乗り物ネタ

本物の飛行機の胴体にいつでも触り放題!MD-82のタグを買ってみた

投稿日:2020年10月31日 更新日:

 

2019年にアメリカン航空から引退したMD-83。

銀ピカのベアメタル塗装とリアのJT8Dエンジンがカッコいい機体でした。

そんなアメリカンのMD。
なんと、退役した機体を使用したタグにて"復活"しているとのこと。
タグ化したのはMD-82。即買不可避でした。

そんな訳で今回は、アメリカン航空のMD-82の胴体部品を使用したタグを購入してみました。

 


アメリカン航空のMD-83(N983TW)。撮影時の機齢約17年。
ベアメタルにリアのJT8Dエンジンがカッコいい。
アメリカンといえばベアメタル塗装のイメージの人も多いはず。

今回購入したタグはアメリカン航空のMD-82。
MD-83と外観上の大きな違いはありません。画像は参考までに。

 

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購入はAviationtagから

アメリカン航空のMD-82の機体部品を販売しているとの情報をSNSにて入手。

購入元はAviationtag
同社は各種退役機の胴体部品を使用してタグとして販売している。

新しいタグが随時追加されるため、お気に入りの機体を是非ともゲットしたい。

 

Aviationtag 公式HP

 


Aviationtagにて購入。タグはアメリカン航空のお墨付き。(出典:Aviationtag)
MD-82の胴体を切り出し・タグ化して数量限定で販売。

 


MD-82(N922TW)。9000枚の数量限定品。
1枚29.95ユーロ。結局、日本への送料込みで44.90ユーロ(約5700円)に。

安い買い物ではないです。
しかし、憧れの機体の本物の部品が手に入ると思えば安いのではないでしょうか。

 

N922TW解体前の画像も(出典:Aviationtag HP)
退役後、2003年にニューメキシコ州のロズウェルに到着した本機。
タグ化される2020年まで放置状態だったらしい。表面にいい感じの味が出ている。

 

タグになったN922TWの履歴書

タグになった機体はアメリカン航空のMD-82(機体番号:N922TW)。

この機体の履歴はなかなかおもしろい。

1社目はスイス航空にて1981年~1997年の16年間活躍。
当初はMD-82ではなく、MD-81として1981年7月26日に製造された。
ちなみに、MD-80シリーズはスイス航空の発注によりプログラムがローンチした。

2社目はトランス・ワールド航空にて1997年~2001年の4年間活躍。
ここでMD-81からMD-82に改造された。
MD-82は基本型のMD-81のエンジン換装モデル。
エンジンはJT8D-209からJT8D-217になり、出力が向上。
ペイロード・航続性能が向上しただけでなく、高温・高地での運用にも適する機体に進化した。

3社目はアメリカン航空にて2001年から2002年まで活躍。
退役後は2003年にロズウェルにて保管状態に。
そして、2020年。タグ化のために解体された。

 


N922TWの活動記録。スイス航空→TWA→アメリカン航空と転職を繰り返していた。
MD-81からMD-82へコンバート履歴のある注目の機体。
まぁ、エンジンが換装になっただけだが。

 

はるばるドイツから日本に到着

DHLの航空便にて5日間で家に到着した。
さすが航空貨物。意外と早い。

今回はドイツ→香港→名古屋といったルート。

はるばる遠い地から運ばれてきた。

 

DHLの航空便にて日本へ

DHLの追跡サービス。発送元のドイツから約5日間で日本の家に到着した。
ドイツ→香港→名古屋のルート。
1000円程度の送料で飛行機に乗れるのだから、航空貨物になってみたい(笑)。

 


セントレアに着陸するエア・ホンコンのA300-600F。
香港→名古屋はDHLと提携関係にある、エアホンコンの機体で運ばれてきた可能性が高い。

飛行機の部品を飛行機で運ぶって、なんか不思議な感じですよね。
しかも、先日まで同じ空を飛んでいた機体。運ぶ貨物機はどんな気分なのでしょうか。

 

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触り放題のベアメタル

いざぁ、開封!!!

HPに載っていた通りの銀のタグが到着した。

2003年から放置された影響か、表面は若干くすんでいる。
しかし、ベアメタルの銀ピカ感は健在。

表面についた傷の数々も、確かに空を飛んでいたことを物語っている。
印刷されたMDの機体デザインとシリアルナンバー類も素晴らしいセンス。
AAのロゴもかっこいい。

 


購入したタグ。シリアルナンバーは758/9000。若い。
アメリカン航空のロゴとMD-82の上面図のデザインが素晴らしい。

この機体にどんな芸能人が、政治家が、セレブが、友人が搭乗したのだろう。
どんな思い出を運んだのだろうか。
想像が捗るのが廃品のいいところ。

 


一定方向についた表面の傷。きっと、上空を飛行した際についたものだろう。
そんな妄想が膨らむのも、廃品のいいところ。

さすがアルミ合金。薄く、固く、軽い。変形する気配すら感じさせません。
さすが、世界の空を数え切れないほど飛んだ機体のパネル。
ハードな箇所に取り付けても壊れることはないと思います。

 


裏面は腐食防止の黄緑のプライマー塗装が施されている。こちらも当時のまま。
若干の剥がれはご愛敬。むしろ、傷がある方がいい味出していてイイ。

 

ベアメタル塗装一覧

アメリカン航空といえばベアメタル塗装のイメージ。

そんな人も多いはず。

地肌をむき出しにすることで塗料の重量を削減でき、燃費の改善に繋がったとのこと。
また、塗装や剥離による環境への影響も抑えることができたとか。
(一応、ベアメタルの表面には透明の塗装が薄く施されている)

カッコいいベアメタルだが、メンテナンスは楽ではなかったらしい。

 


アメリカンのベアメタルその1。B777-200ER。
当時、最新鋭だったB777にもベアメタルを採用。
レトロな塗装とハイテク機種の組合せ。異色のコラボといった印象を持った。

 


ベアメタルその2。復刻塗装として復活したベアメタル。2019年撮影。
B737-800のような新しい機体でも、塗装次第でレトロ機に生まれ変わる不思議。

令和になってもベアメタルを撮影できるとは...カッコいい。

 


ベアメタルその3。こちらは古参のベアメタル。MD-83×3機。
2019年・ダラスにて撮影。MDが3機揃う光景も絶滅してしまった。

 


余談だが、アメリカンのMD-83に搭乗した際の機窓を。
MDといえばこの機窓。爆音のJT8Dエンジンと細長い銀翼。これぞMD。
機内からは胴体のベアメタル感を体感することはできなかった。

 


MD-83のベアメタル塗装。若干くすんでいたが、銀ピカ感は健在だった。
銀色というよりも、鼠色に近い銀といったところだろうか。
表面は傷が多くついていた。ベテラン機らしさ満点。

 


細長い胴体と後部の細長いJT8Dエンジン。
赤と白と紺のチートライン。レトロな機体とレトロな塗装のコラボレーション。
カッコいいの一言に尽きる。

 

そんな訳で、アメリカン航空のMD-82の廃品を使用したタグを購入してみました。

やはり、本物は素晴らしいです。値段は高いですが。

この機体はどんな場所を飛び、どんな人を運び、どんな思い出があったのか。
そんなことを無限大に想像できるのが、廃品のいいところです。

好きな機材ならなおさら。
是非ともお気に入りの機体を手に入れていただきたい。
おすすめです。

 

おまけ

別メーカのPlaneTagsではアエロフロートのMD-11Fのタグも販売。(出典:PlaneTags)
こちらは円形のタグ。同社はANAやJALのB777のタグも扱っているため、気になる方は是非。

PlaneTags 公式HP

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