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ANAのA321の座席の広さ・快適さを検証してみた

投稿日:2021年8月11日 更新日:

 

ANAの小型機として大活躍するA321ceo・A321neo型機。

燃費の良さ・ちょうど良いサイズ感・信頼性の高さから、幹線から地方路線まで幅広く運航します。

そんな訳で今回は、ANAのA321ceo・A321neo型機のシート特集です!!

 

ANAのA321neo型機
ANAのA321neo。細長い胴体に大口径のエンジンが特徴的。幹線から地方路線まで幅広く活躍します。

 

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A321ceoとA321neoの違い

外観上ではエンジン、機内では個人モニターの有無が大きな違いです。

ceoはCurrent Engine Optionの略語で、現行型のエンジン装備機を意味しています。

neoはNew Engine Optionの略語で、新型のエンジン装備機であることを示しています。

 

機体

まずは機体の外観から。

ぱっと見だとわかりにくいですが、エンジンの大きさが異なります。

neoの方が大口径です。

A321ceoとA321neoの比較。ANAのceoは現行型のCFM56-5B3エンジンを装備。一方でneoはPW1100G-JMを装備。最新技術により開発・製造されたneoのエンジンは、ceoよりもさらに低燃費化・低騒音化が進んでいます。ceoはneo導入までの繋ぎ役説があるため、乗るならお早めに。ceoが4機なのに対してneoは18機。今や、ceoに乗る方が難しくなりました。

座席表上ではceoとneoの判別ができません。よって、どちらが投入されるかについては当日のお楽しみ。ガチャですね。

 

ceoとneoのエンジン比較。neoのPW1100G-JMは驚きのバイパス比12。燃費が良い理由も納得です。一方でceoのCFM56-5B3は5.4のバイパス比。過去の機材よりも燃費は向上していますが、neoと比較すると若干見劣りしてしまいます。ceoの音色は「ビィィィィィィン」としたA320ceo時代からの懐かしの賑やかな音色。neoはGE90をマイルドにした、「ブォォォォォン」とした重低音寄りの静かな音色に仕上がっています。個人的にneoのエンジン音はおすすめです。

neoの装備するPWのエンジンは日本企業も開発・製造に参加しています。日本航空機エンジン協会(JAEC)を事業主体として、IHI・三菱航空機エンジン・川崎重工業が担当。日本の担当シェアは約23%。ちなみに、エンジン名称のJJAEC(日本航空機エンジン協会)から名付けられています。

 

機内

機内は個人モニターの有無が大きな違いです。

neoでは全席に個人モニターが装備されております。

一方で、ceoはプレミアムクラス含めて個人モニターは未装備。機内Wi-Fiはどちらでも使えます。

 

プレミアムクラス

A321ceoとneoのプレミアムクラス比較。座席タイプも若干異なっています。ceoの丸みを帯びたデザインに対して、neoは角ばったデザイン。neoは個人モニターや頭部のパーティションが装備されており、ceoよりも装備面で充実しています。

なお、座席間隔はどちらも約127cmで同じです。

 

普通席

普通席は個人モニターの有無が大きな違いです。シートポケット回りの設計も異なっています。シートピッチはどちらも同じ約31インチと思われます。足元の広さは大きく変わりません。

まぁ、どうせ乗るならA321neoの方が得した感ありますよね。同じ料金払うなら、大多数の人はneoを選択すると思います。逆に、ceoは4機しかいないため、マニア的目線で見るとある意味レアです。

 

2クラス194席仕様

プレミアムクラスプレミアムクラス8席、普通席186席の2クラス合計194席の機内。

ceoとneoの判別は予約時点では不可能です。

 

ANAのA321の座席表
ANAのA321型機の座席表(引用:ANA HP)。ceoとneoは座席配置が同じです。座席のモデルだけが異なっています。プレミアムクラス8席、普通席186席の合計194席仕様。A320neoの146席から48席増席しています。そこそこ細長いです。

 

青の座席が爽やかな機内

ANAのテーマカラーと言っても過言ではない青色。

青色系の座席を使用した機内は爽やかな印象を持ちました。

特に、荷物棚直下の青のライティングが先進的。単調になりがちな機内上部に素晴らしいアクセントとなっています。

 

機内の全景
機内の様子(A321ceo)。プレミアムが2-2、普通席が3-3の配置。全体的に青色系の爽やかな機内。neoでも基本的な雰囲気は変わりません。荷物棚直下の手すり部分の青色のアクセントが先進的です。

 

エコノミークラスの全景
普通席の様子(A321ceo)。3-3の青色座席が鮮やか。機齢が若いこともあり綺麗で清潔感があります。飛行機界隈の爽やか系。

 

2クラスの座席

上級クラスのプレミアムクラスと、多くの人がお世話になるであろう普通席の2クラス制。

普通席は他社大手エアラインと同様の広さです。

 

プレミアムクラス

前方に8席のみ設定されているプレミアムクラス。

ceoとneoでは座席タイプが異なっています。

ceoはモニターと頭部のパーティションがありません。どちらの座席も電動式です。

 

A321ceoのプレミアムクラスの座席
A321ceoのプレミアムクラス。全体的に丸みを帯びた、今の時代では珍しい肉厚生地の座席。個人モニター未装備。

デザインだけだとこちらの方が洗練されていて好きです。

 

ANAのA321neoのプレミアムクラス
A321neoのプレミアムクラス。全体的に角ばった近代的なデザイン。基本的な座席設計はA320neoのプレミアムクラスと同様です。収納式の個人モニターを装備しますが、離着陸時は使用ができません。せっかくの機外カメラも上空までお預けです。

 

非常口座席(11・24列目)

機内に2箇所存在する非常口座席。

足元の広さは文句なしです。

 

非常口座席
非常口座席(neo)。計6席の設定。競争倍率は高め。一般的に非常口座席は窓なしの場合が多いですが、A321ではベストな位置に窓があります。

緊急時にはCAさんから援助をお願いされる場合があるため、着席の際は心構えが必要です。

 

非常口座席の足元の広さ
文句なしの広さ。真正面にはCAさんのジャンプシートがあるため、離着陸時は一時的にお見合い席となります。恥ずかしがり屋さんには不向きな座席。neoの場合は個人モニターがひじ掛け部収納式のため離着陸時は使用できません。前方の2人掛け席背部にもモニターがありますが、遠くて見にくいです。ceoはモニター未装備なので心配無用ですが。

 

座席の横の非常口座席
ちょうどいい位置にある窓。非常口座席は窓がないことが多いのですが、本機種ではちゃんとあります。足元Good.景色もGood.

 

普通席

ceoは個人モニター未装備なのに対し、neoは個人モニターを全席に装備します。

足元広さも文句ありません。neoは個人モニターを装備します。

ceoとneoで若干仕様が異なりますが、ここではceoを例として紹介します。

 

A321ceoの普通席
最も多くの人がお世話になるであろう普通席(ceo)。青色の爽やかな布製座席。新しく、清潔感あり。座り心地は普通ですが、背もたれの薄さ故の板のような感じは否めません。

 

横から見た普通席
横から見た座席。シートピッチは約31インチ程度。軽量化と足元スペース拡大を狙った設計のため、背もたれは究極に薄型化されています。故に、背もたれの板のような感じは否めません。座面の座り心地はちょうど良い柔らかさでGood.

 

A321ceoの普通席
ceoは個人モニターは未装備。シートポケット回りの設計もneoとは異なっています。ceoの方がシートポケットが上部と下部の2箇所のため、収納物がない下部は非常にすっきりしています。

 

A321neoの普通席

A321neo

参考にneoの普通席。個人モニターを装備します。シートポケットは下部だけなので、収納物によって足元広さが影響を受けます。ceo・neoどちらも足元広さは大きく変わりません。

 

一般的な広さの足元

広さは普通。大手では一般的な広さです。

前席と膝との間隔は握り拳1個分弱。文句なしの広さです。

 

座席の足元の広さ
前席との足元間隔(ceo)。大手エアラインでは一般的な広さ(身長170cm後半)。シートポケットは上部と下部の2箇所。下部のポケットは伸縮性があるため、ペットボトル等の収納に適しています。

 

握り拳1個分以上の足元広さ
握り拳1個分弱のスペース。シートピッチは約31インチでJALと同様です。足も組めます。neoの方が下部のシートポケットに機内誌等が集約されているため、握り拳1個分程度の広さになります。ceoよりわずかに狭い程度ですが、大きな影響はありません。

 

ANAのB737とピーチのA320の足元広さとの比較。ANAは他機種でも同様の握り拳1個分ですが、LCCのピーチは指2本分の広さ。安い運賃で体力を犠牲にするか、高い運賃で快適さを得るか。どちらを選ぶか、それはあなた次第...

 

座り心地レビュー

握り拳1個分弱の足元広さ。シート幅は普通。背もたれの板感あり、特に腰部。布の触り心地は良い。ホールド感あまりなし。

座席の柔らかさ
★★★☆☆

 

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十分な座席周りの装備

小型機と言えども、大型機に負けない機内装備です。

 

機内Wi-Fi接続画面
ceo・neoともに機内Wi-Fiが使用可能。接続時の様子。

 

機内のモニター
天井の収納式のモニター。ceo搭乗時には出発時に安全ビデオ、水平飛行時に機内サービスの案内が放送されていました。こちらも一昔前のものから画面サイズが大型化しています。発色も画質も良いです。読書灯・個別空調はceo・neo同様のものが装備されています。

 

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まとめ

以上、ANAのA321ceo・A321neoの座席の広さ・快適さのまとめとなります。

A321neoの方が機内装備は充実しています。

モニター付きのneo。モニターなしのceo。どうせ同じ料金払うならneoの方が良いですよね。

座り心地は普通。若干の背もたれの板感は否めませんが...足元の広さは文句なしです。

A321neo導入までの繋ぎ役説のあるceo。残り少ない??ceoのフライトも思い出にいかが??

 

・ceoは現行型エンジン装備機、neoは新型エンジン装備機
・ceoは全席個人モニターなし、neoは全席個人モニターあり
・プレミアムクラスと普通席の2クラス制
・プレミアムクラスはceoとneoで座席タイプが異なる
・非常口座席とプレミアムクラスの離着陸時のモニターは使用不可(ひじ掛け部収納式のため)
・シートピッチは約31インチで握り拳1個分の広さ
・背もたれの板のような感じは否めない
・機内は明るく青色系の爽やか系
・ceoとneoは予約段階で判別不可能

 

ANAのA321neoの非常口座席は完璧ではありません↓↓

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