まったり空の旅

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JAL 搭乗レビュー

機体だけでなく機内も特別仕様のさくらジンベエジェットで那覇から石垣へ

投稿日:2021年7月30日 更新日:

 

JTAが運航するジンベエジェットとさくらジンベエ。

沖縄美ら海水族館にいるジンベエザメをイメージしてつくられた、沖縄らしさ満点の機体に仕上がっています。

そんな訳で今回は、ピンクのジンベエザメをイメージした「さくらジンベエ」で那覇から石垣空港までフライトしました

 

石垣空港を出発するサクラジンベジェット
今回搭乗したJTAのB737-800(JA06RK)。さくらジンベエ。石垣空港出発時に地上職員が大人数でお見送りしてました。盛大なお見送りは何か嬉しいですね。また訪れたくなります。

 

搭乗DATA
航空会社:JTA
搭乗日:2018/09
路線:那覇
⇒ 石垣
飛行時間:0
時間55分 (発7:20⇒着8:15)
便名:NU601
座席:26K 普通席・窓側
機材:B737-800 (JA06RK) 機齢0年9ヵ月 

 

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青のジンベエジェット・ピンクのさくらジンベエ

今回の搭乗機はピンクのさくらジンベエ

JTAでは青のジンベエジェット(JA05RK)ピンクのさくらジンベエ(JA06RK)を運航しています。老朽化にて退役したB737-400でも同様にジンベエジェットとさくらジンベエを運航してました。

機内も特別仕様のヘッドカバーの他にドリンクのカップもジンベエのイラストが施されており、外観だけでなく機内でも「ジンベエジェットに乗っている」ことを実感できます。

 

サクララウンジにて軽食
サクララウンジにて。那覇ならではのシークワーサージュースをいただきました。さすがに朝からオリオンビールを補給するほど酒に強くないので...

 

今回の搭乗機のB737-800(JA06RK)
今回の搭乗機のB737-800(JA06RK)。機齢9ヵ月の新入り機材。老朽化したB737-400の後継として導入されました。ピンクの機体が鮮やか&かわいい、さくらジンベエです。女の子なのか機首の目にはまつ毛が確認できました。

ちなみに、トーイングトラクターもさくらジンベエ仕様でした。JTAさんの力の入れようがすごい。

 

リージョナルジェットなのに2クラス仕様の機内

機内はクラスJ20席と普通席145席の合計165席仕様。

基本的な配置はJALのB737-800型機と同様です。

異なる点としては、JTAの機内はBSI仕様(Boeing sky interior)が採用されており、B787準拠の丸みを帯びた先進的なデザインとなっております。また、LED照明によるシーンに応じた色調整が可能といった特徴も。

普通席のシートピッチは大手エアラインで一般的な約31インチ(約79cm)。

 

JTAのB737-800型機の座席表
JTAのB737-800型機の座席表と自席の位置(引用:JTA HP)。前方に2-3配置のクラスJ、後方に3-3で普通席の機内レイアウト。基本的な配置はJALと同様。JAL SKY NEXT準拠の黒の本革シートと機内Wi-Fiが使用可能。機内仕様がJALと異なる点はBSI仕様かどうかでしょうか。

 

搭乗時の様子
いざぁ搭乗。さっそくピンクの胴体とCAさんがお出迎え。入口胴体脇にはJTA×美ら海水族館のコラボであることを示すペイントが。

 

機内の全景
機内の全景。機内後方は3-3配置の普通席。BSI仕様の丸みを帯びた天井がBSI仕様の特徴。荷物棚も大型化しています。

B737のBSI仕様詳細はこちら↓↓

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今回の座席
今回の座席26K。本革製の高級感あふれる座席。基本的なデザインはJAL SKY NEXTのものを踏襲しています。唯一の違いは後述するヘッドカバーのデザイン。

 

横から見た今回の座席
横から。シートピッチは大手で一般的な約31インチ。窓は1.5個分。薄型化した背もたれにより足元スペースの拡大だけでなく、軽量化の効果もあります。

 

後方から見た今回の座席
後方から。ライバル機であるANAのA320neo・A321neoで装備されている個人モニターは未装備。まぁ、機内Wi-Fiが飛んでいるため、そこまで困ることはないと思います。最近では、あえて個人モニターを装備せずに各自のデバイスで楽しんでもらうことに方向転換したエアラインもあります。座席装備に関しては今後、エアラインごとに方針の違いが顕著になってくることでしょう。

 

熱帯魚が描かれたヘッドカバー
ヘッドカバー。イソギンチャクとクマノミ??をモチーフとしたデザイン。これはジンベエジェット・さくらジンベエだけに装備される特別仕様です。

 

一般的な足元広さ

足元広さは普通。

大手エアラインで一般的な握り拳1個分のスペース。

LCCのような窮屈さは皆無でした。

 

着席時の足元広さ
大手エアエアインと同等の足元広さ。脚も組めます。シートピッチは大手で一般的な約31インチ。

 

握り拳1個分の足元広さ
握り拳1個分の広さ。窮屈に感じる事はないと思います。JALの方が若干狭く感じましたが気のせいでしょうか。JALも同等の約31インチのシートピッチなので再検証が必要です。

 

座り心地レビュー
ホールド感ややあり。背もたれが板な感じ。クッション性ややあり。拳1個分の足元スペース。座面は普通。新しく清潔感あり。革の触り心地良い。

座席の柔らかさ
★★★☆☆

 

JALのB737-800型機の座席
参考に、JALの国内線用B737-800型機の座席。JAL SKY NEXTの本革製の座席。ヘッドカバーの柄以外はほぼJTAと同様と思われます。

 

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沖縄らしさ満点のフライト

石垣までは約1時間のフライト。

機内から見える島々、ジンベエジェット仕様のカップ、沖縄県産シークワーサージュース、石垣島の方言の機内アナウンスなど。

JALグループのJTAですが、本体のJALとは異なり沖縄らしさを存分に感じることができるフライトでした。

 

機内から見える島々

離陸して早々、

 

離陸時の景色
7:25離陸。窓からはナガンヌ島が確認できました。同島は那覇から船で20分で行ける無人島。海水浴や無人島キャンプツアーが発売されています。THE・無人島感の極み。

 

機内から見えた島々
こちらは慶良間諸島。滑走路が見える場所は慶良間空港。島の端から端まで滑走路が設けられています。上空から見ても視認できる海の青さ。次はこの島々で海水浴をしてみたいものです。

 

BSI仕様の機内

機内Wi-Fi・個別空調・読書灯・CAさん呼び出しボタンあり。

機内の丸みを帯びたデザインはBSI仕様の特徴。

水平飛行中は収納式の機内モニターにて沖縄観光紹介??の映像が放映されていました。

 

水平飛行中の機内の様子
機内の様子。搭乗率は高め。機内の画面はそこそこ画質が良かったです。

 

ジンベエジェット仕様のカップとシークワーサードリンク

今回のドリンクは沖縄県産のシークワーサードリンクを選択。

ジンベエジェット・さくらジンベエ仕様の紙カップで提供されました。

ドリンクはJTA共通サービスですが、紙コップはジンベエジェット・さくらジンベエ便だけのサービス。

 

沖縄県産シークワーサーを使用したドリンク。程よい酸味がいい刺激となり大変美味しかったです。紙コップはジンベエ・さくらジンベエ便だけで提供される特別仕様。持って帰りたいレベルで可愛かったです。

 

小さいテーブル
小さめのテーブル。非常に薄くて軽いため、収納・展開は非情に楽でした。しかし、面積が狭く少々ガタつくため、PC作業は不向きです。

 

JALとJTA混載のシートポケット

JALグループに属しているJTA。

機内誌や説明資料はJALとJTAが混ざっていました。

 

機内誌や安全のしおり
シートポケット収納物一覧。JALとJTAが混載していました。

 

機内Wi-Fi

無料の機内Wi-Fiを装備する本機。

JTAのオリジナルコンテンツの他に、通常のインターネット接続もできました。

 

機内Wi-Fi接続時の様子
無料機内Wi-Fi接続時の様子。動画やフライトマップ、天気などのオリジナルコンテンツもありました。

 

ウィングレットは通常仕様

主翼はJALのB737と同様。

ウィングレットのデザインもジンベエジェットだからといって違いはありませんでした。

 

水平飛行中の景色
水平飛行中。一般的なB737-800の主翼。

 

銀色のウィングレット
ウィングレットは銀色。銀色が日本刀のようでカッコいいです。

 

 

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あっという間に石垣へ

あっという間の1時間のフライトも終わり。

機内アナウンスでは石垣島の方言での挨拶が。最初から最後まで、沖縄らしさを感じさせてくれるフライトでした。

正直なところ、もう少しフライトを満喫していたかったところ。

 

石垣島への着陸の様子
新石垣空港のRUNWAY04へ向けてアプローチ。うっすらとベイパーを発生させながらの降下。眼下にはエメラルドグリーンの海が。

 

再び出発する那覇からの搭乗機
定刻にて石垣に到着。再び出発するさくらジンベエとスーパードルフィン。ジンベエザメとイルカの共演。ジンベエジェット・さくらジンベエの運航予定は予約時点では判断できません。運航状況の画面では翌日のフライト分までは特別塗装機の該当便が表示されるため、直前にはなりますが判断が可能です。どうしても乗りたい人は当日 or 翌日分で予約するしかなさそうです。

 

 

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まとめ

そんな訳で、JTAのさくらジンベエで那覇から石垣までフライトしました。

機体のデザインだけでなく、機内もジンベエジェット仕様でした。特別仕様の紙コップとヘッドカバーなど。

また、沖縄県産のシークワーサードリンクや石垣島の方言での機内アナウンスの挨拶など、JTAらしさを感じるフライトでもありあました。

是非とも次回は青のジンベエジェットに搭乗したいです。

 

評価

機内食
★★★★☆(沖縄県産のシークワーサードリンクは美味しい。ジンベエジェット特別仕様の紙コップもGood!!)

シート
★★★★☆(大手と同等の足元広さ。革の触り心地が良い)

機材コンディション
★★★★★(機齢9ヵ月の新品。新車の匂いがほのかに残っていた)

機内スタッフ
★★★★★(親切丁寧笑顔のテキパキとしたサービス。石垣の方言の挨拶が素晴らしい)

エンターテイメント
★★★☆☆(機内Wi-Fi・機内誌・機窓・オーディオ)

時間の正確さ
★★★★★(定刻)

総評
★★★★

 

おまけ
B737-400のサクラジンベエジェット
B737-400時代のさくらジンベエ。老朽化により2018年6月に退役。B737-800でも機体のデザインは大きく変わっていません。

 

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