まったり空の旅

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JAL 搭乗レビュー

【搭乗記】JALのB787のSS8ビジネスの座席で名古屋から成田へ

投稿日:2015年11月30日 更新日:

 

いよいよ12月本番へ。時間の流れは早いものです。
20歳を超えたら人生ジェットコースターのように時が流れるといった風潮があります。
どうやら本当の様ですね。この1年はあっという間に過ぎたように感じます。

そんな訳で今回は名古屋旅行の際に中部国際空港(セントレア)から成田空港までの移動に利用した
日本航空(JAL)のフライトについて自分の体験を交えてまったり紹介します。

今回はB787のビジネスクラスのシートを堪能するためだけに名古屋旅行を決行。

夏季のみ限定で国際線機材のB787が中部=成田路線に入っていたので早速予約。
国内線で国際線のビジネスクラスに着席できるので、これほどお得なことはないでしょう。
シートマニアの貧乏大学生にとって嬉しい夏のプレゼント、ということで。

 

ビジネスクラス(JAL SKY SUITE)
SS8のビジネスクラスシート
全席通路アクセス可能、フルフラット可能などファーストクラスにも並ぶ快適さのシート。(出典:JAL)

正式には「JAL SKY SUITE 787」(以下SS8)
今回はこのシートにお世話になります!!

 

搭乗DATA
航空会社:日本航空(JAL)
搭乗日:2015/8
路線:中部国際空港⇒成田空港 (発8:20⇒着9:30)
便名:JL3082
座席:3A
機材:B787-8(JA838J)  機齢0年8ヵ月

 

 

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今回の搭乗機B787-8(JA838J)
今回の搭乗機のJALのB787-8(JA838J)
機齢8ヵ月のB787に搭乗。夏季限定で中部成田線にて運航していた。

搭乗機のJA838JはB787で2機目の「JAL SKY SUITE 787」仕様の機材。
今回の搭乗機は前日の台風の影響で機材が前日に中部に到着できなかったため、わざわざ出発当日の朝成田から飛んできました

 

ラウンジ(国内線)
JAL・ANA共同使用の中部国際空港のラウンジ
中部国際空港のラウンジはJAL・ANA共同使用。朝の時間帯だったのでそこそこ混雑していた。

JAL・ANAの2社共同使用で1個所のみの国内線ラウンジ。
内部はそこまで広くはなく、ごく一般的なラウンジの広さ。

 

飲み物
ラウンジ内でいただいたオレンジジュースとおつまみ
オレンジジュースとおつまみを頂いた。おつまみはスーパーにありそうな市販品。

出発まで時間がなかったのでオレンジジュースを選択。
朝8時からビールを飲むのはさすがに体がキツイ。さすがの20代でも朝ビールは無理である。

 

搭乗時より
搭乗時の様子
汚れが全くない搭乗機。さすが新品である。いざ成田へ!
このフライトが自分にとって人生初のB787搭乗となりました!!

 

今回の座席はココ↓↓
JALのB787-8型機の座席と自席の位置
開放されていたビジネスクラス区画の3Aを指定。SS8シート初体験。

圧倒的なビジネスクラスの領域。機体の半分を占める。
ちなみに、航空業界ではファースト・ビジネスが利益の大部分を占めるとも言われています。

 

世界で最も優れたビジネスクラスシート

JALのビジネスクラスシートは2013年に「ベスト・ビジネスクラス・エアラインシート」賞を日本で初めて受賞。
「JAL SKY SUITE」のプライバシー性の高さ、フルフラット時のベッドの広さなどが高く評価された。

全席通路アクセスや大画面液晶など従来のシートより大きく進化した。

 

今回の座席(3A)
JALのSS8ビジネスクラスの3Aの座席
区画最後部の窓側3A。窓側であっても通路側にアクセス可能である。

SKY SUITEの特徴でもある全座席通路アクセス。隣の人をまたぐことなく通路に出れます。
画像右端の通路とを通って行き来可能。
正直な所通路は狭いです。欧米人だとちょっと窮屈かと。

今回の座席であるビジネスクラス。多分一生乗ることがないでしょう(金銭的に)
だから思う存分満喫させていただきますよ!!

 

足元(通常時)
JAL SKY SUITE787のビジネスクラスの足元の広さ
ノーマルポディションでの足元の広さ。足を組んでも伸ばしてもまだまだ余裕がある。
文句なしの足元の広さ。100点満点!!
膝と前席との間に縦握りこぶし10個分は余裕で入りますね。素晴らしい!!

感動のあまり涙が流れました(>_<)生きてて良かった。
この広さでビジネスクラスです。

 

上空にて
機内よりGEnx-1エンジンを望む
機内よりGEnx-1エンジンを臨む。従来機よりもやや静か。耳障りな周波数成分がなく心地よい。

さすが最新鋭機B787。
大口径エンジンであるのにも関わらず、従来機よりもエンジン音が小さいように感じた。
これなら長距離飛行でも音に悩まされることなく快眠できそうだ。

 

開閉可能なパーティション
開閉可能なパーティション
ボタンにて操作可能な壁。より一層プライベート空間を演出する。

座席の配置がジグザグなので普通に座っても隣の人の顔は見えません
が、さらに個室感を演出するための開閉可能なパーティションが設置されています。

今回のフライトでは離陸後に隣のおじさんが操作して閉めてくれました。
逆に自分がボタン操作して開けることも可能ですよ?(さすがにやりませんが)

 

飲み物&テーブル
コンソメスープと広いテーブル
国内線なのでドリンクのみのサービス。ちょっと寂しい。

今回は中部から成田の国内線だったので飲み物のみのサービスでした。
テーブルの広さも十分であり、凹凸もなく仕事や食事がはかどりそうな設計。
これなら機内でも勉強できそうですね(´・ω・`)

 

上空にて
鶴丸カップと機外の景色
鶴丸カップと共に。今回はビーフコンソメを選択。
上空で飲むコンソメは最高ですね。うーm、Delicious.

 

安全のしおり
JALのB787-8型機の安全のしおり
B787の安全のしおりは黄色の帯。黄色が鮮やかである。
新品ということで折れ・しわ・擦れ傷などなく問題なし。

 

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電子式のシェードを使ってみた

B787で初めて採用された電子式のシェード。
ボタンを押すことで5段階の明るさを設定できる。

完全に風景が遮断されるのではなく、例えるならサングラスを着用した感じで風景は見えるが外の光が抑えられる。

暗くなるのは早いが、暗状態から明状態へ移行するのには時間が掛った。

 

電子式シェード
B787の特徴である電子式のシェード
暗状態と明状態の比較。暗状態であっても外の景色は視認可能。

ボタンを押すとじんわりと窓が暗くなる電子式のシェード。
物理的なシェードとは異なり即応性がない。

ちなみにB787のライバルA350では物理的なシェードを使用している。
どっちのシェードがいいのか好みが分かれそう。

 

機内の様子
ほぼ満席の機内の様子
第2ドアより後ろの区画の様子。こちらもビジネスクラスが続く。そして満席。
ビジネスクラスのシートに乗れることがわかってる人が多いためか、満席だったビジネスクラス区画。

成田から次の地点への乗り継ぎ客が多い印象。

 

ビジネスとは思えない広さのJAL SKY SUITE 787

ベッド幅最大65cm、ベッド長最大188cmのSS8のシート。

フルフラットにすればベッドとしても利用が可能。

 

フルフラット状態
フルフラット状態のSS8ビジネスクラスの座席
平面の表面構造のシート。凹凸がないため寝心地もよい。
国際線では敷布団(エアウィーヴ)も配布される。

「これでもビジネスか?」との声が漏れてしまう気持ちもわかる。

 

足元の広さ
JAL SKY SUITE787のビジネスクラスの足元の広さ(フルフラット時)
座席背部の壁に背中を合わせて座った時の様子。まだまだ余裕がある。

フルフラット状態にして背中をシート背部の壁に合わせて座ってみました。
足元広々です。

やはり靴を脱ぐことは日本人のDNAに刻まれているんでしょうかね。
靴を脱いで足を伸ばすとなぜかリラックスします。
この個室感覚と靴を脱いで足を伸ばせる感じ、まるで実家のような安心感。

 

足元の広さ
JAL SKY SUITE787のビジネスクラスの足元の広さ(フルフラット時)
あぐらもかくことができるほど広い座席幅。圧迫感なし。

日本から古く伝わる座り方の1つでもある「あぐら」。
その歴史は古く、平安・鎌倉時代には男性だけでなく宮廷の女官もあぐらをかいていたとか。
そんなことはどうでもよくて、とにかくあぐらもかける程広いです。

 

フルフラット状態
JAL SKY SUITE787のビジネスクラスのフルフラット時の様子
寝た状態からの撮影。ちょうど足が前席の壁に付くか付かないか程度の微妙な広さ。
靴下の色が黒系で見にくくて申し訳ないのですが、寝た状態だと意外と足が前席の壁ギリギリです。

筆者の身長が170後半なので、180以上の人だと足が付いてしまうかもしれません

ベッドの様に横になれる・・・これでもビジネスクラスです。

 

着陸
逆噴射により立つ水しぶき
雨の成田空港に着陸。使用滑走路はB滑走路。逆噴射の水しぶきがかっこいい。

フライト中は地上が雲に覆われていたため景色を拝むことができず。
そして成田の天候は雨。台風の影響なので仕方ないことです。

 

機内の様子
SS8ビジネスクラス領域の機内
クラス最大級の23インチの個人モニターが並ぶ機内。2-2-2の座席配置。

国際線ファーストクラスと同じ23インチの個人モニターを装備。
エコノミークラスの10.6インチの約2倍のサイズ。
ちなみに自分の下宿先のテレビのサイズが24インチなのでほぼ同じサイズです。

最近の飛行機には驚かされてばかりです。

 

おまけ
中部国際空港内の矢場とんにて食べたソースかつ丼
中部国際空港内の矢場とんにて食べたソースかつ丼。

名古屋といえばソースかつ丼ということで食べた矢場とんのソースかつ丼。
名古屋の味噌は何と言うか独特の風味がしますね。特徴的でおいしい。
でもやっぱり自分は地元の信州みそが一番ですね!!

 

という訳でSS8のビジネスクラスを堪能させていただきました。

「これでもビジネスクラスか!?」といった印象です。
座席数を減らした代わりに個々のスペースを拡大したJALの判断は正しいと思う。

ますます競争が激化する機内・座席の世界。
この様子ならJALはまだまだ勝てるはず。座席マニアの一員として応援しています!!

 

 

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まとめ

・機齢8ヵ月の新品機材に搭乗
・クラスJ料金でビジネスクラスのシートを堪能
・座席の広さは文句なしの100点満点
・世界で最も優れたビジネスクラスシート賞を受賞
・国際線機材でも国内路線なのでドリンクのみのサービス

 

評価
機内食
★★★★☆(ドリンクのみのサービス。ビーフコンソメがおいしかった)

シート
★★★★★(フルフラット、全席通路アクセスなどビジネスとは思えない快適シート)

機材コンディション
★★★★★(機齢8ヵ月の新品なので文句なしの5つ星)

機内スタッフ
★★★★★(絵葉書を頂いたり記念撮影をして頂いた。マニアに嬉しいきめ細やかなサービス)

エンターテイメント
★★★☆☆(機内誌のみ。モニター使用できず)

時間の正確さ
★★★★☆(出発2分遅れ、到着10分遅れ)

総評
★★★★★

 

「これでもビジネスクラスか!?」と思うほど進化したJALのビジネスクラスの"スカイスイート"シリーズ。
このシートなら欧米の長距離路線でもすっきり快眠できそうです。次回は国際線で乗りたいですね。

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