Peach 搭乗レビュー

ピーチ(Peach)の座席の広さ・快適さを検証してみた

投稿日:2015年6月23日 更新日:

 

日本のLCCの中では比較的好調なピーチ。

新型機のA320neoやA321neoの導入など、積極的な攻めの姿勢で日本の空に新たな風を吹き込みます。

そんな訳で今回は、国内のLCCの中で好調なPeach(ピーチ)の機内・座席特集です。

シートはフライトの快適さを評価する上で最も大切な要素。広さ、快適さなどをじっくり評価してみました。

 

ピンクの塗装が色鮮やかなピーチのA320型機
ピーチのA320ceo。今後ますます勢力を拡大するであろうピーチ、今後も目が離せませんね。

 

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ピーチの座席表

・使用機材は他社LCCで一般的なA320ceo・A320neo型機
・180席(A320ceo)と188席(A320neo)の2種類の仕様が存在
・運賃クラスによっては座席指定に追加料金が必要
・最前列座席、非常口座席、機体前方席・機体後方窓側席など様々な分類がある

 


A320ceoは180席仕様。CFM56エンジンを装備する従来型(出典:Peach HP)。座席タイプによっては追加の座席指定料金が必要になります。

最前列のファストシートが最も指定料金が高く、スタンダードシートが最も指定料金が安く設定されています。

 


A320neoは188席仕様。31・32列目が追加され8席増となりました(出典:Peach HP)。後方トイレのレイアウトを変更したことで、座席数を増やすことに成功しました。neoは新型のLEAPエンジンを装備。

ファスト・スマート・プレジャーシートの位置関係はceoと同様です。

 

予約方法で異なる座席指定料金

LCCのピーチは座席指定に追加料金が必要になることは説明した通りです。しかし、運賃クラスによっては無料で指定することも可能です。

ピーチの運賃クラスは以下の3種類
・シンプルピーチ(最安値/全席座席指定有料)
・バリューピーチ(真ん中/スタンダード・プレジャーシートのみ指定有料)
・プライムピーチ(最高値/ファストシートのみ指定有料)

一番安い運賃クラスのシンプルピーチは全席座席指定が有料です。一方で、一番高いプライムピーチはほとんどすべての座席で指定が無料となっています。

また、コンタクトセンター・空港カウンターでの座席指定はWEBよりも高いです。

座席指定料金の詳細はこちら(Peach HP)↓↓
Peachの各種料金・手数料

 

ファストシート

機体最前列の6席に設定されています。最前列なので足元も広く、ゆったりと足を伸ばすことができます。

また最前列なので乗り降りに便利で降機も1番先にすることができ、素早く飛行機から降りたい人におすすめ。

ファストシートの気になるお値段ですが、WEB上の予約で1390円となっています。(成田=新千歳の場合。価格は変動します。参考までに・・・)

 

スマートシート

翼上の非常口座席と機体前方座席に設定されています。非常口座席は広い足元、前方座席は降機の早さがメリットです。

非常口座席は場所が翼の上中央なので景色は最悪ですが・・・

スマートシートの気になるお値段ですが、WEB上の予約で790円となっています。(成田=新千歳の場合。価格は変動します。参考までに・・・)

 

プレジャーシート

こちらは機体前方の座席と、機体後方の窓側席に設定されています。

機体前方席は早く降機したい人に、機体後方窓側席は景色を楽しみたい人におすすめです。

プレジャーシートは前述したファストシートやスマートシート(非常口座席)とは異なり、足元は広くありません。

プレジャーシートの気になるお値段ですが、WEB上の予約で590円となっています。(成田=新千歳の場合。価格は変動します。参考までに・・・)

 

スタンダードシート

こちらは上記3種以外のシートに設定されています。簡単にまとめると機体後方の中央席、通路側席のこと。

この席の指定にも、最安値の運賃クラスで予約すると追加料金が必要になります。LCCは基本的に座席指定に追加料金が発生すると考えていいでしょう。

スタンダードシートの気になるお値段ですが、WEB上の予約で490円となっています。
(成田=新千歳の場合。価格は変動します。参考までに・・・)

 

Peachの座席タイプの詳細はこちら(Peach HP)↓↓
Peachの座席タイプ詳細

 

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ピンク色が鮮やかな機内の様子

・ピーチののテーマ色でもあるピンク色が目を引く機内デザイン
・3-3のシート配列
・荷物棚は小型のスーツケースなら収納可能
・あらかじめリクライニングした状態の新型座席の機体もあり

 

ピンク色をほどよく使用したピーチの機内の様子
ピンク色を程よく使用した機内。座席上部のシートポケットが目を引きます。

経費削減のため天井モニターは未装備。

 

ピンク色が鮮やかなピーチの機内の様子
ピーチのテーマ色ピンクを全面に出した機体最後部の壁。Peachのロゴ入りです。LCCなのでレジャー客をターゲットにしていることもあり、鮮やかな機内です。

 

座席の広さ・快適さ

・材質は革製(本革か合成か不明)の紫色のカラフルなデザイン
・革のシートは汚れが落ちやすく手入れが楽といったメリットあり
・シートポケットを座席上部に設けることで足元の座席間隔を確保
・座り心地は少し固め
・音楽などのエンターテイメント機能はなし
・電源なし
新型の座席は事前にリクライニング状態のプレリクライニング仕様

 

ピーチの座席の上部シートポケット
シートポケットを上部に配置することで足元の広さを確保した今流行りの設計。

膝付近にシートポケットがあると、出し入れ時に前席の人の腰部に違和感を与えてしまうことがありました。しかし、シートポケットが上部だとそのような違和感が緩和されるといったメリットもあります。

個人的にもこちらの方が取りやすくて好きです。

 

ピンク色が鮮やかなピーチの座席全体の様子
LCCなので簡素なシート。オーディオなどのエンターテイメント機能はありません。清掃の簡素化のためか、大手で使われているような薄い布のようなヘッドカバーも未装備。

そして今流行りの薄型シート。薄いので手で背もたれ部分を押してみると骨格のようなものに当たることがあります。

もちろん、普通に座るだけなら全く気になりません。普通なシートです。ピーチのテーマ色であるピンク系のシート。こちらは汚れが目立たないようにかわかりませんが、暗い色が使われています。

 

ピーチの革製普通席の様子
紫色の革製シート。こうして見ると、席のすぐ前に前席がそびえ立っている感じですね。やはり窮屈感は少しあります。

 

ピーチの座席の前席と座面との間隔
ちょっとしたシートポケットが座席下部にもあります。ただし、こちらに物を入れると足元が狭くなるので、おすすめはしません。

 

座席間隔(シートピッチ)比較

快適さを大きく左右するシートの間隔を比較してみましょう。 

・ピーチ(A320)⇒74cm(29インチ)
・ジェットスター(A320)⇒74cm(29インチ)
・JAL⇒78.7cm(31インチ)
・ANA⇒78.7cm(31インチ)

ピーチは日本の他社LCCと同様のシートピッチである74cm(29インチ)。大手のJALの普通席と2インチの差があります。2インチといえどもこの差は実に大きいものです。

 

ピーチの座席の足元の広さの様子
前席と膝との間隔は手のひらが2枚入るかどうかといった感じ。身長180cm以上の人は膝が前席に当たって窮屈に感じるかもしれません。

自分の場合、前席との間に手のひら2枚分のスペースが確保されていたので窮屈には感じませんでした(そうは言っても長距離飛行だと疲れが出て来る・・・)。

シートポケットにペットボトル飲料を入れると、スペースはさらに狭くなります。自分はおすすめはしません。ペットボトルホルダー的なものが欲しいですね。

足は組めません!!

 

ピーチの座席の足元を上からみた様子
足元を上から。座席下部にもシートポケットが装備されているので、少々狭く感じます。

それでも一応手のひら2枚分の間隔は確保されています。ここのシートポケットに物を入れるとさらに狭くなるので入れる物をよく考えましょう(個人的には座席下部にもシートポケットがある方が有難い)。

ANAと同じ機材と比較してみる

ここで大手のANAの同じ機材(A320)の足元の広さと比較してみましょう。

 

ANA(A320ceo)の座席間隔
ANAのA320型機の普通席の足元の様子
足元の広さは一目瞭然ですね!!手のひら4枚分は膝と前席の間に入りました。

これがLCCと大手航空会社との違いですね。もちろん足も辛うじて組むことができました。

 

まとめ

・全席革製の紫色シート
・座り心地は布製と比べて若干固め、しかしその差はあまり気にならない
・座席間隔は74cm(29インチ)でジェットスター・バニラエアとほぼ同じ
・シートポケットを上部に持ってくることで足元の広さを確保
・座席上部のシートポケットの他に、座席下部にもサブのポケットを装備
・音楽などのエンターテイメント機能、電源コンセントなし
・あらかじめリクライニングした状態の新型座席も導入中

正直、どのLCCも座席間隔は同じです。

日本のLCC全社の足元広さ比較↓↓

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