違い、本物のビーフコンソメはまろやかで口当たりが優しく、おいしかったです。
安全のしおり
B767-300の安全のしおり。JALとは違って機体がイラストではなくて写真なのがいいね。
ヘッドホン
ごく一般的なヘッドホン。エコノミーなので文句は言えませんが、装着性は微妙。
白いクッション部が結構柔らかく、もう少し弾力があってもいいのかなと個人的に感じた。
聴診器型と比べて清潔感があってよろしい!!
機内より
青い空、白い雲。心地よいCF6エンジン音が耳を包む。
飛行機に乗ってる感じを撮影するならやはりエンジンを絡めた方が画になりますね。
機内の様子
このフライトの搭乗率は50%ほど。所々に空席がちらほら見られた。
1990年代製造の機材のため、最新機材と比べると荷物棚・照明などの古さを感じる。
同じB767でもB767-30ERではB777と同じ丸みを帯びたより収納力を強化した荷物棚に変更となっています。
個人的にはこの荷物棚もB767初期型の特徴を残していて好き。
翼の非常口
B767の特徴でもある翼の上の2箇所の非常口を機内から。
ここの非常口座席は画像のように何も足元を遮るものがないのでかなり快適そうです。
(非常口座席に座っている人の足がちょっと映ってます)
トイレ
機体中央部のトイレ。おむつ交換台つき。
画像の通り、特に何も特徴のないトイレです。便器横にもスペースがあるので一般的なものよりやや広め。
座席上
時代を感じる読書灯、一昔前の雰囲気漂うシートベルト・禁煙サイン。
全体的に角ばったデザインが多いですね。これも当時の流行りでしょうか。(近年では丸みを帯びたデザインが主流)
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一世代前だけど普通の座り心地の座席
ANAのB767のシートはシートポケットを座席上部に移すことで足元の広さを確保した薄型シート。
現在主流の青い新型シートよりも1世代前のもの。
シートピッチは大手航空会社で一般的な31インチ(79cm)。LCCの29インチよりも2インチの余裕。
シート
ANAの一般的な薄型シート。シートポケットは座席上部に設置。
薄型化、シートポケットの位置の工夫により足元の広さを確保している。
導入から時間が経っているせいか、シートの色があせてくたびれた感が出てきているように感じました。
問題の窓無し席
上画像右側の席(10番)のシートには窓がない(ずれている)ことがわかるでしょうか。
完全に窓がないというよりもずれているといった方が正しいかもしれませんが。
景色を見るには顔を少し前に移動させる必要があり、ちょっと疲れます。
よってB767の10番のシートは窓の位置にこだわる人にはおすすめしません。
座席間隔
シートピッチは一般的な31インチ(79cm)。やはりLCCよりも広い(当たり前か)。
身長170後半の自分ですが、前席との間に握りこぶし1つ分は入りました。
前席足元付近には小物入れとしてのシートポケットが残されているのみ。
一体この小さなシートポケットに何が入るのだろうか・・・ペットボトルは入りそうにないかなぁ。
操作盤
ここも普通の飛行機と同じ操作盤ですね。特筆すべき点はないです。
機内
2-3-2の座席配置のB767。通路・窓に面する席の割合が高いので乗り慣れた人に人気な機種の1つ。
トイレに行くために通路に出る場合であっても、どんな場所の席でも1席だけまたげばいいので楽というのも人気の理由。
(ANAのB787のように3-3-3の詰め込み仕様とは大違い!!)
また窓に注目すると、後方の席になるのにつれて窓なし席が多くなっていることがわかります。
B767の翼より前の席を選択するときは窓なし席に注意です。
那覇空港にて
無事に那覇空港に到着!!
那覇基地のP-3CやF15J、E-2などの自衛隊機を横目にタキシングしスポットへ。
ここでは画像の掲載は控えますが、P-3Cの数には圧巻されました。さすが日本の防衛の最前線。
そしてスポット付近には画像のようにJTAと美ら海水族館のコラボ塗装のさくらジンベエが。
沖縄らしさ満点でイイネ!!
灼熱の那覇空港に到着
灼熱は言い過ぎましたが、東南アジアを思い出させる湿度・暑さの沖縄に到着。
降機時にANAの絵葉書をいただき、無事ANAでの空の旅を終えました。
機齢22年超の機材だったのにも関わらずコンディション面(窓の傷・シートの不具合など)の問題はまったく問題なく、
整備が行き届いており快適なフライトを満喫することができました。
やはり日本の翼、機齢が20年超えであってもメンテナンスはしっかり行われていますね。
機齢が高い機材だと窓に傷があったりシートがガクガクしたりと問題が多いですし・・・
普段JALばかり利用してる自分ですが、たまにはANAを利用するのもいいね!!
ビーフコンソメの味がまたJALとは異なっていておいしかったです。
今度はANAのB787に乗りたいなぁ(^・^)
おまけ
那覇空港到着時の機外カメラの様子。やや右方向に機体がぶれているのがわかります。
通路側の席の人でもこのような演出があるので離着陸時でも飽きないかも。
個人的にこの機外カメラ大好きです!!
まとめ
・機材は機齢22年のベテラン機。コンディションはまったく問題なし
・ドリンクの他に有料メニューも存在(アイスとか)
・座席間隔は31インチとふつうの広さ
・B767に多い窓なし席に注意
評価
機内食
★★★☆☆
シート
★★★☆☆
機材コンディション
★★★☆☆
機内スタッフ
★★★★☆
エンターテイメント
★★★☆☆
時間の正確さ
★★★★★
総評
★★★☆☆
久々のANA利用。たまにはANAもいいね!!いいフライトでした。