ANAが2017年導入予定の新機種まとめ

あけましておめでとうございます。
2017年も本ブログ「まったり空の旅」をどうぞよろしくお願いいたします<(_ _)>

今回は2017年にANAホールディングスが導入予定の新機材についてまとめました。

2016年は日本初のA320neo、再復活したA321ceoの2機種を導入したANA。

2017年は次の1機種のみが新機種として導入予定です。

・A321neo

ANA公式の機材計画表。2017年はA321neoが新しく導入される。(出典：ANA)

2017年に新導入・追加導入される機種は以下のとおり。

(機材計画の変更により、導入時期・機体数は増減する可能性があります。ご了承ください。)

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A321neo(新導入)

26機の導入が予定されているA321neo。2017年は2機受領予定。(画像：AIRBUS)

日本の航空会社初となるA321neo。

ベースのA320の胴体を6.9m延長したA321。
今回ANAが導入するA321neoは、従来型のA321のエンジンをリニューアルしたもの。

よって、従来のエンジンを装備したA321をA321ceo(ceo：current engine option：従来のエンジンの意)、
新型エンジン搭載機をA321neo(neo：new engine option：新しいエンジンの意)と区別している。

エンジンは、将来ANAが導入予定のMRJと同シリーズの「PW1100G」を装備。(MRJはPW1300G)
最新鋭のギアードターボファンにより、低騒音・低燃費を実現している。

MRJと同シリーズのエンジンを採用することで、整備面のコスト削減・共通化を図っているものと思われる。

従来型のA320ceoシリーズより燃費を15％向上させ、騒音を50％低減させた。

運用路線は国際線・国内線の両路線での活躍が予想される。
B737と異なり、床下に貨物コンテナの搭載が可能なことから、貨物需要の高い路線での活躍が期待される。

座席はA321ceo同様に2クラス(ビジネス・プレミアムクラス/エコノミー・普通席)で構成される予定。

初号機導入時期は2017年6月が予定されている。

ここからは従来機材の2017年追加発注分についてまとめました。

A321ceo(追加導入)

計4機の導入が予定されているA321ceo。2017年に最後の1機を受領し、A321ceoの導入は完了する。

A321neo導入までの「繋ぎ」として導入される4機の現行型A321ceo。
長期的な保有は考えていないらしい。

A320neo(追加導入)

2016年の初導入から引き続き、2017年は2機受領予定。最終的に7機導入予定。(画像：AIRBUS)

2016年12月に初導入したA320neo。羽田=関西路線でデビューした。
近距離国際線での活躍が見込まれる。

B787-9(追加導入)

急速に勢力を増すB787-9。2017年は6機を受領予定。

2014年の初受領から2016年までの約2年間で21機のハイペースで受領したB787-9。
B787-8(計36機)の受領が2016/5をもって終了したため、今後はB787-9、B787-10のみの導入となる予定。

Q400NG(追加導入)

MRJの納入遅れによる機材計画の見直しにより、追加導入される予定のQ400NG。2017年に3機受領予定。

納入遅れが繰り返されるMRJ。
仕方なくQ400NGを3機導入することに...

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以上、ANAホールディングスが2017年に導入予定の新機材・追加機材のまとめになります。

新機材の導入ラッシュのANA。
将来はA380、MRJ、B777-9X、B787-10を導入するなど、機材の話題が尽きそうにありません。

早くA320neo、A321neoに乗ってみたいものです(^.^)

2016年版はこちら↓↓
ANAが2016年に導入予定の新機種まとめ

2018年版はこちら↓↓
ANAが2018年に導入予定の新機種まとめ