まったり空の旅

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乗車レビュー(バス)

【乗車記】ウィラーの倒し放題のシェル型リボーンのおかげで熟眠できた

投稿日:2019年8月15日 更新日:

 

最近遠征が忙しくて更新少なめです。今回は久々にバスネタでも。

そんな訳で今回は、ウィラーエクスプレスのバスタ新宿から大阪・なんばOCATまでの乗車レビューです。ウィラーバス最高級座席のReBorn(リボーン)に乗りました。

 

ウィラーエクスプレスのリボーン座席搭載バス

ウィラーのピンク色が皆無なリボーン座席車両

ウィラーといえばピンク色の塗装。しかし,リボーン車両は専用の青・黒・シルバーの引き締まったデザイン。乗車前からプレミア感が漂ってきました。塗装もピカピカ。エアロクイーンの9時間のバス旅が始まる!!

 

 乗車DATA
運行会社:ウィラー・エクスプレス (WILLER EXPRESS)
乗車日:2018/11
路線:バスタ新宿⇒なんばOCAT (発0:10⇒着9:20)
便名:Willer W134便
座席:06A
車両:三菱ふそう エアロクイーン 2017年式 (堺200か・575) 

 

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1万円台の大胆な価格設定

東京=大阪路線は高速バスの激戦路線。4列座席の詰め込み仕様な点だけ我慢すれば,最安値3,000円で移動できる時代。安い。

そんな中,今回の「リボーン」運行便の運賃は1万円台。大体12,000円程度でいつも販売されています。そんな高値で誰が乗るんだ??と思いがちですが,なんと私が乗車した便は満席でした。平日でもこの人気の高さ。

ちなみに,東京=大阪の新幹線なら正規運賃で約13,000円。時間は2時間30分。仕事・学校終わりでも同日中に到着可能。しかし,到着先でのホテル代が別途必要になるため高くつきます。

今回のリボーンなら正規運賃で約12,000円。移動・宿泊しつつ移動できるためコストパフォーマンスは優秀。1-2配席の倒し放題なライフラット座席のおかげで移動後の疲労は少なかったです。懸念材料としては乗車前or後のお風呂代ぐらいでしょうか。

そう考えると1万円台であっても高く感じませんね(^_^;)

バスタ新宿D11番乗り場の大阪梅田・なんば行きの表示板

10分間隔で出発する大阪行きのバス

実はこれに乗るために,わざわざ長野から来ました。しかもバスで。バス&バスのクレイジーな旅程。出発時間は真夜中の0:10。ぼちぼち眠さが襲ってきます。

 

東京と大阪を結ぶ高速バスルート

今回の大まかなルート

大阪・難波までの約560kmを9時間かけて走るW134便。長い...!! 途中,海老名・清水・岡崎・草津の4ヶ所のSA・PAで休憩がありました。

 

ReBorn座席搭載車両の入り口の青色絨毯

ReBornの絨毯がお出迎え

青色の絨毯がお出迎え。普通のウィラーはピンク色の絨毯ですが,今回は落ち着いた色合いに仕上がっています。若干ふかふかな絨毯を踏みしめ,いざぁ車内へ。

 

倒し放題のシェル型ライフラット座席

ライフラットの座席といえば,一昔前のビジネスクラスや漫画喫茶が思い浮かぶ方も多いはず。確かにフルフラットの方が寝やすく楽ですが,ライフラットでも十分寝れます。バスのような狭い乗り物では仕方ないのです。

また,シェル型座席のため後席に迷惑がかかりません。どんな角度でも倒し放題です。素晴らしい!! 気の小さな人でも安心です(苦笑)。ちなみに,オリオンバスでは着席前からリクライニング状態だとか。後席の客への声掛けの煩わしさがなくていいですね。

まるでバス界のビジネスクラスです。まるで飛行機の機内です。

ウィラーバスのReBorn車両の座席表と自席の位置

今回の座席位置(06C)

たった18席のみの車内。車内トイレはありません。代わりに4ヶ所のサービスエリアで開放休憩があるのでご安心を。

 

3列座席のリボーン車内の様子

暖色系の落ち着いた配色の車内

2-1配席の車内。木目調の床,クリーム色の座席と天井・カーテンなど温かさのある配色。通路は若干狭いです。

 

今回の座席は最後部の06C。乗り物用シートで有名な天竜工業製。ゆりかごのように電動リクライニングします。最大角度約156°,フルフラットではありませんが大阪まで熟睡できました。倒してもシェルのおかげで他人の領域を侵犯しません。素晴らしい!!

 

リクライニング時の座席の様子

リクライニング時の様子

前席のくぼみに足を突っ込めばほぼフルフラットに。これでもバスの車内です。すごいです。

 

座席の全景(前から)

座席幅(座面)約59cm。大柄の人でも窮屈ではないかと。ちなみに,JALの国内線ファーストクラス(A350)の座席幅は約51cm。飛行機に勝る座席幅です。

シェルの壁が高いため,隣席の人がまったく気になりませんでした。まず,身を乗り出さないと見えません。

 

リボーンの足元の広さ(非リクライニング時)

通常時の足元の広さ

文句なしの足元の広さ。格安バスだったらもう1席設置できるレベル。

 

リクライニング時の足元の広さ

リクライニング時の足元の様子

最大角度でリクライニングした状態。筆者の身長は177cmですが,ちょうどよい広さでした。180cm以上の人は足先が窮屈かもしれません...脚は若干下がるが違和感はなし。足先ボックスは程よい広さ。まるでゆりかごのような安心感ある座り・寝心地でした。

座り心地レビュー

文句なしの足元の広さ。座席幅はやや広め。枕は4列タイプと同じ形状。フルリクライニング時の足先は若干狭め。シェルの壁のおかげで個室感あり。
座席の柔らかさ
★★★☆☆

 

座席の各機能の説明

各機能の説明

 

木目調の大型テーブル

木目調の大型テーブル

テーブルも大きいです。そこら辺の新幹線・特急列車顔負けの広さ。まぁ,夜行バスなので使用頻度は低そうですが。

 

小物入れと座席操作盤

座席操作盤とサイド部の小物入れ

座席サイドには小物入れ。アイマスクはあらかじめ備え付けられてました。疲れからか使用することなく爆睡(笑)

 

カーテンが閉められているため外の景色を拝むことができず...夜行バスなので仕方ない...

海老名サービスエリアで休憩する多くの高速バス

海老名サービスエリアで休憩する高速バスの数々

1:00。1回目の休憩場所の海老名サービスエリアに到着。関西方面行きの高速バスが勢ぞろい。自便が最も豪華であることは言うまでもありません。他のバスの方々はお尻の痛さ・窮屈さ・騒音・寝苦しさとバトルするのでしょう。

 

夜行バスだが薄暗い車内の照明

薄暗い車内の照明

休憩も終わり大阪に向けて再出発。車内は真っ暗にはなりません。これは「消灯後の車内が暗すぎて不安」といった声から,睡眠を妨げない程よい明るさに設定されているとか。確かに,気付かぬうちに寝落ちしてしまう程度の薄暗い明るさでした。

走行中に気になった点が1つ。それは"騒音"です。騒音にも気を使ったリボーンですが,確かに車内の騒音が小さかったです。普段のバスの70%程度の音の大きさでしょうか。良くも悪くもエンジン音や走行音のバス成分が補給しにくいバス旅でした(笑)

 

朝の大阪市街地の様子

目が覚めると大阪市街地に

目覚めると大阪市街地でした。もう朝か。途中で1回も目覚めることなく熟睡してしまいました。

 

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夜行バスなのに到着時の疲れが残らない

夜行バスといえば疲れるものです。特に4列タイプに乗車した際は降車時に何か失ったような気分になります。ほぼ毎回。

しかし,今回の夜行バスはすごかった。降車してもほとんど疲れが残っていません。まったく疲れないといえばウソになりますが,5~10%体力が削られた程度と考えてもらえれば十分かと。バスなので若干疲れるのは仕方ないですが,疲れの蓄積度が非常に少なかったです。

おかげさまで,けいおん!&中二病でも恋がしたい!の聖地巡礼が朝から捗りました(^.^)

 

なんばOCAT(湊町バスターミナル)降車時の様子

なんばOCAT(湊町バスターミナル)到着

定刻よりも10分早い9:10,大阪・難波に到着。長旅ありがとうございました。

 

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そんな訳で、ウィラーエクスプレスの新宿=大阪路線に乗車しました。

値段は高いですが,ライフラットのシェル型座席は素晴らしかったです。
倒し放題&プライバシーの確保された座席。癖になりそう...

乗車後の疲れも少なく,移動式ホテルといっても過言ではないレベルの快適さ。
夜行バスってこんなに疲れない乗り物なんだなぁ。と感動しました。

リボーン車両のバス旅。是非また利用させていただきたいと思います!!

 

評価

車内食
☆☆☆☆☆(なし。各自乗車前or SA・PAにて調達)

シート
★★★★★(シェル型ライフラットタイプ。まるでビジネスクラス。熟睡できた)

車両コンディション
★★★★★(清潔感あり。新品のにおいがした。塗装もかっこいい)

運行スタッフ
★★★★★(安心・丁寧な運転、接客だった)

エンターテイメント
☆☆☆☆☆(なし)

時間の正確さ
★★★★★(約10分の早着)

総評
★★★★★

 

初乗車のウィラーのリボーン。この快適さなら1万円の運賃でも今後迷わず利用してしまうかも。

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