いよいよ12月。目覚まし時計とのバトルが激しさを増す最近の毎朝です。
布団の温かさって怖い...
そんな訳で今回は、シルクエアーのシンガポール・チャンギ国際空港からクアラルンプール国際空港までの搭乗記です。
チャンギ国際空港のT2出発ロビー。パタパタ式の出発案内版は健在。
早朝5:00。マリーナベイ・サンズからタクシーで20分で到着した。
搭乗DATA
航空会社:シルクエア―(Silk Air)
搭乗日:2018/08
路線:シンガポール・チャンギ国際空港⇒クアラルンプール国際空港
飛行時間:0時間55分 (発7:10⇒着8:05/現地時間)
便名:MI322
座席:21A(エコノミークラス・窓側)
機材:B737-800(9V-MGN) 機齢2年10ヵ月
スポンサーリンク
コードシェア便は少し不便
今回はマレーシア航空のHPから
成田=(クアラルンプール乗継)=シンガポール路線の航空券を購入。
そのうち、復路のシンガポール=クアラルンプールのみ今回のシルクエアーによる運航だった。
例のコードシェア便というやつ。
面倒な点は3点
・クアラルンプール→成田(マレーシア航空)のチケットはクアラルンプールにて別途受取。
・マレーシア航空HPからの事前座席指定不可
・上級会員のサービス利用不可
預け入れ手荷物だけは成田までスルー。助かる。
よって、予約元がマレーシア航空であっても、同様の搭乗手続き方法が適用されないので注意。
シルクエアーのチケット。シンガポール航空の子会社のため、同社の印紙にプリント。
ちなみに、シルクエアーは将来的にシンガポール航空に統合されるとか。
シルクエアーは現在、統合に向け機内デザインを絶賛変更中。
統合によってシンガポール航空にもナローボディー機を手にすることに。
出国審査後のフードコートにて。チキンライスセットを注文。1200円。
朝5時台に営業しているとは...チャンギ国際空港有能すぎる。
4日間のシンガポール遠征。
何だかんだで、チキンライスが一番気に入りました。バンバンジーみたいでGood!!
チャンギ国際空港は素晴らしいですね。
新しさ、設備、案内のわかりやすさ。さすがシンガポールですわ。
今回の搭乗機のB737-800型機(9V-MGN)。機齢2年10ヵ月のやや新品。
同社はB737MAX8の導入も積極的に進めている。
正直なところ、B737MAXに乗りたかった...
ビジネスクラス領域。2-2配置の計12席。昔ながらの幅広いふかふかシート。
55分間のフライトでビジネス使う意味はあるのだろうか。
シルクエアーのB737-800型機の座席表。ビジネス12席、エコノミー150席の計162席仕様。
今回は21Aを指定。事前座席指定できなかったが、何とか窓側席の確保に成功した。
足元の広さ。他社大手と同等の広さ。
シンガポール航空の子会社のためか、機内装備には抜かりない。
指4本分の足元スペース。シートピッチ30インチ程度。合格!!
JALやANAの場合だと握り拳1個分の広さのため、シルクエアーはわずかに狭い。
座り心地レビュー
ホールド感ややあり。ヘッドレストは程よい柔らかさ。左右可動式。
座面のクッション感低め。足元の広さは合格ライン。
座席の柔らかさ
★★★★☆
座席下部のシートポケットに加え、上部にも固定式のシートポケットを装備。
収納力抜群。
窓枠と絡めて。丸みを帯びた窓枠デザインがGood.
BSI(Boeing Sky Interior)仕様の機内は旧型と比較して解放感がある。
7:15、定刻から5分遅れでチャンギのE1スポットから出発。
駐機中のB737MAX-8(9V-MBA)。機齢11ヵ月の新品。
どうせならこっちの機材に乗りたかった。
そういえば、JALのB737-800の後継機はどうなるんでしょうか。
JTAがMAX型に変更可能な契約でB737-800を導入していますが、果たして。
B737MAXという機体だけに期待MAXです!!
7:28、RUNWAY 20Cから離陸。大きな揺れもなく順調に高度を上げていく。
スポンサーリンク
ソーサ―付きで提供されるドリンク
個人的に初体験だったのが、ソーサ―付きで提供されるドリンク。
ソーサ―というよりも、お皿といった方が適切だろうか。
飛行時間1時間のフライトの場合、紙コップでの提供が一般的。
しかし、シルクエアーはプラ製のコップにソーサー付きの本格派。
まさに上空ティータイム。素晴らしい心使い。
ソーサー付きだと、砂糖やスプーン等の付属品が散らかることがない。
雰囲気Good、清潔面でもGood!!
さすが、満足度トップクラスのシンガポール航空の子会社。素晴らしい!!
ドリンクのサービス。ソーサー付きで提供される点が素晴らしい。
コップも安っぽい紙製ではなく、頑丈なプラスチック製。
紅茶は若干薄めでした。朝4時起きで疲れてるからかなぁ。
安全のしおり。B737MAX-8とB737-800で同一仕様。
保有機材の紹介ページ。
B737-800の他に先述したB737MAX8や、A319、A320を保有する。
シンガポール航空とシルクエア―の路線図。
シルクエア―は東南アジアメイン、シンガポール航空は主要都市メインといったところか。
シートポケット内容物一覧。
一部の機内誌の表紙にはシンガポール航空のマークが入っていた。
わずか20分間のベルトサインオフの時間
直線距離約300kmのシンガポール=クアラルンプール路線。
約400kmの東京=大阪よりも短い。
今回の飛行時間はたったの55分間。
そのうち、ベルトサインがオフの時間はたったの20分間。
ティータイムを楽しんだと思えばすぐにベルトサインがオンに。
意外とあっという間のフライトだった。
もう少しシルクエア―を楽しみたかったなぁ...
搭乗率80%程度の機内。早朝の便だったためか、仮眠を取る人も多かった。
水平飛行に入ると機内照明の色は暖色系に。LED照明の技術進化に感動。
仮眠を取ろうか悩んでいると、あっという間に降下。
クアラルンプールの街並みが近づいてきた。
シルクエア―のウイングレットのデザインは簡素ですね。
何か塗装でもしてあるものだと思ったのですが。残念。
8:20、定刻から15分遅れてクアラルンプール国際空港に到着。
やはり、A330はでかい。
今回の座席。オレンジ色が鮮やかなふかふか系布製シート。
簡素なデザインだが、座り心地は意外と良かった。
画像には映っていませんが、クッションも各座席に配置されていました。
座席本来の座り心地を満喫したいので、基本的にクッションは使わない派です。
真横から。窓の位置もGood.
詰込み格安鶏小屋LCCのような窮屈感は皆無。
シートポケットが2箇所あるのは嬉しい。
今回は使用しなかったが、機内オーディオ機能も各座席に装備している(肘掛け部)。
今回のフライトルート。マレー半島を縦断するルートを飛行した。
水平飛行の時間はわずかであることが読み取れる。
スポンサーリンク
そんな訳で、シルクエア―のB737にてシンガポールからクアラルンプールまでフライトしました。
初利用のシルクエア―でしたが、なかなか良かったです。
飛行時間55分の短距離路線でしたが、十分に良さが伝わってきました。
特に気に入ったのが、ソーサー付きのドリンクサービス。
多くのエアラインに搭乗してきましたが、このサービスは今回が初。
たかがドリンク、されどドリンク。
サービス精神満点でした。味はまぁ悪くなかったです。
将来的にシンガポール航空と統合されるシルクエア―。
統合前にもう1度くらい乗っておきたいところ。次はB737MAXで!!
評価
機内食
★★★★☆(ソーサー付きの本格的なドリンクサービス。筆者の疲れからか、紅茶の味は薄めだった)
シート
★★★★☆(足元の広さは合格レベル。個人的に好きなフカフカ系布製座席。座り心地がGood)
機材コンディション
★★★★★(機齢2年。機内は新しく、清潔感満点。BSI仕様の機内は明るく快適)
機内スタッフ
★★★★☆(テキパキかつ適切なサービスを提供していた)
エンターテイメント
★★★☆☆(機内エンタメは機内誌とオーディオのみ)
時間の正確さ
★★★★☆(約15分の遅延)
総評
★★★★☆
初搭乗のシルクエア―。知名度は低めですが、なかなか良かったです。
機会があれば積極的に利用したいエアライン。