どうも、とうとう今年も終わりですね。
最近また新しいラーメン屋を発見しました。長野駅前っておいしいラーメン屋多いですね。
(って愛知県出身の友人が言ってました)
そんな訳で今回は、佐賀旅行の際に成田空港から佐賀空港までの移動に利用した
春秋航空日本(SPRING JAPAN)についての評判や口コミなどを自分の体験を交えて紹介します。
春秋航空の737円セールを利用して日帰り佐賀旅行に行ってきました。
ただ佐賀に行って同じ飛行機で帰ってくるだけの"旅行"ですけどね(^^;)
春秋航空のB737円セールを予約したら合計2000円だった話
搭乗機B737-800(JA01GR)
搭乗機の春秋航空1号機。機齢2年4ヵ月の新品!!
搭乗DATA
航空会社:春秋航空日本(SPRING JAPAN)
搭乗日:2015/11
路線:成田空港⇒佐賀空港 (発11:15⇒着13:45)
便名:IJ601
座席:26F
機材:B737-800(JA01GR) 機齢2年4ヵ月
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成田空港第3ターミナルにて
春秋航空日本の手続きカウンター。倉庫の中にカウンター作りました感は否めない。
2015年4月に開館した成田空港第3ターミナル。
コスト削減のため天井は剥き出し。まるで倉庫。
春秋航空の自動チェックイン機は2台設置。
機内持ち込み手荷物もここで重量測定をさせられました。何とかぎりぎりパス。
搭乗券
自動チェックイン機にて発券。まるで定食屋のレシートみたい。
定食屋のレシートに少し厚みを持たせた程度の搭乗券。間違って捨てそう(´・ω・`)
やはりLCC、搭乗前から安っぽさが・・・
第3ターミナル内にて
まるで陸上競技場なデザインの内部。売店・フードコートも充実。
売店やフードコートも充実してるので暇つぶしも可能。ローソンもあるので安心。
陸上競技場のトラックを彷彿とさせる地面。
材質もゴム製でトラックそのもの。すごく走りやすそう。
どうでもいいけど筆者は中学時代陸上部でした。
春秋航空の売店
春秋航空の売店「SPRING SHOP」も。主にご当地商品を扱っていた。
バニラエアのV-storeの隣に春秋航空のSPRIG SHOPが営業してた。
主に就航地のご当地商品などを主に扱っていた。
春秋航空オリジナルグッズなどはなかったと思う。
バニラエアの売店にはボールペンやクリアファイルがあったのになぁ・・・
搭乗口
いざIJ601便にて佐賀へ!!高齢者が多めのフライト。
まぁ佐賀に若者なんてあまり行かないか・・・
友人から「佐賀って何あるの?」なんて言われたし。
今回の座席はココ↓↓
後方窓側の26Fを指定。全189席のLCC詰め込み仕様。
400円払って座席指定した甲斐がありました。
座席指定してない場合は搭乗当日勝手に割り振られる感じ。
離陸
B滑走路から離陸。A滑走路までのタキシング時間を大幅に短縮。早く到着しそうな予感。
普段はA滑走路から離陸することが多いこの便。その分タキシング時間が掛る訳ですが・・・
この日はB滑走路からの離陸。第3ターミナルから近いので助かる。
東京ディズニーランド
東京都心上空を通過するルート。なので東京ディズニーランドも見えたり。
夢の国は空の上から見ると案外小さいんだなぁ
ブロッケン現象
丸い虹、通称ブロッケン現象。大きくはなかったが何とか確認できた。
最初は窓の油汚れかなぁ・・・なんて思ってたら丸い虹でした。
ブロッケン現象。運がいいのかな。
機内の様子
最新の機内デザインのBSI仕様。搭乗率は70%程度。意外と搭乗率は悪くない。
3席掛けの中央席はほとんど空席。通路側と窓側が埋まっている感じ。
さすが機齢2年の機材、機内も新しく清潔感があふれていました。
BSI仕様の機内もGOOD!!
嬉しい200円でお茶飲み放題の機内サービス
春秋航空の機内販売で有名なのがお茶!!
なんと200円で何杯でも飲み放題。温かいお茶を何杯でも提供してくれる。
お茶の品種は佐賀特産の「嬉野茶(うれしのちゃ)」
まろやか&程良い苦みがおいしいお茶でした。
機内販売(ドリンク)
飲み物メニュー。右下のお茶に注目。200円でおかわり自由。
佐賀限定の「嬉野茶(うれしのちゃ)」
春秋航空に乗ったら是非!!おすすめです。
機内販売
お茶(200円)と春秋航空のタグ(500円)を購入。
CA「お茶のおかわりいかがですか?」
って感じでCAさんが声を掛けてくれるので恥ずかしがり屋でも安心。
3杯もおかわりしちゃいました。
まろやかだけどお茶の苦みが生きてる味でおいしかったです。
噂だと丸ぼうろ(150円)とお茶の組み合わせが最高みたいです。
安全のしおり
春秋航空の緑をメインとした色合いの安全のしおり。
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絶妙な広さの薄型革製シート
LCCなので足元は狭い。シートピッチはLCCで一般的な29インチ(74cm)程度。
素材は手入れが簡単な革製シート。本革か合成皮革かは不明。背中が少し蒸れる。
革製なので布製よりも座り心地は僅かに固め(個人差あり)。成田=佐賀間でも疲れにくい。
機内オーディオ・モニター装備はなし。
今回のシート
グレーのシンプルなシート。他社LCCと比較すると地味な色合い。
LCCで一般的な革製シート。シートの固さも程良く、長時間であっても疲れにくい。
シート全景
3-3の配置。スポンサーのカリアーリコーヒーのヘッドカバーが目を引く。
うーm、シートの色が地味な灰色のせいか、機内全体が地味な感じ。
ピーチやバニラエアはカラフルな機内で気分を高揚させるのになぁ・・・
足元の広さ
前席に接触しない程度の絶妙なスペース。広くはない。
シートピッチ約29インチなので狭さは否めない。(大手は31インチが主流)
他社のLCCとほぼ同等の広さですね。
ジェットスター・ピーチ・バニラエアでも同じ狭さでした。
足を組むのは厳しい。国内路線なら我慢できるレベル。
前席と膝との間隔はだいたい指2本分。
接触しそうでしない何とも絶妙な間隔。
身長180cm以上の人だと窮屈かもしれません。
トイレ
綺麗に清掃されていたトイレ。ハンドソープが未設置だったのでマイナスポイント。
衛生面でハンドソープぐらいは設置すべきではないだろうか。
佐賀空港名物のぐるぐる回ってアプローチ
空域・騒音の関係からぐるぐる回って着陸する佐賀空港名物の進入方式。
空港周辺に到達してもなかなか着陸しないので少し不安になる。
有明湾上空では有明海苔の養殖場を一面に望むことができる。
日によっては香港カーブを彷彿とさせる高度500ft(150m)でのサークリングアプローチも経験できる。
今回の着陸ルート
旋回をひたすら繰り返しながら進入する佐賀空港名物のぐるぐる回ってアプローチ。
ひたすら旋回を繰り返すので楽しい!!
サークリングアプローチ
有明海苔の養殖場を飛行しながらの最終進入。高度150mでの旋回は大迫力。
まるで香港カーブを彷彿とさせる低さで旋回。そして着陸。
このまま海に胴体着陸しちゃうんじゃないかと思いました(^・^)
高度500ft(150m)でのサークリングアプローチはなかなかの迫力でした。
海苔の養殖場が手に届きそうな距離感。
ちなみにサークリングアプローチは難易度の高さから訓練で失格になるパイロットもいるとか。
さすが元大手航空会社所属のパイロットが活躍してる春秋航空日本。腕がいいです。
佐賀空港にて
無事に佐賀空港に到着。佐賀の銘菓丸ぼうろを買って帰りますよ。
ギリギリ帰りの便の搭乗手続きを済ませ、また同じ機材で帰りました。
早着してなかったら間に合わなかったぞ・・・
中国色を全く感じさせない日本品質のLCC
今回利用したのは「春秋航空日本」であり、中国の「春秋航空」の子会社のようなもの。
一応中国系のLCCであるが、全く中国色を感じさせないサービス・フライトだった。
パイロット・CAさんはほとんど日本人で構成されており、もちろん日本語も通じる。
パイロットは元大手航空会社のベテランが多く、操縦の腕はいい。非常に安心できる。
CAさんのサービスクオリティも大手と変わらず、質の高いサービスを行っていた。
よって中国系の子会社であるが、全く中国色を感じさせない安心な航空会社だと思う。
おまけ
成田空港反対派の土地。空港敷地内に畑が今でも存在する。
初めて利用した春秋航空日本。
中国系と聞いて正直あまり期待してなったけど、実際乗ってみるといい航空会社だと感じました。
中国色を全く感じさせない日本クオリティのサービス・フライト。
また機会があれば利用したいです。
うーm、機内で飲んだお茶おいしかったなぁ(^O^)
まとめ
・春秋航空日本は中国の春秋航空の子会社
・中国色を全く感じさせない日本クオリティのサービス
・200円で何杯でもお茶(うれしの茶)飲み放題
・機内販売メニューはそこそこ充実
・足元の広さは他社LCCと同等レベル
・佐賀空港付近の有明海苔養殖場の景色は圧巻
評価
機内食
★★★☆☆(お茶がおししくてお代わり3杯もいただいた)
シート
★★★☆☆(LCCお得意の革製シート。足元はやや狭い)
機材コンディション
★★★☆☆(機齢2年の新品。機内デザインも新しく快適)
機内スタッフ
★★★★☆(お茶のお代わりを頻繁に聞きに来てくれた)
エンターテイメント
★★★☆☆(機内誌のみ。少し暇)
時間の正確さ
★★★★★(7分の早着)
総評
★★★★☆
春秋航空日本。もうちょっと国内路線増やしてくださいよ~。また乗りますから。