お久しぶりです。
最近私生活が人生の山場を迎えているため、低めの更新頻度となっております。あと少し...
先日のエアアジア・ジャパンのセールでは安く航空券が取れました。
名古屋から札幌までのお値段、驚きの3700円!!
予定外の北海道旅行が爆誕しました。
そんな訳で今回は日本のLCC、エアアジア・ジャパンの名古屋から札幌までのDJ1便搭乗記です。
エアアジア・ジャパンのA320-200型機。2017年10月にようやく運航開始した。
今後の発展に期待したいところだが、厳しさ増す日本のLCC界隈で生き残れるだろうか。
搭乗DATA
航空会社:エアアジア・ジャパン
搭乗日:2017/12
路線:中部国際空港⇒新千歳空港(発07:35⇒着09:25)
便名:DJ1
座席:27F(エコノミークラス・窓側)
機材:A320-200(JA01DJ) 機齢2年2ヵ月
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ようやく就航開始したエアアジア・ジャパン
マレーシアのLCC大手のエアアジアのグループ会社のエアアジア・ジャパン。
2011~2013年にも「エアアジア・ジャパン」(現:バニラエア)として運航していた同社。
経営の悪化から、わずか1年で日本から撤退してしまう。
しかし、2014年に日本市場への再参入を決定。
就航が数回延期されたが、2017年10月29日に名古屋=札幌にてようやく運航開始。
今後はさらなる路線拡大を目指していくとか。
セントレア内に設置されたエアアジアのクリスマスツリー。
空港を挙げての歓迎?ムード。冬ですなぁ...
セントレアのターミナルビルの窓に設置された垂直尾翼を模したモニュメント的なもの。
近寄ってみると、意外とでかい。本物の垂直尾翼と同等のサイズだろうか。
エアアジア・ジャパンの搭乗手続きカウンター。朝6:00なので乗客0人。早過ぎたか。
自動チェックイン機も完備。混み合うこともあるので手続きはお早めに。
まるでスーパーのレシートのような搭乗券。誤ってごみ箱に捨ててしまいそう。
LCC他社もレシートタイプの搭乗券が一般的なので仕方ない。安いから仕方ないのだ。
バスにて機体まで移動する場合に用いられる搭乗口104番。ここまでそこそこ歩かされた。
売店やラウンジも近くにないため、あらかじめ済ませておくと良し。がらーんとした雰囲気。
いざ搭乗!!搭乗機はLCCで一般的なA320-200型機。機体番号JA01DJ。1号機。
バス搭乗は間近で機体を見れるため、マニアポイントが高い。朝から満足。
ちなみにこの機体、2015年10月16日に中部国際空港に到着して以来、訓練飛行時を除いてずっと野ざらしにされていました。新品の機材なのに勿体ない。
就航開始が数回延期されたので仕方ないことですが...
この機体もようやく活躍出来て喜んでいることでしょう。多分。
まぁ自分が飛行機だったら働かずにニートしてた方が楽なので嬉しいですけど。
エアアジア・ジャパンのA320-200型機の座席表(出典:エアアジア・ジャパン)
全席エコノミークラスの180席使用。今回の座席は機体後方窓側の27F。
前方席・非常口座席のホットシートと一般席のスタンダードシートの2種類で構成されている。
使用機材・座席数は他社LCCと同様のA320型機180席仕様。
ほど良い高級感漂う革製の窮屈な座席
LCCのエアアジア・ジャパン。正直なところ、座席の広さは他社LCCと大して変わらないです。
LCCに座席の広さを求めてはいけません...狭いものは狭いです。
個人モニター・個人電源・オーディオシステム未装備。
エンタメ機能は皆無。ただの座席。せめての救いは機内誌だろう。
座席の素材は革。本革or合成皮革かの判断は、筆者の革経験が浅いため不明でした。
お許しください。
座り心地に関しては、Peachの座席よりは快適でした。
座席丈も十分。座席左右のホールド感もややあり。Peachは座席丈・足元の広さともにいまいち...
座席の全体図。赤いシートベルトが目を引く黒色の革製座席。
座り心地はまぁまぁ。革表面の触り心地はやや固め。
座席の柔らかさ★★★☆☆
窮屈な座席間隔のスタンダードシート。座席の出入りが狭さ故に苦労する。
LCCに搭乗する上で重要な要素となる足元の広さ。
足元の広さは他社LCCと大して変わりません。窮屈です。
強いて言えば、エアアジアの座席の足元はほんの僅かだけ広く感じました。
誤差かもしれないので参考程度に...筆者自慢のmy脚足元計測器の確度は低いので。
前席とのスペースは指2本分。LCCでは一般的な広さ。
他社LCCでは指1.5本分のところもあったので、エアアジアは若干広いかもです。
指0.5本分の差ですが(笑)
座席詳細はこちら
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エアアジア・ジャパンの座席の広さ、快適さ・おすすめ席まとめ
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7:41、ほぼ定刻にて118名の乗客を乗せ、北海道・新千歳空港へ向け出発。
搭乗率65%程度。
ちなみに、LCCが採算を維持するためには70~80%以上の搭乗率が必要だとか。
大手は60%~70%以上。
搭乗日が平日だったこともあり搭乗率が低い結果となったが、これは厳しい。赤字ライン。
定刻にて中部国際空港を離陸。離陸7分後にシートベルトサインが消灯。
窓からは朝の名古屋市街地が見えた。お勤めお疲れ様です。
安全のしおり
シートポケットの内容物一覧。
安全のしおり、機内販売メニュー、ゲロ袋3枚のみ。機内誌は確認できず。
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きしボナーラがなかなかおいしい機内食
LCCの楽しみの1つと言えば、やっぱり機内食!!
もちろんLCCなので有料。その課金がLCCの儲けになる訳だが(^_^;)
値段も1000円程度なので朝食がてら注文してみるのもおすすめです。
安い機内食ではないですが、思い出作りに是非。
おすすめはきしボナーラ。
名古屋風きしめんカルボナーラということで、味はカルボナーラ。しかし、麺がきしめん!!
朝食にぴったりのボリュームでした。
なお、日本路線では事前予約のみの商品なので、機内での購入ができません。
(機内食以外の軽食は機内購入可能)
機内食はLCCごとに個性が出るため、いろいろと比較してみると楽しいかもです。
今回事前に注文したきしボナーラ。きしめん風カルボナーラ。
なかなかおいしい。早朝のお腹にぴったり。
具材は、ほうれん草・ベーコン・きくらげ・マッシュルーム・麺・ソース
麺も短めにカットしてあるので、狭い機内でも食べやすくgood!!
事前予約するとメインの機内食の他に、コーヒーとスープがセットで付きます。
値段にして+1000円程度だったような気が。ほど良い料金です。
スープは持ち帰ることも可能。まぁスープと言っても市販品ですし。
エアアジア・ジャパンの機内食メニュー。こちらは国内線の場合は事前予約のみ。
エアアジア・ジャパンの機内食メニュー2。
RED パンケーキ以外は事前予約なしでも機内で購入可能。
名古屋名物の世界の山ちゃん関連商品もあり。
エアアジア・ジャパンの機内食メニュー3。
アルコール類はやや高め。
就航1ヵ月記念イベントで盛り上がる機内
搭乗日がたまたまエアアジア・ジャパン就航1ヵ月目だったらしく、機内でイベントが開催されました。
機内には中京テレビの取材班も搭乗。
取材に関する旨の機内アナウンスもありました。
エアアジア・ジャパンが就航したのが2017年10月29日。
たかが1カ月。されど1カ月。エアアジアにとっては大切な1日だったことでしょう。
次は就航1年を目指して頑張って欲しいものです。
そんな訳で、機内では就航1ヵ月記念イベントが開催。
搭乗者全員に記念どら焼きの配布、豪華賞品が貰えるじゃんけん大会が開催されました。
終わりには、
「エアアジア・ジャパンでは今後もこのようなイベントを開催していくのでよろしくお願いします」
といった旨のアナウンスも。
LCCらしい、賑やかなフライトでした。
じゃんけん大会の様子。CAさんにボイコットしている訳ではないです。
CAさんとのじゃんけんで最後まで勝った人には、モデルプレーン等の記念品が贈呈されました。
勝者は5名程度。
残念ながら自分は3回戦で負けました。
(意外と勝ててびっくりした)
中部国際空港=新千歳空港就航1ヵ月記念のどら焼き。
名古屋の有名なお菓子屋「亀屋芳広」とのコラボどら焼き。
ほど良い甘さ、あずき感のある中身でなかなかおいしかったです。
機体後方から見た機内の様子。新品の機材なので清潔感がある。
清掃が行き届いた清潔感漂うトイレ。
機内販売にて購入したエアアジア・ジャパンのREMOVE BEFORE FLIGHTタグ。
1つ500円。記念にどうぞ。
雪が一面に降り積もった北の大地へファイナルアプローチ。
エアアジアのテーマカラーである赤のウイングレットが目を引く。
9:20、定刻より5分早く新千歳空港に到着。
LCCはよく遅れるイメージがありますが、今回はほぼ定刻にて北国入り。
そんな訳で、エアアジア・ジャパンにて名古屋から札幌までフライトしてきました。
意外とエアアジア、悪くないです。値段もお手頃。
セールを狙うと今回のように5000円以下でのフライトも夢ではありません。
就航までに手間取ったため正直いろいろと心配でしたが、至って普通のフライト。
CAさんもテキパキとサービスを行っていて好印象。
機内食のクオリティも高く、満足。
次回もお財布が許す範囲で是非とも注文したいところ。
問題なのは知名度でしょうか。
ジェットスターやPeachと比べてまだまだ新参者なので、今後のさらなる努力が必要になるかと。
是非とも今後の路線拡大に期待したいです。
また機会があれば利用させていただきたいです(^^)
おまけ
新千歳空港内で食べた海鮮丼。北海道成分補給。ここのネタは新鮮かつ種類が豊富なのでおすすめ。
第2のふるさとに帰ってきました。
評価
機内食
★★★★☆(きしボナーラは麺が短めにカットされてて食べやすい。味もカルボそのもの)
シート
★★★☆☆(他社LCCと同等レベル。特筆すべき点なし)
機材コンディション
★★★★★(機齢2年の新品。問題なし)
機内スタッフ
★★★★☆(テキパキとサービスを行っていた。LCCらしいフランクさも好印象)
エンターテイメント
★☆☆☆☆(エンタメ機能なし。機内誌もなし。機内イベントは楽しかったが...)
時間の正確さ
★★★★★(定刻通り)
総評
★★★☆☆
激しさ増すLCCの世界。果たしてエアアジア・ジャパンは生き残れるか!?