ついに梅雨明けしましたね。夏休みまであと一息。
今年は何とか夏休みを確保できました(^-^;
そんな訳で今回は、信州まつもと空港の国際線チャーター便飛来時の様子をお届けします。
今回はヤクーツク航空による、松本空港初のロシア製旅客機によるチャーター便が運航されました。
ヤクーツク航空(ヤクティア・エア)の松本飛来は2017年の今シーズンが初。
2017年5月の大韓航空や6月のチャイナエアラインに引き続き、7月はヤクーツク航空が国際線チャーター便を運航。
県が目標とする空港国際化へ着々と動き始めているような気配を感じます。
撮影データ
空港:松本空港(MMJ)
日時:2017/07/15
天候:晴れ
撮影スポット:空港外周
ヤクーツク航空と青々と茂った桜の木とともに。2017年の夏の始まり。
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信州松本から極東ロシア・ウラジオストク&ハバロフスクへ
農協観光などの日本の旅行会社が企画した今回のチャーター便。
アウトバウンドのチャーター便のため、乗客はすべて日本人。
松本→ハバロフスク→(シベリア鉄道にて移動)→ウラジオストク→松本
の行程で4日間かけて極東ロシアを巡る。お値段約20万円。
今回は初のロシア機松本飛来ということもあり、松本空港を愛する多くの航空ファンを沸かせた。
農協観光のチラシ。正直なところ、行きたかった...
交通費・ホテル・ツアー・食事代金込みこみで20万ってお得じゃないかな??
旅程など。シベリア鉄道にも乗るプランだとか。ロシア好きにとってはたまらない旅程!!
FDAのチャーター便のおかげで松本は活性化したような気がする。
(FDA, E175, JA05FJ, 2010年登録)
今回の主役、ヤクーツク航空のSSJ-100。
ハバロフスク発松本行き。
ファイナルアプローチ。
進路がずれていたため「ゴーアラウンドか??」と思ったが、直前で旋回し無事着陸コースに乗せた。
(Yakutia Airlines, Superjet 100, RA-89012, 2013年登録)
ロシア製旅客機が松本に飛来するのは2017年の今シーズンが初。
独特なエンジン音が初夏の信州に響き渡った。
ロシアとフランスで共同開発したSaM146エンジン。
ブレードとディスクを一体加工で作るブリスク技術を使用しているため、燃費の向上と整備費用の抑制に貢献しているとか。
スラストリバーサの展開方法が独特だった。
ロシア版リージョナルジェット。MRJとのライバル機でもある。約100人乗り。
意外と機体は小さく、E175と同等レベルのサイズ感であった。胴体幅はこちらの方が太いけど。
製造はかの有名なロシアの戦闘機メーカー「スホーイ」。軍事マニアなら知らない人はいないはず。
昔のような黒煙まみれのロシア機成分はどこへやら。
最近のロシア機は大人しい。時代は変わってしまった...
FDAとのコラボ。今後、空港が活性化すれば2機並びの光景も当たり前になるのだろうか。
E170とSSJ-100との尾翼比較。
個人的にはE170の尾翼の方が洗練されていて好きかも。
約30分のターンアラウンドでFDAが福岡へ再出発。
ヤクーツク航空は回送便としての再出発へ備える。
ボーイング派ともエアバス派ともいえぬ顔立ち。コックピットの大きな窓は視界が良さそう。
正面から見れば、B737とE170の中間のサイズ感といったところか。
FDA福岡便がTAKE OFF!!
福岡便が複数便化されたのは実はここ数年の話。空港の賑わいを取り戻しているような気がする。
例のごとく北方向へTAKE OFF!!
回送便だから早く上がるかと思いきや、意外と引き延ばして飛んで行った。
騒音の大きさはFDAと同等レベル。
北方向へ直進後、佐渡島付近を通過しロシアへ帰還した。
またのお越しをおまちしております。
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そんな訳でヤクーツク航空のチャーター便を撮影してきました。
実はSSJを撮影するのは今回が初。
成田にも就航しているらしいので、また会いに行きましょうかね。
最近は松本空港が熱いです。もちろん、この日は暑かったですが(^_^;)
毎月の国際線チャーター便の他に、FDAによる国内線チャーター便。
空港の活性化は大変嬉しいものです。マニアとしても。
7月には国交省が全国の27空港に対して訪日誘客支援空港を認定した。
その中には松本空港も含まれており、各種のインバウンド向けの補助がされる予定。
とりわけ、松本空港と下地島空港は「育成支援型」として、計画の立案段階から各団体が支援をする計画だ。
ますますの発展が予想される松本空港。
次はどこのチャーター便が来るのだろうか。楽しみ!(^^)!