ANA 搭乗レビュー

機内食と機体が最高なB767-300プレミアムクラスで那覇から成田へ

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ANAのB767-300のプレミアムクラス。

小糸工業(現:KIホールディングス)の旧型座席、B767のレトロな機内、美味しい食事・飲み物など。SFC修行のラストフライトにふさわしい、最高のフライトとなりました。

そんな訳で今回は、ANAのB767-300ERのプレミアムクラス搭乗記クラシカルなB767&座席で、那覇から成田までフライトしました

 

那覇空港ANAラウンジに設置された琉球泡盛
那覇空港のANAラウンジにて提供されていた琉球泡盛「久米仙」。ビールはオリオンビールが提供されている辺り、沖縄らしさ満点。

 

搭乗DATA
航空会社:ANA
搭乗日:2019/06
路線:那覇
⇒成田
飛行時間:2
時間40分 (発11:45⇒着14:25)
便名:NH2158
座席:2A プレミアムクラス・窓側席
機材:B767-300 (JA8674) 機齢25年0ヵ月 

 

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ラウンジ内からの眺め
ANAラウンジから国際線ビル方向を望む。色付きガラスのため、撮影は不向きです。ここでは控えめにオレンジジュースをいただきました。

 

機体年齢25年のベテラン機材

今回の搭乗機は1994年登録のB767-300(機体番号:JA8674)。機体年齢25年。

残念ながら、搭乗1ヵ月後の2019年7月に退役。アンカレッジ経由で米国のサンバーナーディーノまで回送されました。

ANA創立60周年記念塗装の「ゆめジェット」塗装が注目を浴びた本機。B767にも退役の波が押し寄せてきています。

 

今回の搭乗機のB767-300(JA8674)
今回の搭乗機はB767-300(JA8674)。機齢25年。搭乗の1ヵ月後に退役。徹底的に使い込んでからの退役といった所でしょうか。経済的な寿命が約20年と言われる中、本機は25年も活躍。メンテナンス代も掛ったことでしょう。

筆者も走行距離20万km超の車を保有してますが、維持費がじわりじわりと痛いです。老朽化には勝てません...

 

搭乗橋からの搭乗機の眺め
SFC修行もこのフライトで終わり。解脱です。さよなら沖縄、次は観光客として訪問します。

 

小糸工業製のレトロだが快適な座席

合計10席設置されたB767-300/300ERのプレミアムクラス。

メーカーは小糸工業(現:KIホールディングス)。シートの安全性に関するデータの改ざんが摘発されたことで、悪い意味で有名になってしまいました。

このシートは2014年に退役したB747-400Dに装備されていたものとほぼ同じもの。令和になった今でも、ジャンボのプレミアムクラスの座り心地を体験できる訳です。B777の最新のプレミアムクラスと比較すると、レトロさは否めませんが。

 

ANAのB767-300の座席表
今回の座席はプレミアムクラス窓側の2A(引用:ANA HP)。気兼ねなくリクライニング可能なセクション最後部を指定しました。

 

B767-300のプレミアムクラス
今回の座席2A(降機時に撮影)。B747-400D時代から続く、布製の厚い座席。各種操作は手動。パーテーションは控えめ設計ですが、着席時は隣席の人の顔はまったく見えません。

 

横から見たB767-300のプレミアムクラス
横から。文句なしの座席間隔。グレーのふかふか絨毯がレトロ。令和になった今日でも、ジャンボのプレミアムクラスの座り心地を模擬体験できます。

 

左から足置き・フットレスト・リクライニングの操作レバー。オーディオ操作盤もレトロ。時代遅れな設計ですが、それがまた良い!!

 

スリッパとヘッドホンのアメニティ
スリッパとヘッドホン。スリッパは持ち帰り可能。

 

素晴らしい足元広さ

シートピッチは約127cm(約50インチ)。

当たり前ですが、足元広さは文句なしです。

 

プレミアムクラスの足元の広さ
文句なしの足元広さ。国際線ならビジネスクラスレベル。座席幅も広く、握り拳が両サイドにそれぞれ1個入りました。

 

足元の広さを上から見た状態
握り拳5個分以上の足元広さ。広すぎて逆に落ち着きません(笑)。シートポケットまで距離があるので、出し入れが大変でした。幸せな悩みですね。

座り心地レビュー
背もたれのホールド感ややあり、シート幅は両サイド拳1個分、握り拳5個分以上の足元広さ、ゆりかごのようなリクライニング感、頭部は程よい柔らかさ、隣席の客の顔が見えないためプライベート感高め。

座席の柔らかさ
★★★☆☆

 

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B767ならではのフライト

機体年齢25年の今回の機体。

レトロさを様々な箇所で感じることができました。

 

一昔前のフライトマップ

個人モニター未装備の本機。

最近の機体は全席モニター装備が一般的ですが、B6は壁の機内モニターだけ。

コンテンツも少々時代を感じる内容でした。

 

機内モニターに表示されたフライトマップ
機内モニターのフライトマップ。発色、表記が少々時代を感じました。壁の市松模様はB744D・B773などベテラン機材に施されていましたね。今でもその名残を感じることができます。

 

B6特有の素晴らしい離陸性能

離陸性能が高いB767。

離陸時の滑走距離は短く、キツめの角度で上昇します。

高いエンジン推力、機体設計によるものでしょう。パイロットさん的には操縦が難しい機体といった話もありますが。

 

機内から見えた那覇空港の滑走路
那覇空港の滑走路を機内から。四角い窓枠がレトロ感あり。機齢が若いB6は窓枠も丸みを帯びたものに変更されているため、角ばったスタイルが楽しめるのは今だけでしょう。

 

那覇空港離陸時の様子
強めのGを感じながら那覇空港を離陸。相変わらず、B6の離陸角度は高い!!推力重量比も他機種よりも高いです。

 

レトロな機内

曲線形のデザインが主流の今日。

最新鋭のA350やB787は丸みを帯びた機体・機内設計が一般的です。

B767の後期型もB777準拠の丸みを帯びたデザインの荷物棚を装備するなど、角ばったデザインの初期型はレアになりつつあります。

 

安全のしおり
安全のしおり。

 

クラシカルなデザインの機内
角ばったデザインの荷物棚、暖色系の蛍光灯、四角い窓、各種サイン灯など。レトロさが漂う機内。

 

レトロな禁煙・シートベルトサインの表示
漢字と英語表記のレトロなサイン灯。近年はマークによる表記が一般的です。

 

水玉模様の壁模様
水玉模様の壁。こちらも最近は目にすることがなくなってきました。

 

水平飛行時の様子
水平飛行へ。角ばった窓は初期型B767の特徴。後期型はB777のような丸みを帯びたデザインになってしまいました。

 

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機内食タイム

離陸から約30分後。お待ちかねの機内食タイム。

那覇発の昼食時間帯。和食の料理が提供されました。料理は全体的に出汁が効いており、美味しかったです。

ただ1点。シャンパンが品切れだった点はマイナスポイントでしたが...

 

和食の機内食とドリンク
和食の機内食。白みその味噌汁付き。出汁がしっかりと効いており、美味しかったです。アサリも数が多めでGOOD!!梅雨前線による気流の乱れの中、緊張感漂うランチタイムになりましたが(笑)。

 

料理一覧
・玉子焼き
・海老
・にしん昆布巻き
・さつま揚げ
・金平つくね
・ひじきの煮物
・サツマイモ甘露煮
・人参しりしり
・煮物と鮭の湯葉餡かけ
・あさりご飯

 

機内食の主食の拡大画像
メインの料理。煮物と鮭の湯葉餡かけ内の揚げナスが美味しかったです。ナスの弾力・風味。これは地上でも作ってみたいですね。量もちょうど良かったです。欲を言えば、JALのように食器で提供してもらえればなぁ。

 

機内で提供されたスパークリグワイン
チック・バルセロナ・ブリュット(スペイン)。渋みが少ないやや辛口。飲みやすく美味しかったです。那覇路線なのでシャンパンを楽しみにしていた所、品切れによりスパークリングワインになりました。少々残念でしたが、美味しかったのでOK!!

 

アルコールのメニュー
アルコールメニュー一覧。幹線ではシャンパンが提供されます。

 

水平飛行時の様子
エンジンと主翼を絡めた機窓撮影には不向きです。前方座席のためエンジン音も控えめ。座席を取るか、機窓・音を取るか。究極の選択。

 

ドリンク祭

機内食も終え、次はドリンクへ。

飲み終わるタイミングでCAさんが次の注文を聞いてくれるため、つい、何杯も満喫してしまいました。

やはり、那覇路線のような長距離区間はじっくりサービスを楽しめるので良いですね。

 

アイスコーヒーとアールグレイクッキーの茶菓子
1杯目は夏季限定のANAアイスコーヒー。アールグレイのクッキー付き。個人的に、ANAのアイスコーヒーは通年提供して欲しいレベルで好きです。上空補正のおかげか不明ですが、コンビニの機械で挽くものより美味しかったです。

 

紅茶とアールグレイクッキーの茶菓子
2杯目はダージリンの紅茶。先ほどと同じアールグレイクッキー付き。紅茶は熱すぎず、飲みやすい温度でした。素晴らしい心遣い。クッキーはバター感・アールグレイ感が強く、大変美味しかったです。紅茶にぴったり。

 

オリオンビールとおつまみ
3杯目。沖縄のオリオンビール。おつまみ付き。オリオンはクセがなく、ライトな飲み心地なので個人的に好きです。B767のクラシカルな機内で楽しむドリンク。最高でした。木目調のテーブル柄が渋くてイイ。

 

コーラ
4杯目。〆はコーラで。氷入り。やはり、地上でも上空でも海上でも海外でも国内でも、コーラは裏切りません。なんて素晴らしい飲み物なのでしょうか。

 

あっという間に成田へ

ドリンクサービスを満喫していると、降下が始まりました。いよいよ成田です。

2時間40分のフライトも飲食のサービスのためか、あっという間に感じました。

これにて、総額48万円・合計35フライトのANA SFC修行も終わりです。

 

機内モニターに映し出された着陸時のライブ映像
RUNWAY 34R。SFC修行最後の着陸。

 

到着客を出迎えるランプバスたち
定刻にて成田に到着。エティハド・スタアラメンバーとのコードシェア便。乗継と思われる外国人客が多かったです。

 

降機時に撮影した搭乗機
世界的にレアなERでない300型。那覇からのレトロなフライト、ありがとうございました。

これにて、SFC修行・完了!!

 

まとめ

そんな訳で、ANAのプレミアムクラスで那覇から東京・成田までフライトしました。

レトロな機内のB767-300。

今となってはレアなクラシカルな機内装備・デザインを満喫することが出来ました。また、食事・飲み物も素晴らしかったです。

美味しい食事と飲み物、素晴らしい座席と機体。

引退続出のB767。この素晴らしい機体のフライトを今のうちに楽しんでおきたいと思います。

評価

機内食
★★★★☆(和食の昼食は出汁が効いていて美味しい。特に揚げ茄子。飲み物はどれも美味しい。シャンパン品切れは残念)

シート
★★★★☆(文句なしの足元広さ。座り心地は良い。視界に隣席客が入らず、プライベート感も高い)

機材コンディション
★★★★☆(機齢25年。超ベテラン機だがメンテナンスは行き届いていた。逆にレトロな機内がGreat!!)

機内スタッフ
★★★★★(親切丁寧なサービス。プレミアムクラスのサービスを十分満喫することができた)

エンターテイメント
★★★★☆(機内誌・オーディオ。レトロな機内はある意味、眺めるエンタメ機能)

時間の正確さ
★★★★★(定刻)

総評
★★★★★

 

おまけ
ゆめジェット塗装時代の今回の搭乗機
ゆめジェット時代のJA8674。機齢25年になるまで大切に使い込まれました。本機は今頃、アメリカの砂漠で翼を休めていることでしょう。

 

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