まったり空の旅

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乗船レビュー

【乗船記】高速船マリンライナーとかしきで渡嘉敷から那覇・泊港へ

投稿日:2016年8月2日 更新日:

 

先日ようやく梅雨が明けましたね。梅雨明け豚汁祭でも開催しようかな。

そんな訳で今回は、沖縄・渡嘉敷島から那覇までの移動に利用したマリンライナーとかしきの乗船記です。

高速船のマリンライナーとかしきは、通常速度のフェリーとかしきの2倍の早さ(35分)で那覇=渡嘉敷を結びます。

 

渡嘉敷港からの海と岸壁の眺め
渡嘉敷港にて。のどかな景色。そういや、北海道の離島もこんな雰囲気だったなぁ。

 

乗船DATA
船舶会社:渡嘉敷村
乗船日:2015/9
路線:渡嘉敷港⇒那覇・泊港
乗船時間:0時間35分 (発17:30⇒着18:05)
船舶名:マリンライナーとかしき
座席:1F左舷室内席

 

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まったりとした時間が流れる渡嘉敷港

渡嘉敷港の重要な交通の要所である渡嘉敷港。

離島の港のため、非常にまったりしています。というよりも人が少ない。唯一営業中だったのが船のチケット売り場のみ。あとは待合室でテレビが放送されているだけ。

がらーんとした雰囲気

 

渡嘉敷港のフェリーのチケット売り場
渡嘉敷港唯一のチケット売り場。非常にコンパクト。売店かと思いました。とりあえずチケットを購入することに。ビーチで遊び疲れたので、高速船で帰ります。

 

マリンライナーとかしきの乗船チケット
フェリーとかしきの2倍の早さ、しかしその分料金も2倍の2490円。

 

速力34ノット(時速63km)の高速船に乗る!!

一般的なフェリーの速力が25ノット程度であるのに対し、高速船マリンライナーとかしきは速力34ノットで航行します。
フェリーの中では速い方です。

フェリーとかしきの2倍の早さで那覇=渡嘉敷を運航するため、料金もほぼ2倍です(フェリーとかしき=1660円、マリンライナーとかしき=2490円)。

船体は船の中では珍しい双胴船タイプ。デッキの面積を広くすることができ、安定性・高速航行性に優れるとか。

 

ちなみに、他の船の速力と比べてみると・・・

・マリンライナーとかしき(速力34ノット:時速63km)
・フェリーとかしき(速力17ノット:時速31km)
・クルーズ船ぱしふぃっくびいなす(速力21ノット:時速39km)
・戦艦大和(速力27ノット:時速50km)
・あたご型イージス艦(速力30ノット:時速56km)
・はやぶさ型ミサイル艇(速力44ノット:時速81km)
・コンテナ船(速力25ノット:時速46km)
・大型タンカー(速力15ノット:時速28km)
・タイタニック(速力23ノット:時速43km)

マリンライナーとかしきの速さ、おわかりいただけただろうか。さすがに海上自衛隊の高速ミサイル艇のはやぶさ型には敵いませんが(笑)

 

双胴船タイプの高速船マリンライナーとかしきの外観
今回のシップのマリンライナーとかしき。胴体を2つ合体させたような形が独特な双胴船タイプの船体。

 

マリンライナーとかしきのスペック
・全長(30.7m)
・全幅(7.80m)
・総トン数(123t)
・旅客定員(200名)
・主機関(??? 2,366馬力×2基)
・航海速力(34.0ノット・最大36.5ノット)

 

マリンライナーとかしきの1階席の船内
他のフェリーと同等の船内。テレビ・空調付き。この日は相撲が放送されていました。相撲好きの自分、歓喜(^v^)

 

マリンライナーとかしきの簡易的な構造の座席
窓側は2席の配置。特にこだわりが見られない、のっぺりとしたシート(写真のピンボケごめんなさい)。

THE・シート
と言わんばかりのシンプルなデザインの座席。特にこだわりも見られません。座り心地はどうだろうか・・・

 

マリンライナーとかしきの座席の足元の広さ
飛行機よりも広く、広々とした足元。足も十分に組むことができました。

気になる座り心地は...いたって普通

ほんわかと柔らかい。
柔らかさ
★★★☆☆

 

バスの座席を彷彿とさせるデザインの座席
バスの座席を彷彿とさせるシートポケット。ゴムのちょっと伸びた感じがだらしねぇ...

 

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高速航行&意外と揺れる船内

何といっても速い。まるで海の上を滑っているかのよう。

往路のフェリーとかしきのまったり感が懐かしいレベル。両者の速さはまるで亀と兎の差
航行速度34ノット(時速63km)。この速さは乗っていて爽快でした。

が、

ちょっとした波の揺れに弱い本船。船体が左右に程良く揺れました。この日の海は程良く波立つ程度だったのですが...

揺れの大きさを比べると、マリンライナーとかしき>フェリーとかしき。揺れはそこそこでした。

しかし隣席の友人はずっと寝ていたので、他人にとってはそんなに気にならないのかもしれません。まぁいいや。

 

航行中に見えた沖縄本島沖の島
航行中に見えた島。海の様子は穏やか。35分の船旅ももうすぐ終わり。

 

那覇・泊港到着時の様子
何だかんだで那覇・泊港到着。高速船は楽でいいわ。

 

那覇・泊港到着時のマリンライナーとかしき降船時の様子
多くの海水浴客・地元の人が乗船していました。乗船率70%程度。

 

久々に船の旅も(・∀・)イイ!!
高速船といえば、鹿児島=屋久島で乗って以来。あれはジェットフォイルと言ったかな。あいつもいい走りを見せてくれたぜ。

事故もなく、無事に那覇に戻ってこれました。

日帰りでも楽しめる渡嘉敷島。時間があれば是非足を運んでいただきたいです(^v^)

 

牛のキャラクターのネオンが目を引く国際通りのステーキハウス88
夕食は国際通りのステーキハウス88へ。牛のネオンがイカしてるぜbaby

 

ステーキハウス88で食べたサーロインステーキ
ウェーイ!!ステーキ!!ステーキ!!予算の都合上、小さいサイズのサーロインステーキを注文。うん、おいしい!!

沖縄のオリオンビールと共に。そして沖縄の夜が過ぎて行きましたとさ。食べログでも高評価なこのお店。おいしかったです。

そもそもステーキ食べてマズイなんて思う人がいるんですかね...

 

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まとめ

・渡嘉敷港は閑散とした雰囲気
・フェリーとかしきの2倍の料金・2倍の早さで那覇=渡嘉敷を35分で結ぶ
・マリンライナーとかしきは双胴船タイプの高速船
・航行速度34ノット(時速63km)
・船体は時に程良く、時に激しくも揺れる

 

評価

船内食
☆☆☆☆☆(食べ物等のサービスなし)

シート
★★☆☆☆(特筆すべき点のないつまらないシート)

船体コンディション
★★★☆☆(船内に汚れなどがなく、快適な船の旅を楽しめた)

船内スタッフ
★★★☆☆(てきぱきと作業をこなしていた)

エンターテイメント
★★★☆☆(船内でTV放送あり。相撲が放送されていたので高評価)

時間の正確さ
★★★★★(定刻での出発&到着)

総評
★★★☆☆

日帰りで那覇から行ける渡嘉敷島。おすすめです。

 

往路で利用した、普通船のフェリーとかしきはコチラ↓↓

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