スターフライヤー

スターフライヤー(SFJ)の座席の広さ・快適さを検証してみた

投稿日:2015年10月2日 更新日:

今回は日本の航空会社の中で最も広い座席間隔、快適な空間で有名なスターフライヤー(SFJ)の
機内・座席特集です。

全席個人モニター付き、本革製、大手よりも広い足元空間を有するシートで有名なスターフライヤー。
個人的に、機内の豪華さでは断トツで1位だと思います。

 

SFJのA320型機
スターフライヤーのA320型機
スターフライヤーの機材でもあるA320型機。黒と白のシンプルな塗装。

「21世紀のモダン」をテーマにして日本のデザイナーの松井龍哉氏が機体・機内のトータルデザインを担当。
松井龍哉氏はSFJのデザインの他にも愛・地球博のパビリオンデザインを手掛けたことでも有名。

国内顧客満足度1位のスターフライヤー。
さてSFJの機内はどんな感じに快適なのでしょうか。

 

スポンサーリンク

 

シートマップ(A320)
スターフライヤーのA320型機の座席表
全席エコノミークラス150席仕様の機内。全席個人モニター、本革シート、AC電源装備!

LCCのジェットスターやピーチも同じA320型機を使用していますが、そちらは180席の詰め込み仕様。
SFJとの座席数の差はなんと30席。
SFJはその分広い座席間隔が確保されており、足元も広々していて快適です。

非常口座席の10・11列目はリクライニングができないので注意が必要。

LCCのように座席指定に追加料金が掛からないのが嬉しい!!(^v^)

 

機内の様子
スターフライヤーのA320型機の機内の様子(後方)
黒と白のシンプルで洗練された機内デザイン。個人モニターがずらーっと並ぶ。
LCCのようなカラフルでちゃらちゃらした感じがなく、大人な雰囲気に仕上がっていますね。
さすがプロデザイナー監修。

個人モニター装備のため、他社のA320のような天井モニターは未装備。

 


ここからは最前列座席、非常口座席、普通席の3種のシートの違いを観察していきます。

 

普通席
個人モニター付きのスターフライヤーの座席
LCC・大手航空会社と比べて広い座席間隔。そして黒色の本革シート。

次のものが座席に標準装備されています。

・個人モニター
・ヘッドレスト
・フットレスト
・ACコンセント、USB電源
・カップホルダー
・コート掛け

SFJは国内線エコノミークラス最大のシートピッチ34インチ
JALやANAの大手ですらシートピッチは31インチ
LCCは驚きの29インチ

LCCとの差はなんと5インチ(12.7cm)。
たかが数インチの差であっても、航空機内ではその差が大きく快適さを左右します。

34インチのシートピッチは、JALの新・間隔エコノミーとして宣伝されている国際線機材のSS6、SS7、SS8、SS9と同等レベル。
そう考えるとSFJのシートピッチは国際線レベルといっても過言ではないですね。
(もしかしたら諸外国の国際線機材のシートよりも広い!?)

 

普通席(横から)
スターフライヤーの個人モニター付き座席
おわかりいただけるでしょうかこの座席間隔の広さ。(具体例がないとわかりにくいかな)
足元のスペースに人が寝れそうですね(^・^)

 

非常口座席
スターフライヤーのA320型機の非常口座席
11・12列目のシートに該当する非常口座席。普通席よりもさらに足元のスペースが広い!

非常口座席は普通席よりもさらに広い足元のスペースが確保されています。
だいたい普通席の約1.5倍~2倍の広さでしょうか。

LCCのように非常口座席を指定しても追加指定料金は取られることがないので嬉しい!
翼の上なので景色は悪いですが、足元の広さを優先したいという人にはいいかも。

ちなみに非常口座席のシートベルトはエアバッグ装備
エアバッグがシートベルトに内蔵されているので厚みがありやや装着性は悪いです。
(画像中シート上のやや膨らんでいるものがエアバッグ付きのシートベルト)

 

最前列座席
スターフライヤーのA320型機の最前列の座席
1列目のシートに該当する最前列座席。足元の広さはビジネスクラスレベル。
窓も贅沢に2個分確保!!

非常口座席よりもさらに広い足元のスペース。
足元は十分に広いが荷物などは置くことができないので注意。

非常口座席の約1.5~2倍、普通席の約2倍の足元の広さはありそうです。
この広さで同じ料金ならまず先にここの座席を指定したいですね(^・^)

 


ここからはシートの詳細部についてじっくり見ていきます。

シート(全景)
スターフライヤーの個人モニター付き本革普通席
シンプルな黒色本革製シート。快適な座り心地で体全体を包み込みます。
スターフライヤーのシートは旧型(TypeⅠ)と新型(TypeⅡ)の2種類が存在。(画像は旧型のTypeⅠ)

外観上は特に大きな変化はないが、TypeⅡでは素材の革の製造工程と座り心地が改善されている。
TypeⅡでは製造過程で残った革を再利用したコンポジションレザーを使用。
今後はTypeⅡの座席に統一される予定。

リクライニングしない状態でもくつろげるようにTypeⅠよりも傾斜角度が大きくなった。
シートのスリム化によってさらに広いスペースの確保。

革製のシートの唯一の問題点を挙げるとすると、長時間座っていると背中が蒸れてきてしまうことでしょうか。(個人差あり)
個人的にですが従来の布製シートよりも革製シートの方が蒸れやすいような気がします。

後は座り心地。
これも個人差ありますが、革のほうがやや固めに感じました。

 

座席間隔
スターフライヤーの広々とした座席の足元の広さ
十分に広い足元の空間。LCCよりも広いのは当たり前ですが、大手よりも広いのには驚き。

LCCだと膝と前席が接触してしまうほど座席間隔が狭く、快適ではないです。
しかし、このシートは余裕の足元空間。

国内の航空会社のエコノミークラスでここまで広い足元空間は初めてです。
素晴らしい!

 

足元(上から)
スターフライヤーの広々とした座席の足元の広さ
文句の付けようがない広さですね!さすがシートピッチ34インチのスターフライヤー。

 

足元の広さ
握りこぶし1.5個分のスペースの足元
膝と前席の間に縦握りこぶし1個余裕で入りました。
画像を見た感じだと縦握りこぶし1.5個分は入りそうな予感。

これはなかなかの高評価!
今までの経験上多くの航空会社の場合、膝と前席の間に握りこぶしが入るシートは少なく
縦に指数本が入るのが精一杯でした。

JALの普通席ですら縦に指4本分しか入らなかったため、いかにSFJのシートが広いかがわかるかと思います。

 

足元の広さ
足が組めるほど広々とした足元スペース
余裕で足が組めました。国内線普通席で足が組めるなんて・・・

無理に足を組もうとすると不自然な体制になり身体に不快感を感じますが、
このシートではそのようなことがなく無理のない体制で足組みできました。
もちろん前席に足が接触することもありません。快適です。

 

個人モニター
スターフライヤーの座席に装備された個人モニター
約10インチのタッチパネル式個人モニター。解像度・発色も良い。

個人モニターは離陸後から使用可能になります。
離陸前は機内安全ビデオが放映されるのみ。

タッチ感度、発色、解像度も問題なく、国際線のシートに使用されているものと同等レベル。

 

機内エンターテイメントのコンテンツ

国際線レベルには及ばないものの、国内線としては十分なコンテンツが用意されています。

(TypeⅠ)
・ビデオ
・音楽
・フライトマップ

(TypeⅡ)
・ビデオ
・音楽
・フライトマップ
・機内販売
・電子書籍
・機内の案内
・プロモーション

どうやら最新式のTypeⅡのシートの方がコンテンツが多めみたい。
こちらも、今後のTypeⅡへの改修により、コンテンツ数の問題は改善されると予想されます。

 

個人モニター(黒)
スターフライヤーの座席に装備された個人モニター
好きな背景色に設定できます。画像は黒色を選択した所。

 

個人モニター(白)
スターフライヤーの座席に装備された個人モニター
好きな背景色に設定できます。画像は白色を選択した所。

 

カップホルダー
座席に装備されたカップホルダー
ドリンク置き、飲み終えたカップ置きとしても使えるカップホルダー。
地味にあると便利な装備。

飲み終えたカップやゴミを入れておくことが出来るので、他社のように回収まで潰して
シートポケットに入れておくなど面倒な作業も不要になるので便利。

 

フットレスト(足置き)
座席に装備されたフットレスト
全席装備のフットレスト。なかなか快適。

唯一問題点を上げるとすると、ギシギシ動作音がすることでしょうか。
まぁ誰もそんな音は気にしないとは思いますが一応。
そんなに大きな音ではないです。エンジン音の方が大きいですし。

 

他社との座席間隔の比較(LCC、大手、SFJ)

最後にLCC(ジェットスター)大手エアライン(ANA)スターフライヤー(SFJ)の3種類の座席の座席間隔について比較してみましょう。
ちなみにこれらのシートはすべてA320型機のものです。

LCCのジェットスター(シートピッチ29インチ)
LCCの狭い足元空間の座席
膝と前席との間の空間はほぼ皆無なLCCのシート。
膝と前席との間に手のひら1~2枚分のスペースのみ。

この狭さでは足を組むのは厳しい。
値段が安いのであまり文句はいえませんが・・・(・へ・)

 

大手航空会社のANA(シートピッチ31インチ)
ANAの広々とした足元空間の座席
LCCよりもさらに広くなった足元空間。これが航空業界では標準の広さ(31インチ)です。
横握りこぶし1個入るかどうかといったところでしょうか。

足はなんとか組めると思います。

 

スターフライヤー(シートピッチ34インチ)
スターフライヤーの広々とした足元空間の座席
今回のテーマでもあるSFJの足元。2社と比べて足元が広いのは一目瞭然。
握りこぶし1.5個分のスペース、余裕で組むことができる足。

文句なしの足元間隔と個人モニターなどのエンターテイメント。
今まで乗った国内線の中ではスターフライヤーが最高評価ですね個人的に。

 

まとめ

・シートピッチは国内最大の34インチ
・黒色の本革製シート
・個人モニター、AC・USB電源全席装備
・旧型、新型シートによって若干の差異
・エンターテイメントコンテンツは新型(Type2)の方が多い

国内線エコノミーでこんなに快適なシートと出会ったのはこれが初めて。
西日本路線だけじゃなくて全国展開してくれないかなぁ・・・

-スターフライヤー

Copyright© まったり空の旅 , 2019 All Rights Reserved.