新年度いかがお過ごしでしょうか??うちの研究室にもかわいい後輩が配属されました。
「あぁ、自分も1年前はあんな感じだったんだなぁ...」などと感じたり。
波乱万丈の新年度の幕開け!!
という訳で今回は、信州まつもと空港の国際線チャーター便飛来時の様子をお届けします。
約2年ぶりの国際線チャーター便となる松本空港。コリアンエアー(大韓航空)が松本に初飛来した。
県が目標とする空港国際化への第一歩となるのでしょうか。
撮影データ
空港:松本空港(MMJ)
日時:2017/04/19
天候:晴れ
撮影スポット:展望デッキ・空港外周
約2年ぶりの国際線チャーター便が飛来した松本空港。愛称は「信州まつもと空港」
この日は大韓航空にて韓国から初のチャーター便が飛来し、観光客115人が信州入りした。
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ソウル(仁川)発・松本行き大韓航空9775便にて運航。
約2年ぶりの国際線チャーター便の飛来。
普段は開放されているVIPルームは閉鎖。
入国審査室および準備室として使用されているのだろうか。
中日新聞のヘリ「おおづる」が飛来。離着陸を繰り返していた。
(中日新聞, EC135-P2, JA02CP, 2003年登録)
4月19日の国際線チャーター便の時刻表
松本到着12:15
松本出発13:45
定刻通りに飛来したと思ったのですが・・・
12:13, 強風によりゴーアラウンド。着陸やり直し。
難易度が高い松本空港未経験のコリアンエアーのパイロットにとって着陸は困難だったのでしょう。
標高658mで日本一標高の高い松本空港。そして高地空港としては短めの2000mの滑走路。
松本空港は全国の中でも離着陸に高いテクニックが要求される空港の1つ。
高地の空気密度の低さによる操縦特性の変化、空港周囲を山岳に囲まれた独特の地形、短い滑走路など、
これらすべてを考慮した操縦が必要になります。
A380の場合、標高が300m高くなるだけで離陸滑走距離が300m伸びてしまうほど大気の影響が顕著に表れる。
ゴーアラウンドした大韓航空機はひたすら上空待機。
札幌便の出発時刻と重複したため、なかなか降ろしてもらえない。諏訪湖上空まで行ってしまうことも。
12:00発のFDA札幌行き。この日は15分ほど出発遅延。みんな大好き金色塗装。
(FDA, E175, JA09FJ, 2015年登録)
12:42, 約30分遅れで着陸。前輪と後輪がほぼ同時着地し、豪快に煙を上げた。
なかなか機体が降下せず、無理やり接地させようとしていた着陸だった。
強風だから仕方ないが、少しヒヤリとした。
松本空港初飛来!!ようこそ信州へ!!
(Korean Air, B737-800, HL8246, 2012年登録)
成田など、大規模な空港ではちっぽけな存在だが、ここ松本では大型機並みの迫力を感じさせる。
普段E170・E175のみが定期便で運航する空港だけに、B737-800の存在感は抜群。主役級。
チャーター便を歓迎する展望デッキの人々。大盛況。
地方空港は1便1便を大切にする雰囲気があるから好きだ。
約2年ぶりの国際線チャーター便の飛来。
2017年5月にはチャイナエアライン(B737)、7月にはヤクーツク航空(SSJ100)によるチャーター便が予定されている。
大型機並みの存在感のB737-800。
普段E170・E175しか飛来しない空港だからだろうか、目が錯覚してしまった。
韓国からの観光客のお出迎え隊。この後は県内の観光地へ向かったらしい。
韓国人観光客を出迎える県内関係者たち。熱烈歓迎。
ここまで歓迎されたら観光客もさぞかし嬉しいことだろう。うらやましい。
今回のチャーター便を利用した韓国人観光客は115名。
使用機材が138席or147席仕様のため、高地での運用に対応するために座席数を制限していることが読み取れる。
重量の関係上、満席での運航が難しいのが松本空港の欠点でもある。
改めて、周囲を山岳に囲まれた空港であることを認識させられる。
発着の難しさも納得。
14:00, ソウルへ向けて回送便が出発。
残りの4月は22日(土)と25日(火)の運航が予定されている。
桜×コリアンエアー
機体色の水色と桜のピンクのコントラストが良い。
14:06, 横風にあおられながら離陸。
強い向かい風&回送便による軽い機体重量のため、グイッと上昇していった。
松本で1周した後、西へ飛行。日本を後にした。
なぜ1周したのだろう。高度を稼ぐためだろうか。松本に綺麗な円を描いた。
福岡から到着したFDA。これも水色の機体色。コリアンエアーではないです。
空港周辺の桜が美しい...お早めにどうぞ。
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という訳で、松本空港の2年ぶりとなる国際線チャーター便を撮影してきました。
松本初飛来のコリアンエアー。
強風によるゴーアラウンド、危うい着陸などヒヤリとする場面もありましたが、無事来てくれました。
これを機会にチャーター便が本格化することを願います。松本空港ベースとして。
県が空港の国際化を本格化するのであれば、施設の充実化を検討するべきだと思います。
高地空港で2000mの滑走路では、お世辞にも安全とは言い切れません。
せめて2500mほどあれば運航するパイロットも安心でしょう。
今後の松本空港から目が離せませんね(^_^;)