まったり空の旅

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キャセイパシフィック航空 搭乗レビュー

【搭乗記】キャセイのB777-300用ロールスロイスのエンジン音を堪能する

投稿日:2022年3月12日 更新日:

 

世界的にレアなロールスロイスのエンジンを装備するB777。

今回のキャセイのように、英国との繋がりが深い国で採用されることが多め。

そんな訳で今回は、キャセイパシフィック航空のB777-300にて香港からバンコクまでフライトしました

 

キャセイパシフィック航空のB777-300型機
今回の搭乗機と同型機種のキャセイのB777-300。世界的にERでないB777-300は世界的にレア。主にアジア圏での運用が目立ちますが、一部はロシア国内でも活躍中。日本のB773はPW製エンジンの不具合により長期運航停止中ですが、RR製を装備するキャセイやロシア航空では現在も活躍中。今後の動きから目が離せません。

 

搭乗DATA
航空会社:キャセイパシフィック航空
搭乗日:2019/02
路線:香港 
 バンコク・スワンナプーム
飛行時間:3
時間05分 (発16:05⇒着18:10)
便名:CX701
座席:42A エコノミークラス 窓側
機材:B777-300 (B-HNJ) 機齢19年8ヵ月 

 

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キャセイラウンジはTHE PIERがおすすめ

香港国際空港といえばキャセイパシフィックの拠点。

キャセイラウンジは世界のどこでも素晴らしいのですが、特に香港のザ・ピアは凄いです。

綺麗なラウンジと充実の食事。そして、ティー・ハウスでは様々なお茶を楽しむことが可能。

 

キャセイパシフィック航空ラウンジへの入口
THE PIER(ザ・ピア)ラウンジへの入口。今回はビジネスクラスラウンジへ。ファーストクラスラウンジは別の場所に存在。

 

キャセイラウンジ内の様子
2016年にリニューアルしたラウンジ。木目調の落ち着いたデザイン。無印良品感。奥行きがありました。

 

 

定番の坦々麺

キャセイといえば定番の坦々麺。まろやか & 山椒系の香辛料が効いてて美味しかったです。

 

ラウンジでの食事
軽食。キャセイといえば左下の坦々麺。まろやかな味わいと山椒系の香辛料の風味がGoodな1品。細麺。その他の料理も美味しく、香港に入国せずとも香港成分を補給出来ました。食事の際はシャンパンもお忘れなく...

 

 

ティー・ハウス

個人的にザ・ピアでお気に入りなのがティー・ハウス。

食後のティータイムを楽しむことが出来ました。

 

ラウンジ内のティーコーナー
ティー・ハウスの様子。カウンターでは様々なお茶を提供してくれます。お茶の他にお茶菓子・ドリンクもあり、ティータイム専門スペースといった感じでした。

 

お茶の種類
紅茶・緑茶・ハーブティーなど、様々な種類のお茶を選択可能。カウンターでオーダーすると、ポットと共に提供してくれました。

 

紅茶と茶菓子
アールグレイでティータイム。香港名物のエッグタルトとともに。紅茶は風味がGood!!。ティー専門の場所を別途設けている点で、香港らしさ・キャセイらしさ満点。これとは別にコーヒースタンドもあり、こちらでも様々なドリンクが用意されていました。

お茶・珈琲好きはザ・ピアがおすすめです!

 

 

ロールス・ロイスのエンジン装備のB777

今回の搭乗機はロールス・ロイス Trent 800を装備したB777-300。

先述したとおり、ロールス・ロイスのエンジンを装備したB777は世界的にレア。

日本のエアラインのB777はPW製かGE製のエンジンだけなので、搭乗出来る機会は限られてしまいます。

 

今回の搭乗機のB777-300
今回の搭乗機のB777-300(B-HNJ)。機齢約20年のベテラン機。英国と繋がりの深い香港のエアラインらしく、キャセイの保有機はロールス・ロイスのエンジン装備機が多めです。

 

 

2クラス438席仕様の機内

ビジネスクラス42席・エコノミークラス396席の計438席。

近距離・中距離路線向けの77P仕様。

 

今回の座席位置
キャセイパシフィック航空の座席表と自席の位置(引用:キャセイパシフィック航空 HP)。今回は、エンジン音を最大限満喫できるエンジン前席の42Aを指定。

 

今回のエコノミークラスの座席
今回の座席の42A。リニューアルされたエコノミークラスは足元広さ・装備・デザインすべてがGood!!少々固めの触り心地のキャセイカラーの布生地。ひじ掛けが細く、腕がはみ出してしまいました...それだけがマイナスポイント。

 

横から見た座席
窓1.8個分のスペース。大型のヘッドレスト程よい反発系で左右のホールドが可能。全体的に洗練されたスタイリッシュな座席。

 

後方から見た座席
大型のモニターはコンテンツ・操作性ともにGood。

 

個人モニター装備の座席
大型の個人モニターはサクサク系のレスポンス。日本語対応。モニター直下にはカップホルダー兼小型テーブル、さらにその下は通常のテーブル。テーブルの充実度は高めです。

 

 

一般的な広さ

座席の広さはやや広め。他社大手よりも足元スペースに余裕がありました。

もしかしたら、プレエコレベルなのでは??

 

座席の足元広さ
着席時の足元広さ(身長170cm後半)。他社大手のエコノミークラスよりも足元スペースに余裕がありました。メインのシートポケットの他に、手前側には小型の物が設けられているため収納力は高め。

 

握り拳1個分の足元広さ
握り拳1.5個分のスペース。エコノミークラスでこの広さ、キャセイさん素晴らしいです!

なぜか、同じB777-300・同じ座席でも成田⇒香港ではスペースがやや狭めでした。ゾーンによっては若干の座席間隔に差異があるのかもしれません。

 

座り心地レビュー

握り拳1.5個分の足元広さ。座席幅は普通。ホールド感ややあり。布の生地。ヘッドレストは程よく反発系。テーブル2箇所あり。ひじ掛け細めではみ出る。

座席の柔らかさ
★★★☆☆

 

 

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エンジン音が素晴らしいフライト

バンコクまでは約3時間のフライト。

素晴らしいエンジン音・機内食・エンタメコンテンツのおかげであっという間でした。

 

上質なロールス・ロイスのエンジン音を楽しむ

定刻にてドアクローズ。

約3時間のロールス・ロイスのオーケストラの開演!

 

駐機中の出発前の景色
駐機中。隣にも同型機のB777-300。これらの機材は経済寿命とされる20年が近いため、今後A350-900やA350-1000にバトンを渡すことになるものと思われます。

 

消防隊の訓練用のモックアップ
タキシング中に見えた消火訓練用の施設。DC-10の3発機スタイルの尾翼にB747のアッパーデッキを融合させた機体。訓練の際は実際に点火するのでしょうか。すぐ右には消防隊の施設があり、周囲をランニングする隊員と思しき姿が確認できました。

 

香港国際空港離陸時の景色
いざぁ離陸。中~高回転域でギューン+ヴィーン感のある、豪快かつ上質な音色を響かせてくれました。B787のTrent 1000や、A350のTrent XWBとは異なる方向性の音色。良くも悪くも、従来型の音色。

 


離陸時の動画。

 

 

水平飛行中の景色
大きな揺れもなく水平飛行へ。窓・エンジンカウル・翼のすべてに汚れがなく、大変綺麗な機窓の撮影に成功。日本では搭乗機会のないRR Trent800エンジンの機体。早く香港に行きたいものです。

 

機内の様子
機内の様子。自席の窓位置はL2ドアから6~7個目。搭乗率は8割程度でタイ人の姿多め。

 

 

機内食

出発から約90分後、お待ちかねの機内食タイム。

近距離なので控えめのボリュームの機内食。パスタ or チキンカレーの2択でした。

 

ペンネの機内食
パスタorチキンカレーの2択。今回はパスタ(ペンネ)を注文。欧米向けの味付け。他にはパン・果物・ハーゲンダッツのアイスクリーム。量は控えめ、味はまぁまぁでした。

料理一覧
・ペンネの牛肉ソース掛け
・パン
・果物
・ハーゲンダッツ
・水

 

 

メインの機内食の拡大
メインのペンネの牛肉掛け。 牛肉は肉感が高めで食べ応えがありました。欧米系の味付け。全体的には香辛料の風味あり。ペンネは若干乾燥気味でしたが、機内食なので地上と同クオリティを求めることはナンセンスです。良しとしましょう。まぁまぁでした。

 

 

機内誌

機内誌など
シートポケット収納物一覧。

 

個人モニター

エンタメコンテンツ量は十分。日本語にも対応。

 

個人モニターのエンタメコンテンツ一覧
画質・発色・操作性・コンテンツ量すべてにおいてGoodな個人モニター。日本語にも対応しているため、今回のような日本路線以外でも安心して楽しむことが出来ました。

 

 

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夕暮れのバンコクへ到着

機内食タイムも終わり、フライトはいよいよ終盤戦へ。

心地よいエンジン音のオーケストラもフィナーレです。

 

2軸式のPWか3軸式のRRか

B777-300のエンジンはPratt & WhitneyのPW4000シリーズか、Rolls-RoyceのTrent800シリーズの2択制。

それぞれ設計に違いがあり、長所もあれば短所もあります。

キャセイの場合は英国との繋がりが深い香港のエアラインということもあり、性能よりも英国メーカーのロールスを選択したといった点が支配的ですが。

 

ロールスロイスTrent800の機窓
夕陽に照らされるTrent800。B777-300ではPWのPW4000か今回のRR Trent800の2択選択制。両者の大きな違いは、Trent 800が3軸構造なのに対し、PW4000が2軸構造。これらの設計上の違いにより、Trent 800の方が約1トン近く重量が軽減されています。航空機において重量はシビアな問題で、特に燃費に大きく影響を及ぼすとか。

ロールス・ロイスの3軸構造好きな所はTrent 800だけでなく、B787用のTrent 1000でも同様です。GEのGEnxでは2軸式が採用されています。3軸式の利点は各圧縮機が最適な回転数で回転できるため効率が良いメリットがありますが、構造が複雑になるデメリットも存在します。

どっちがいいんですかね??しかし、B787用Trent 1000ではANAなどでエンジンの不具合が大きな問題となりました。性能だけでなく、信頼性の面でも評価する必要がありそうです。

 

エンジンに貼られたロールスロイスのマーク
Rolls-Royceのマーク。Trent 800は日本の川崎重工やIHIも技術協力・製造に参加しています。

 

 

機外カメラが楽しい

マニア歓喜な機外カメラを装備。ノーズギア視点でした。

 

モニターに映る機外カメラと外の景色
ファイナルアプローチ中の景色と機外カメラ。最近はこのような遊び心のある機能を搭載した機材が少ないので、キャセイのサービスには救われます。視点はノーズギアのみ(だったと思います)。

 

機外カメラに映し出される前脚
19Rに着陸。画質は少々粗め。

 

スムーズな着陸

逆噴射時のエンジンの様子
大きな揺れもなく、スムーズにランディング。スラストリバーサ展開。夕暮れのバンコクに到着。

 

バンコク・スワンナプーム国際空港の内部
自国のような安心感。約20分遅れで到着でした。

 

 

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まとめ

そんな訳で、B777-300で香港からバンコクまでフライトしました。

やはり、エンジン前席は音色が心地よいですね。

ロールスロイス Trent 800の豪快なエンジン音。終始気持ち良かったです。

座席の満足度も高く、座り心地・機能・デザインすべてにおいてGood。

機内食はまぁまぁ。しかし、香港のラウンジが素晴らしかったので良しとしましょう。

今後レアになるB777-300。Trent 800装備機の動きから目が離せません。

 

評価

機内食
★★★☆☆(ペンネのミートソース掛け。欧米系の味付け&牛肉感高め。味はまぁまぁ)

シート
★★★★★(握り拳1.5個分のスペース。座り心地・機能・デザインすべてがGood)

機材コンディション
★★★★☆(機齢約20年。老朽感はなく機内も綺麗だった)

機内スタッフ
★★★★☆(親切丁寧テキパキとしたサービス)

エンターテイメント
★★★★★(個人モニター・機内誌。モニターは日本語対応。Trent 800のエンジン音と機窓は最高のエンタメ)

時間の正確さ
★★★★☆(約20分の遅れ)

総評
★★★★

 

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