まったり空の旅

乗り物・旅行・アニメの暇人日記ブログ。自分の足でネタ稼ぎ。

エアアジア・ジャパン 搭乗レビュー

エアアジア・ジャパンの座席の広さ、快適さ・おすすめ席まとめ

投稿日:2018年11月26日 更新日:

 

今年も残すところあと2ヵ月。最近、時間の流れの早さに驚かされます。
1日1日を特濃ミルクのように濃く生きたいですね...

そんな訳で今回は、名古屋拠点で運航していたLCCの1つ、エアアジア・ジャパンのシート特集です!!

 

残念ながら、2020年12月5日に運航終了しました。
名古屋ベース・低い知名度・少ない便数など、やはり厳しかったのでしょう。
2回目の参入も失敗に終わりました...

 

LCCの代名詞的存在のエアアジアグループ。
ここでは、グループの中でも日本を拠点としていた、エアアジア・ジャパンの機材について紹介します。

 

エアアジア・ジャパンのA320型機
エアアジア・ジャパンの機材(A320-200, JA01DJ, 新千歳空港にて)
基本塗装は本家と同様。とにかく赤い。

 

スポンサーリンク


他社LCCと同様の機材&座席数

エアアジア・ジャパンの保有機材は、他社LCCでも運用中の定番のA320型機を使用していた。

ジェットスターピーチなど日本を代表する他社LCCでもA320を運用している。

他社と同様の全席エコノミークラス180席設定。

シートピッチは約28~29インチ(大手は31~34インチ)
手入れ・メンテナンスの楽な革製シートを装備していた。

 

シートごとに異なる座席指定料金

LCCの定番でもある座席指定料金制をエアアジア・ジャパンでも採用。

事前に座席指定しなかった場合は自動的に割り振られた。
どこの席に割り当てられるかは当日の楽しみだった。

名古屋=札幌路線の場合の指定料金
ホットシート(1列目:1000、非常口座席12・14列:900円、前方2~5列目:700円)
スタンダードシート(前方600円~後方400円)
(記事執筆時の参考価格)

 

他社LCCよりも足元が広い勝ち席の指定代金が安めの印象。
スタンダードシートの区画ごとの値段設定が細かめ。

 

座席表
エアアジア・ジャパンのA320型機の座席表
全席エコノミーの180席設定。座席の場所で座席指定料金が異なる。
他社LCCのA320と同様の座席数。

 

後方から見た機内の様子
機内の様子。シンプルな黒色の革製シートが並ぶ。
前方のホットシートには赤色のヘッドカバーが掛けられていた。

 

着席時の機内の様子
機内の様子(着席時)。標準的なA320と同様の客室。
機体も新しく、清潔感満点。

 

最前列座席(1列目:ホットシート)

1列目の最前列座席
機内の最前列席。足元の広さはビジネスクラスレベル!!
誰よりもいち早く降機可能。機内販売も一番早く購入できた。

気になる座席指定料金は...1000円!!(名古屋=札幌路線・参考価格)

機体前方のためエンジンの騒音も小さく、快適な空の旅を約束してくれること間違いなし。
他社LCCよりも指定料金が安め(2000~3000円のLCCも)。

 

非常口座席(12・14列目:ホットシート)

翼の上の非常口座席
機体中央部の12・14列目の非常口座席。計12席の設定。
非常口座席の仕様上、リクライニングが不可などの制約があるものの、足元の快適さは抜群。

気になる座席指定料金は...900円!!(名古屋=札幌路線・参考価格)

席の位置が翼の上なので、窓からの景色には期待できない。残念。

また、緊急時にはCAさんから援助をお願いされる場合があるため、心構えしておくこと。

 

真横から見た非常口座席
真横から。1列目ほどではないが、スタンダードシートよりも足元は広い。
景色のいまいちさだけがマイナスポイント。

 

スタンダードシート(1列目, 12・14列目以外)

普通席の全体像
最も多くの人がお世話になるであろう普通席。詰め込み窮屈仕様(LCCのお家芸)
高級感?漂う革製シート。エンターテイメント機能・電源コンセント未装備。ただの座席。

事前座席指定料金は...400~600円!!(名古屋=札幌路線・参考価格)
同じスタンダードシートでも、前方座席の方が価格が高くなる。

別に席はどこでもいい!!という方は指定しなくてもOK。
自動的に適当な席が割り当てられます。

 

真横から見た普通席
真横から。シックな色合いの革製座席。
赤色のシートベルトとのコントラストが良い感じ。

 

エアアジア・ジャパンの座席の足元の広さ
足元の広さは他社LCCと同等レベル。シートピッチは29インチ(約74cm)
広くもなく、狭くもなく。若干の窮屈感はある。LCCだからね、仕方ないね。

座り心地はやや柔らかめ(個人的な感想)
柔らかさ★★★★☆

座席生地表面の触り心地はやや固め。
革製シートなので触り心地と質感は良いが、長時間のフライトとなると背中が蒸れてくる感じがする。

座席左右のホールド感ややあり。

 

スポンサーリンク

 

他社LCCと同様の座席間隔(シートピッチ)

快適さを大きく左右するシートピッチの一覧をここに載せておきますね

・エアアジア・ジャパン(A320)⇒29インチ(約74cm)
・ジェットスター(A320)⇒29インチ(約74cm)
・ピーチ(A320)⇒29インチ(約74cm)
・JAL(国内)⇒31インチ(約78.7cm)
・ANA(国内)⇒31インチ(約78.7cm)

大手のJAL・ANAの普通席と2インチの差がある。
たかが2インチ、されど2インチ。約5cm。この差は実に大きいものです。

 

真上から見た前席との足元の広さ
前席とのスペース。
膝が接触することはないが、十分なスペースがあるとは言えない。

 

指2本分の足元スペース
指2本分のスペース。他社LCCと同等レベル。

 

スマホ(Xperia X compact)2.5台分の足元の広さ
スマホ2.5台分の厚さのスペース。ちなみに、スマホはドコモのXperia X Compact。

 

座席周辺の装備

シート周りの装備品を見てみましょう。

とは言っても、LCCなので豪華な装備はないです。
オーディオもモニターも未装備。

座席回りの装備も他社LCCと同様です。

 

エアアジアのロゴが刻まれた座席カバー
座席カバーにはAirAsiaのマーク。
エアラインの個性あふれる悪くないデザイン。

 

特筆すべき点のない一般的なテーブル
テーブルも一般的。一枚板タイプ。
他社のように、腹部の窮屈さを低減する中央部のくぼみは省略されている。

 

天井の読書灯と個別空調
個別空調、読書灯など。一般的なA320スタイル。

 

 

以上、エアアジア・ジャパンの座席の広さ・快適さのまとめとなります。

残念ながら、運航終了してしまったエアアジア・ジャパン。
3回目の参入を楽しみにしております。

LCCなので狭いのは仕方ない...。狭さは他社LCCと同等です。

座り心地は普通ですね。可もなく不可もなし。
革は高級感があっていいと思います。好みが分かれそうですが。

座席の柔らかさは他社よりも上回っていたように感じました。
革席座席は固めの座り心地になりがちですが、これには感心。

数時間の短距離路線なら十分満足できる座席かと思います。

短い間でしたが、お疲れさまでした。

 

 

スポンサーリンク

 

まとめ

・座席位置ごとに座席指定料金が異なる
・全席革製の黒色シート
・座り心地は他社よりもわずかに柔らかめ(個人的な感想)
・座席間隔は29インチ(74cm)、他社LCCと同等レベル
・音楽などのエンターテイメント機能、電源コンセントなし

 

エアアジア・ジャパン搭乗記はコチラ↓↓

【搭乗記】エアアジア・ジャパンDJ1便にて早朝の名古屋から新千歳へ

  お久しぶりです。 最近私生活が人生の山場を迎えているため、低めの更新頻度となっております。あと少し...   先日のエアアジア ...

続きを見る

 

-エアアジア・ジャパン, 搭乗レビュー

Copyright© まったり空の旅 , 2024 All Rights Reserved.