乗車レビュー(鉄道)

北陸新幹線グランクラス乗車記@E7系1両貸切の長野→東京編

投稿日:

 

新幹線版ファーストクラスのグランクラス。

長野在住でありながら,1度も利用したことがなかったため思い切って利用してみました。
お値段16,200円。安くはない。
バスなら最安値で1500円程度で行けるのだが...約10倍の価格差。
飛行機なら東京から北海道 or 沖縄に行けるレベル。

そんな訳で今回は、長野駅から東京駅までのE7系グランクラス乗車記です。
終着駅まで乗客は自分だけの貸切状態でした。

 


ゴールドのロゴが高級感溢れる。

 

 乗車データ
・列車名:北陸新幹線 はくたか574号 (JR東日本・西日本)
・型式:E7系
・乗車区間:長野=東京
・座席:12号車6番A(グランクラス)
・乗車日:2019年3月

 


今回の長野=東京路線のルート。
いざぁ,1時間38分の豪華列車旅へ。

 

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長野=東京路線は「あさま」以外の列車であれば車内サービスが実施される。
少しでも長く乗っていたい。
そんな訳で「かがやき」よりも所要時間がかかる「はくたか」を選択した。

 


やってきました,E7系北陸新幹線。(多分E7だったはず。W7だったらごめんなさい)
グランクラスは最後部の12号車。地味にホーム端まで遠い...まぁいいが。

 


18席のみのグランクラス車内。1-2配席でソロでも同行者がいる場合でも使いやすい。
グリーン車以上の豪華な空気感。まさにファーストクラス。

長野駅から終着の東京駅まで1両貸切状態でした。
(お金払って貸し切った訳ではないですが。乗車率の低さが気になります)

 


後ろから。シェル型シートのため,リクライニングしても後席客に迷惑がかからない。
照明も落ち着いた明るさのため,仮眠しやすいかもしれない。

 


こちらが今回の座席「6A」。ボッチなので1人席を指定した。
座席メーカーはトヨタ紡織。自動車用シートで培った技術力が投入されている。

トヨタ紡織といえば,ANAのB767普通席も手掛けていましたね。
1回搭乗しましたが座り心地はGoodでした。
トヨタ紡織...いいね。

 


まるで飛行機のような扉付きの荷物棚。収納力はまぁまぁ。

 

リクライニング前後の比較。ゆりかごのように座席全体がスライドする。
シェル型のため,最大角度で倒しても後席に気を使わずに済む。

 

新幹線としては深めのリクライニング角度。
フルフラットまでリクライニングしないが,この角度でも十分くつろげる。
まさに飛行機のビジネスクラスレベル。

 

文句なしの足元の広さ。脚を伸ばしても前席に届かない。
握り拳4個分の広さ。飛行機の上級クラスよりも快適かもしれない。

座り心地レビュー

程よいホールド感。シート生地の革の質感良い。リクライニング角度は若干浅い。両サイド拳1個分の広い座席幅。清潔感あり。

座席の柔らかさ
★★☆☆☆

 

座席幅は握り拳が左右それぞれ1個分。
非常にゆったりしている。

 

座席の操作パネル。動作は電動式。
手動よりも時間が掛るが,押すだけなので高齢者などは楽かもしれない。
アテンダントさんの呼び出しボタンも装備。まるで飛行機。

 

布製のふかふかスリッパも装備されている。持ち帰りも可能。
JALやANAの上級クラスで一般的なサービスを新幹線でも。

足のサイズ27.5cmの筆者にとって,このスリッパは少々小さめでした...

 

高級感漂うゴールドの窓枠。いつもの車窓も違った雰囲気を感じる。

 


乗車後のおしぼりサービスに引き続き,お待ちかねの軽食タイム。
ご当地の食材を使用したメニューが提供される。
ドリンクはルイボスティーをいただいた。グラスで提供されるため視覚的に美しい。
独特な風味で美味しい。

テーブルの収納場所が分かりにくかったです...
(ちゃんと座席の説明書を読め!!って話ですが)

 

ズワイガニの炊き込みご飯と季節のご当地食材の小鉢。
ご飯の量は控えめでちょうどいい。和食の美味しさ再発見。
タケノコのお浸しの食感がGood!!どの料理も凝っている。

ホタルイカの沖漬が特に印象的でした。
正直,見かけだけで食わず嫌いな一品でしたが何ということでしょう。
美味しいではありませんか。
普段食べることのない料理と出会う事が出来るのも,お弁当の醍醐味ですね。

 

新潟県産のアロニアを使用したパウンドケーキ。
ブルーベリーに似た酸味と甘さのバランス・風味がGood!!

アロニアとは何ぞや。
調べてみると,1976年にソ連から農水省の試験場に種子が導入されたことをきっかけに,
日本で栽培が始まったとか。寒さに強い特徴から北海道での栽培がメインです。
知らぬ間にソ連成分を補給していたとは...

ちなみに,アロニアがソ連から日本・北海道に渡った1976年は,
かの有名な「ベレンコ中尉亡命事件」が発生した年でもあります。
当時最新鋭の迎撃戦闘機MiG-25で函館空港に強行着陸した事件。
電子回路に真空管を使用するなど,枯れた技術ながら安定感重視の設計と言えます。

話が逸れましたね。

 

「グランクラス和軽食-北陸新幹線 北陸編-」のお品書き。
北陸らしく海産物を多く使用したメニュー。美味しかったです。

 

こちらは車内サービスメニュー。
ドリンクはアルコールからソフトドリンクまで幅広いラインナップ。

アイマスクのサービスもあるんですね。
東京=金沢のような長距離路線で仮眠する際に便利そうです。

コーラマニアとして注目なのが「ダイエットコーラ」。
ノーマルの砂糖どっぷりコーラではないとは。
健康重視ということでしょうか。(確かにコーラの砂糖の多さは気になる)

 

次は珈琲をいただいた。目の前で珈琲ポットから珈琲を注いでくれる。
耐熱グラスにはグランクラスのマーク入り。

味は苦さがしっかり。THE 珈琲といった感じの主張が強くしっかりとした味わい。

 

車内誌と座席の説明。読む暇はなかった。

 

次はスパークリングワインをいただいた。山形県高畠町産のシャルドネを使用したもの。
高畠ワイナリーの「嘉-yoshi-スパークリング シャルドネ」。
200mlの小瓶で提供されるため,自分のペースで楽しむことが出来る。

風味良いです。シャルドネの香り。

 

自分1人だけの貸切状態のグランクラス。
飲み終える良いタイミングでアテンダントさんがオーダーを取りに来てくれた。
何から何まで至れり尽くせり。素晴らしいサービス!!

乗り心地は素晴らしいです。揺れもマイルド。
E7/W7系に導入されたアクティブサスペンションのおかげですね。
他の注目ポイントとしては,音の静かさでしょうか。
走行音よりもエアコンの空調音が気になるレベルの静かさです。

 

車内散策。「和」を取り入れた車内は日本らしさ満点。
所々で目を引く車内のゴールドの内装。
やはり,金沢の金箔をイメージしているのでしょうか。美しい。

ちなみに,日本の金箔生産量の98%を金沢が占めるとか。
以前,食用金箔をあらゆる食品にトッピングしたことがありましたが,
家族からは不評でした...金箔サイズが大き過ぎたのかな。
黒豆が金豆レベルでコーティングしたこともあったり。

 

最後にアップルジュースをいただいた。瓶に入ってる少し高いリンゴジュースの味。
強い甘さと程よい酸味。JRの駅で売ってるacureのリンゴジュースシリーズに似た美味しさ。

計4杯のドリンクをいただきました。
乗客は自分だけだったこともあり,時間の許す限りオーダーさせていただきました。
乗り物に乗ってるときの飲食はなぜ,こんなに美味しいのでしょうか。

担当いただいたアテンダントさん,本当にありがとうございました。

 

第2のふるさと「秋葉原」が見えてきた。いよいよ終着の東京駅へ。

 

定刻通り,東京駅に到着した。快適過ぎてあっという間の98分間だった。
北陸新幹線に別れを告げ,この後ラオス遠征へ向かった。

 

そんな訳で,北陸新幹線のE7/W7系のグランクラスに乗ってきました。

値段は高いです。
普通席・グリーン車よりも高い運賃ですが,サービスは値段相当の素晴らしさがあります。
アテンダントさんの接客・アメニティ・ドリンク・そして軽食。
長野=東京では短さ故に物足りなさを感じますが,金沢路線であれば思う存分満喫出来るかと。

航空マニアの筆者ですが,
「飛行機の上級クラスよりも快適かもしれません(笑)」
揺れの少なさ,音の静かさ,シートの快適さなど。
飛行機には勝てない要素が新幹線にはあります。
確かに飛行機も素晴らしいです。好きです。正直,新幹線には驚かされました。

毎回の利用は金銭的に難しいかもしれません。
しかし,これは1度経験していただきたいです。

新幹線。侮れないです。素晴らしいです。

(今回は貸切状態でしたが,採算は大丈夫なのでしょうか...)

評価
車内食
★★★★★(北陸のご当地食材を使用した軽食。お茶菓子もあり。ドリンクも豊富)

シート
★★★★★(広い座席間隔・幅。上質な触り心地の革。程よい柔らかさの座り心地)

車両コンディション
★★★★★(清潔感のある車内。新しく綺麗)

車内スタッフ
★★★★★(自分1人だけということもあり,心のこもったサービスを終始受けることができた)

エンターテイメント
★★★☆☆(エンターテイメントは車窓と車内誌のみ)

時間の正確さ
★★★★★(定刻)

総評
★★★★★

正直,E7/W7系の普通席も快適ですけどね。
グランクラスは快適すぎます。中毒にならないか心配です(笑)

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