まったり空の旅

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ベトジェットエア 搭乗レビュー

【搭乗記】ホーチミンで夜まで遊べる!ベトジェットエアの深夜便で東京・成田へ

投稿日:

 

ベトナムの格安エアラインのベトジェットエア。

今回も片道2万円弱で成田までフライトできました。

そんな訳で今回は、ベトジェットエアにてホーチミンシティから東京・成田までフライトしました

 

タンソンニャット空港入口の熱烈なお出迎え
ホーチミン中心部からタクシーで約30分・1000円でタンソンニャット国際空港に到着。20時30分でもこの賑わい。熱烈歓迎なお出迎えが東南アジアスタイルって感じで好きです。

 

搭乗DATA
航空会社:ベトジェットエア
搭乗日:2023/02
路線:ホーチミンシティ ⇒ 東京/成田
飛行時間:5
時間45分 (発23:55⇒着07:40)
便名:VJ822
座席:43K エコノミークラス・窓側
機材:A330-300 (VN-A812) 機齢12年3ヵ月

 

 

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大混雑のタンソンニャット国際空港

今回は23:55発の深夜便。この時間帯でも出発便が多めでした。

もちろん、搭乗手続きカウンターも長蛇の列。約3時間前に並び始めましたが、この時でも20分くらい待ちました。

出国手続き・保安検査場も混雑していたため、深夜といえども時間的に余裕があった方が良いと思います。

 

タンソンニャット空港の搭乗手続きカウンター
画面中央部がベトジェットエアの搭乗手続きカウンター。手続き完了まで20分程度。手続きが終わる頃には列はさらに伸びており、「この人たち間に合うのかなぁ」感が若干ありました。関門はここだけでなく、保安検査・出国審査も長蛇の列でした。早めの空港到着をおすすめします。

やはり、経済成長が著しい国は夜も元気ですねぇ!!!

 

チケット
無事、出国。チケットはいつも通りの紙スタイル。

 

手荷物タグ
機内持ち込み手荷物にはベトジェットエアのタグが巻かれました。手続き時に重量も計測されたと思います。眠すぎてここは記憶が曖昧です。すみません。

 

 

カフェで暇つぶし

レストランやカフェは深夜でも営業。

ラウンジサービスのないLCCでも待ち時間に困ることは無かったです。

お土産屋も営業中。出国前に購入できなかった人も安心。

 

タンソンニャット空港出発ロビー内のカフェ
搭乗ゲート付近にあるカフェ。今回は画像のSAIGON CAFE.BAR.KITCHENを利用。意外と他にも営業中の店舗は多めでした。

 

カフェ内部の様子
カフェ内部の様子。窓側はエプロン・滑走路が眺められるマニア歓喜の席。

 

カフェで飲んだパイナップルジュース
パイナップルジュースを注文。Sサイズで4.5ドル(約600円)。空港内でこの値段なら良心的ですね。冷たく、甘く、風味良く美味しかったです。

 

カフェからの飛行機の眺め
カフェからは飛行機も見学可。ベトナム航空のA350-900とエミレーツのB777-300ER。奥が滑走路なので着陸機も見えますが、暗すぎて撮影は困難でした。

 

 

沖止めスポットでマニア歓喜

格安のLCCなのでボーディングブリッジは使えず。

この日も沖止めスポットからの搭乗に。

逆に、マニア的にこれが最高の経験となりました。距離が近すぎ...

 

バスで搭乗機へ

搭乗待合室内の様子
カフェを満喫した後は搭乗ゲートへ。ここから乗れると思いきや、バスにて搭乗機へ向かう沖止めスポットスタイル。往路では日本人少なめでしたが、この便も日本人は少なめでした。

 

搭乗案内画面
お馴染みの赤い鶴のマークが。そう、ベトジェットエアとJALはコードシェア便で提携しているのです。JALお墨付き?のベトジェットエア。何というか、謎の安心感がありますね。JAL運賃で乗る人からすると微妙かもしれませんが...。

 

 

移動が自由過ぎる

ベトナム国旗をモチーフとした塗装が施されたエンジン
バスを降りるや否や、ロールスロイスTrent700エンジンがお出迎え。近い!Trent 772B-60さん、成田までお世話になります。

 

翼の下から見た機体番号
後方の座席位置だったため最後部のドアからの搭乗を指示されました。翼の下をくぐり移動。VN-A812の機体番号を視認。日本国内では搭乗時だけでなく、整備工場見学も翼下の通過は固く禁止されているのにベトナムの緩さときたら。マニア的に大歓喜な展開でした。セルフ機体チェック完了。

 

搭乗機を地上から眺めた時の景色
特に規制線もなく、乗客が自由に移動して後部のドアを目指していました。この距離感、なかなか日本では体験出来ません。深夜23時、眠さが一気に吹き飛びました。

 

 

搭乗機は元エアアジアXの中古機

今回の搭乗機と搭乗客の列
今回の搭乗機のA330-300(VN-A812)。機齢12年。LCCのエアアジアXの中古機。エアアジアX時代は「A Truly Passionate Allstar (Anaz Ahmad Tajuddin)」の特別塗装機として活躍。今回の搭乗機は2022年12月にベトジェットエアへ転属。今回の2ヵ月前に納入されたばかりの中古機。機内もほぼエアアジアX時代そのままでした。

 

エアアジアX時代の9M-XXH
参考までに、エアアジアX時代の今回の搭乗機(新千歳空港にて)。機体番号9M-XXHとして活躍。2010年に新規導入され、2020年頃まで活躍した後にクアラルンプールで2年弱保管。その後、ベトジェットエアに導入されました。同じくLCCのエアアジアXで使用された中古機を使うベトジェットエア。機体の老朽化具合的に長期的な運用はコスト的に難しいと思われますが、果たして。A330neoの繋ぎ的な感じの導入なのでしょうか。

 

最後部からの搭乗時に見えた垂直尾翼
水平尾翼と垂直尾翼をチェック。このアングルからの眺めは初体験。

 

 

2クラス377席仕様

ベトジェットエアのA330型機の座席表と自席の位置
ベトジェットエアのA330型機の座席表と自席の位置(引用:エアアジアX HP)。今回はエコノミークラス(ノーマルシート)の43Kを事前指定。指定料金は400円でした。今回のA330はエアアジアXの中古機であり、機内配置も変更がないため座席表もエアアジアXから引用しています。前方に12席のビジネスクラス、後方にエコノミークラスが並びます。

A330型機は2-4-2の8列配置が一般的。しかし、LCCでは今回のような3-3-3の9列配置の詰め込み仕様が多め。

 

後方から見た機内の様子
エコノミークラス客室内の様子(降機時に撮影)。3-3-3の9列詰め込み配置。実際に着席してみると、意外にも窮屈さはそこまで感じませんでした。

 

JAL・ANAの国内線機材と同じ広さの座席

今回の座席
今回の座席の43Kの座席(降機時に撮影)。生地色はエアアジアX時代のベージュから変更されていました。座席のモデルは変更ないため、骨格や設計は同様です。

 

横から見た座席
LCCですが、意外と座席間隔は普通でした。大手国内線機材と同様の31インチのシートピッチ。

背もたれに力を入れるとガクガクしてしまったのでそこはマイナスポイント。

 

後方から見た座席
最近主流の個人モニター等は未装備。他のエンタメ機能も皆無。ヘッドレストが良い感じの柔らかさ・反発係数で意外と良く寝れました。

非常口座席には個人電源がありましたが、こちらのエコノミークラスでは確認できませんでした。

 

壁の出っ張り具合
窓側の壁の湾曲度合い。若干の機内内側への湾曲がありますが、圧迫感はありませんでした。逆に、このぐらい壁が近い方が寄り掛かれて寝やすかったです。

 

座席の足元広さ
足元の広さ。大手国内線機材の座席と足元広さは変わりません。LCCといえども、この広さなら全然アリです。

 

握りこぶし1個分の足元広さ
握りこぶし1個分の足元広さ。うん、合格です!片道2万円でこの広さならOKです。特に深夜便は寝るだけなので、このスペース感でもそこまで気になることはないかと思われます。

 

座り心地レビュー

ホールド感ややあり。革の生地。握りこぶし1個分の広さ・座席幅は若干狭め。頭部はふかふか柔らか反発系で上下移動可能。左右のホールド機能あり。意外とヘッドレストの使い心地がgoodで良く寝れる。背もたれに力を入れるとガクガク。

座席の柔らかさ
★★★

 

参考までに、JALとANAの国内線用機材の足元広さ比較。機材はA350とB767。どちらもシートピッチは31インチで今回のベトジェットエアのA330と同様です。LCCといえども意外と足元は普通でした。

 

 

座席装備

テーブル
テーブルは一般的なスタイル。中央部にくぼみがあるため、お腹が出っ張ってる人も安心。

 

座席に装備されたコート掛けのフック
洋服掛けのフックも装備。

 

シートベルトサイン
ベルトサイン類は他エアバス機と同様。

 

 

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成田まで6時間のフライト

東京・成田空港までは約6時間のフライト。

深夜なのでほぼ睡眠でフライトが終わりました。

 

ホーチミンの夜景とおさらば

出発前の機窓
窓の汚れがマイナスポイント。中古機なので期待していませんでしたが、見事に予想通りの結果に...。

 

出発準備中の機内
搭乗率9割の機内。大盛況!小型のスーツケースを持ち込んでいる人が多かったです。預け入れ手荷物手数料を少しでも削減したいですしね!ベトナムくらいならこのぐらいのサイズ感のスーツケースでも十分かと思われます。。

 

ホーチミン上空の夜景
深夜0時にドアクローズ。成田行きの今回は録音音声の日本語のアナウンスがありました。大きなトラブルもなく無事、タンソンニャット国際空港を離陸。右手には綺麗なホーチミンの夜景が見れました。

 

 

真夜中1時の機内食は眠い

機内食のセットメニュー一覧
出発から1時間後に機内食タイム。今回は事前にネット予約していたボロネーゼのパスタ。水とナッツとメインの機内食が付いて906円!LCCなので注文しない限り機内食は出ません。ホーチミン市内で夕食は済ませていたのですが、せっかくなので注文してみました。

眠さが極まっていた深夜1時。とにかく眠かったです。朝に提供してくれればなぁ...。

 

ミートソースパスタの機内食
ボロネーゼのスパゲッティ。牛肉の風味と正統派のトマトの味。塩分は若干濃いめですが、パスタも太めなのである意味ちょうど良かったです。柔らかさも程よく、ちぎれることなくGoodでした。欧米風の味付けで美味しかったです。

 

ピーナッツ
セットのカシューナッツ。20gですが意外と粒数が多くてGreat。噛むほどにあふれる甘さが美味しかったです。

 

カニとエビのヌードルの機内食
同行者のCrab&shrimp glass noodles。蟹と海老の春雨ヌードル。現地風の味付けで美味しかったです。約900円。

本当はシンガポールヌードルを注文していたのですが、無いとのことで急遽こちらに変更されました。往路の成田⇒ホーチミンでも無かったんだよなぁ...。次回に期待。

 

炒飯の機内食
同行者のVegetarian Yang Chow fried rice。野菜炒飯。日本の炊き込みご飯のような味付けで美味しかったです。深夜のお腹に優しい味わい。約900円。

 

安全のしおりと機内食メニュー
シートポケット収納物一覧。安全のしおりと機内販売メニュー。日本語は皆無。機内販売は日本円でも支払い可能なので是非。

 

消灯時の機内の明るさ
深夜1:30。消灯。爆睡タイムの始まり。

 

 

早朝の成田へ

夜明けの景色
消灯から約3時間後。夜明けの明るさで目が覚めました。深夜便の国際線の特権ですね。

 

A330型機の窓枠の形状
A330の窓枠。A350やB787のような先進性はない従来スタイルの窓。窓の傷など機内は若干のくたびれた感・汚れはありますが、まぁ片道2万円の格安LCCなので許容範囲です。大手のようなサービスを期待する人はおすすめしません。自分は大満足なフライトでした。逆にこのベテラン機材感がGreat!!

 

機内からの成田空港タキシング時の景色
快晴の成田空港に到着。ウイングレット色はベトナム国旗と同様の赤。B747-400に似たこの形状もレアになりましたね。

 

降機時の景色
7:34、定刻にて成田空港第2ターミナルに到着。遅延が気になるエアラインですが、今回のフライトでは見事に定刻でした。

 

 

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まとめ

そんな訳で、ベトジェットエアにてベトナム・ホーチミンから東京・成田までフライトしました。

ホーチミンで夜まで遊んだ後に帰国できるこの便はコストパフォーマンス最高です!

朝イチに帰国出来るので、そのまま出勤するも良し、遊びに行くも良し、家で寝るも良し。

正直、搭乗までの眠さはMAXですが、深夜便なので仕方ないです。

沖止めスポットからの搭乗や現地風の味付けの機内食など、お楽しみポイントも多めなので是非。

 

評価

機内食
★★★☆☆(有料にて事前購入。現地風味の味付けが美味しい。真夜中に提供されるため、熟眠したい人は注文しない方が良いかも)

シート
★★★☆☆(大手国内線機材と同様の31インチのシートピッチ。ヘッドレストが意外と寝やすかった)

機材コンディション
★★★☆☆(エアアジアXの中古機ということもあり老朽化感あり。ただし、安全に影響のないレベルのくたびれた感)

機内スタッフ
★★★★☆(親切丁寧テキパキとしたサービス。英語・ベトナム語のみ。日本語は基本的に不可)

エンターテイメント
★★★☆☆(景色のみ。エンタメ機能なし)

時間の正確さ
★★★★★(定刻)

総評
★★★☆☆

 

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