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FDAのE170・E175型機の座席の広さ・快適さを検証してみた

投稿日:2021年7月7日 更新日:

 

日本の地方空港を主に結ぶフジドリームエアラインズ(FDA)。

1機1機異なるカラーリングが注目のエアラインです。

そんな訳で今回は、FDAのE170・E175型機のシート特集です!!

 

FDAの保有するE170型機とE175型機
FDAの保有するE170型機(奥)とE175型機(手前)。E175はE170よりも胴体長が約1.8m長いタイプ。その分、座席数が8席増席しています。機種は異なりますが、機内の仕様は変わりません。

松本空港に飛来した際の画像です。まさか、松本山雅FCカラーの2機が松本で翼を並べることになるとは...

 

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全席普通席の76・84席仕様

FDAは全席普通席。上級クラスはありません。

E170は76席、E175は84席

基本的に2機種で座席の違いはありません。座席間隔も設計も同じです。

 

FDAのE170とE175の座席表
FDAのE170・E175型機の座席表(引用:FDA HP)。2-2の配置。E170は19列までの計76席仕様、E175は21列までの計84席仕様。残念ながら最後部座席はリクライニングできません。

小型・中型・大型機でありがちな不人気な中央席はありません。必ず通路側席 or 窓側席に着席できます。

 

見かけによらず、意外と広い機内と座席

B737よりも小型のE170・E175。

ですが、意外と機内と座席は広いです。

天井高さは少々圧迫感がありますが、座席広さは大型機に引けを取りません。

 

FDAのE175型機
ブラジルのエンブラエル社が製造するE-Jetシリーズ。E170シリーズはFDAの他、J-AIRでも使用されています。今流行りのリージョナルジェットの代表格。車で例えるとホンダのN-BOXといった所でしょうか。コンパクトさから非常に使い勝手が良い機体で、国内の地方から主要空港まで幅広く活躍します。

 

E175型機の機内
E175の機内。E170も機内が若干短いだけで他は同様です。2-2の座席配置。コンパクトな機体ですが荷物棚も標準装備。若干天井が低いので圧迫感がありますが、逆にそれ以外については他ジェット機と変わりません。

 

後方から見た機内
後部から。通路幅も他機種と同等で問題なく通行できます。機内照明も明るく、大きな窓との相乗効果で明るく開放感のある機内環境に仕上がっています。

 

リージョナルジェット客室スペック比較

機種 機内高さ 通路幅
ERJ170/ERJ175/ERJ190
(ブラジル)
79in
(約201cm)
19.75in
(約50.2cm)
CRJ700/CRJ900
(カナダ/日本)
74.7in
(約190cm)
16in
(約40.6cm)
MRJ90(M90)
(日本)
80in
(約203cm)
18in
(約45.7cm)

世界で主流のE-JetとCRJシリーズ、開発中のMRJ(Space Jet)を比較しました。E-Jetシリーズは機内高さ・通路幅ともに優位と言えます。MRJもスペック上では善戦してますが、開発が凍結してしまったためお先真っ暗です。

 

FDAの客室・シート紹介 (FDA HP)

 

最前列座席(1列目)

機内最前列の1列目の座席
最前列の座席。他座席と比較すると足元は若干広いです。しかし、前方は壁なので圧迫感があります。上級クラスがない分、普通席でも前方席に着席できるのは嬉しいですね。早く降機できますし。

 

普通席(最前列以外)

E170・E175型機の普通席
最も多くの人がお世話になるであろう普通席。革製のふかふか座席。座り心地もGoodです。ヘッドレストのカバー色は機体色と同じ色が装備されています。座席生地の革の触り心地が柔らかく、非常に触り心地が良いです。

 

横から見た座席
横から見た座席。窓1個分のスペース。窓の位置ズレが少々気になりますが、1席につき1窓は確保されています。

 

後方から見た座席
後方から。シートの基本設計は他社のE-Jetシリーズと同様。よって、後述するJ-AIRのE170とも座席の設計自体は同じです。異なるのは座席色とシートベルト色でしょうか。

 

参考に、同じくE-Jetシリーズを使用するJ-AIRのE170の座席。座席の基本的な設計は同じです。よって、実は会社が違っても座席は同じということが航空界隈では多々あります。大手とLCCが同じ座席を装備することも。

 

大型機レベルの広い座席広さ

A350・B777・B767・B737・A320など、代表的なジェット機と座席広さは同様です。

機体サイズは非常にコンパクトですが、座席広さはほぼ同様です。

むしろ、座席幅に関してはE170シリーズの方が広いんじゃないかと感じるレベルでした。

 

座席の足元広さ
前席との足元間隔。大手エアラインの大中小型ジェット機と同様の広さです(身長170cm後半)。シートピッチは約31インチ。JALやANAのような大手の国内線機材と同じです。

 

握り拳1個分の足元広さ
握り拳1個分のスペース。他社の大中小型ジェット機と同様の広さです。ちなみに、LCCは指1~2本分の広さ。FDAは機体サイズや会社規模では大手に敵いませんが、足元広さは同等です。また、座席幅は46.3cm。こちらは他機種よりも広く感じました。

 

足元の空間
座席間に支柱がないため、足元空間が非常にスッキリしています。エンタメ機器関連の収納ボックスも皆無なので、足元の自由度は非常に高いです。素晴らしい座席設計。

 

座席上部
座席の背もたれ丈が短いためか、着席すると頭部の半分ほどがはみ出ます。しかし、快適性に影響を及ぼすレベルではないので問題ありません。

 

座り心地レビュー

ホールド感ややあり。革の触り心地が柔らかめで気持ちいい。拳1個分の足元間隔。座席幅はやや広め。座席は普通の固さ。座席丈が短いためか、着席すると頭部が半分ほどはみ出す。頭部箇所は柔らか反発系。

座席の柔らかさ
★★★☆☆

 

比較その1。FDAと同じくリージョナルジェットを使用するIBEXエアラインズのCRJ700。機体はE170と同様にコンパクトですが、座席の足元広さは握り拳1個分です。人と同じで機体も外観で判断してはいけませんね。

 

比較その2。JALの国内線用B787-8の座席。JALの中では比較的新しい機材のB787。座席の足元広さは握り拳1個分でFDAと同様です。当たり前ですが、天井高さはこちらの方が高いです。やはり、機内の圧迫感に関しては中・大型機の方が感じにくいのは確か。

 

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必要十分な座席周りの装備

リージョナルジェット機といえども、他機種と同等の客室装備があります。

読書灯にCAさん呼び出しボタンや個別空調。

残念ながら、機内Wi-Fiやコンセント、個人モニターは未装備です。

 

シートベルトサイン類
コンパクトですが、禁煙サインとシートベルトサイン類も装備。

 

座席上部の読書灯など
座席上部の読書灯・個別空調・CAさん呼び出しボタン。機体サイズは小さいですが、他機種と同等の機内装備です。中央にCAさん呼び出しボタンが配置されているのは、個人的にセンスいいなぁと感じました。

 

テーブル
テーブルの広さも問題ありません。結構広いです。PC作業も捗りそう。

 

唯一のマイナスポイント

素晴らしい座席ですが、1点だけ欠点があります。

壁の下部の出っ張りが若干邪魔です。

機体設計上仕方ないのですが...

 

壁の出っ張り
唯一の欠点である壁の出っ張り。シートの支柱をこの出っ張り部と結合しているため、このような機体設計になっています。ライバル機のCRJシリーズや、ターボプロップ機のQ400シリーズでも似たような設計となっているため、機体サイズ上仕方ないのかもしれません。

 

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まとめ

以上、フジドリームエアライン(FDA)の座席の広さ・快適さのまとめとなります。

足元広さは他社ジェット機と同様です!!

JALやANAの大型・中型・小型ジェット機と座席広さは同様です。足元間隔は握り拳1個分。

逆に、座席幅に関してはFDAの座席の方が若干広く感じました。

1点欠点を上げるとすると、E170シリーズの客室の天井の低さによる圧迫感。やはり、他機種よりもコンパクトなので若干圧迫感は否めませんが、着席してしまえばまったく気になりません。一時の我慢ですね。

個人的に、FDA・E-Jetシリーズの座席は座り心地が素晴らしいです。お気に入りの座席の1つ。

おすすめです!

 

・全席普通席
・最後部席はリクライニング不可
・E170は76席、E175は84席仕様
・革製の座り心地の良い座席
・シートピッチ約31インチ、握り拳1個分の足元広さ
・革の触り心地が柔らかく気持ちが良い
・壁下部の出っ張りが邪魔
・ジェット機と同等の機内装備
・座席幅は他機種よりも若干広い

 

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