今回は北海道遠征時に利用したスカイマークの評判や口コミなどを自分の体験を交えてまったり紹介していきます。
スカイマークといえば日本のLCCの1つ。
規制緩和後に初めてつくられた航空会社でもあり、1996年に設立されました。
安さを売りにして徐々に日本の空を賑わしていきました。が、、、
2015年、経営破綻
A380型機を導入するなど無謀ともいえる大胆な計画を立てるものの挫折。
A380は既に完成済みだったため、導入キャンセルによって賠償金をエアバスから求められる。
こんな話は以前話題になりましたね。
幻のスカイマークのA380。経営破綻のすべての元凶
マニアとしては導入歓迎でしたが(´・ω・`)
何はともあれ、スカイマークは手荷物預け手数料が無料、座席指定も無料!!といった利点もあるので自分は好きです。
そんな訳で今回は現在では経営悪化による路線削減によって消されてしまった成田から新千歳路線の
搭乗レビューをまったり紹介していきます。
幻の成田=新千歳線。早いうちに乗っておいてよかった・・・
搭乗DATA
航空会社:スカイマークエアラインズ
搭乗日:2014/9
路線:成田国際空港⇒新千歳空港 (発15:10⇒着17:15)
便名:SKY875
座席:28A
機材:B737-800(JA737R) 機齢6年1ヵ月
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久々のスカイマーク、以前搭乗したのは自分がまだ小学生の時に新千歳から羽田に向かう時でした。
しかも機材は今は亡きスカイマークのB767-300。いい時代でした。
正直なところ、羽田発でも良かったのですが、成田で撮影もしたかったので成田発にしてみました。
料金も7000円程度で、羽田発よりも安かったので思い切って予約しました。
今では幻となったスカイマーク875便にて成田から北海道まで向かいますよ(^O^)
薄暗い雰囲気の中、成田空港内で目立つ黄色のスカイマークのカウンター。
この日は平日のこともあってガラガラでした。
スカイマークの搭乗券
成田発新千歳行きです。2014年10月26日をもって撤退となりました。
搭乗日は2014年9月1日であります。
搭乗機B737-800(JA737R)
搭乗機のB737-800(JA737R)、この機体はスカイマークの累計15号機目にあたるものです。
機齢は6年1ヵ月。残念ながら機内はBSI仕様ではありません。
ちなみに、スカイマークはB737-800を日本で初めて導入した会社です。
目次
反対派の土地を眺めながら滑走路へ
成田空港といえば開港時に地元住民との壮絶な闘いがあったことでも有名ですね。
空港出入り口の検問所といい、未だに当時の闘争の名残が残っています。
特に有名なのが敷地内の反対派住民の土地。
なんと誘導路の隣に家やら畑があるんです。
確かに当時の国のやり方にも問題があるようにも感じますが・・・
成田空港反対派の土地を機内から臨む
画像中ウイングレット左に建物が確認できるかと思います。
そこは成田空港反対派の土地なのです。
誘導路のすぐ隣にこの土地は存在しています。
今になっても成田空港の争いは続いているんですね。
離陸待ち
搭乗機の前に5機の先行機が離陸待ちしているので、この機もこの列に並びます。
10~15分程度待ちました。
そこそこ空席の目立つ機内、そしていざ北海道へ
なんと自分の席の隣2席が空席だったのです!!
機体後方は基本的に窓側に1人だけで座っている率が高く、空席が目立っていました。
搭乗率はだいたい50%程度でしょうか、これでは成田撤退の理由もわかります。
隣2席空席なので本当に快適な空の旅を楽しむことが出来ました(^O^)/
離陸
「がんばろう!日本」の文字を眺めながら北海道へ向けて離陸しました。
天候はあいにくの雨。すぐに機体は雲に包まれてしまいました・・・
良心的な価格の機内販売メニュー
最近のLCCは機内販売で儲けようとするので飲み物で200円したりしますが...
スカイマークはなんとお手頃な100円。
ビールもおつまみ付きで200円!!カップラーメンもお湯を入れてくれて100円!!
安い!!
大手のように飲み物は無料ではありませんが、スカイマークの大変良心的な機内販売の値段には感動しました。
メニュー表
飲み物はどれも100円!!
アルコールも最高300円とやさしい値段!!
メニュー表
カップラーメンも100円!!しかもお湯も入れてくれます。
カロリーメイトも100円!!
アイスコーヒーも100円!!
なお、ピノだけは200円です。これは地上のスーパーで買った方が安そうですね(・へ・)
まぁ、高度1万mで食べるピノの付加価値として100円追加として考えれば安いもんですね(笑)
そんな訳でアイスコーヒーを注文
夏季限定のアイスコーヒー(100円)を注文しました。
提供まで5分程度掛かりましたが、特に問題はなし。
この味を例えるとしたら、ファミリーマートのアイスコーヒーでしょうか。
(味覚には個人差があるので何とも言えませんが・・・自分も自信ないです・・・)
軽い口当たりの後に来るコーヒーの風味。酸味も抑えめ。
苦さもマイルド。おいしかったです。
安全のしおり
スカイマークのテーマ色の黄色を前面に押し出した目立つデザイン。
祝!!電子機器使用制限解除!!
搭乗日の2014年9月1日から電波を発しない電子機器の使用制限が緩和されました。
そのため、離着陸時の風景も撮影できるようになったのです!!
解禁日ということもあって、早速撮影しました(笑)
トイレ
普通のトイレです。清掃もきちんとされていて心地よく使うことが出来ました。
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気になるスカイマークのシートの広さは?
スカイマークは全席普通席で統一されているB737-800のみを運用しています。
全席普通席で177席仕様。
一方で、LCCの春秋航空も同じ機種(B737-800)を運用しています。
こちらは全席普通席で189席仕様です。
この差12席。
スカイマークは座席間隔に若干の余裕を持たせていることがわかりますね。
今回のシート
皮革を使用した紺色を基調としたシート。
最新のBSI仕様の機材では、クリーム色の明るい色を基調とした新シートが装備されています。
今回の機材は初期型なので、シートも古めのデザインです。
若干シートにくたびれた感が出ていました。
もちろん、電源も非装備です。
最新のBSI仕様のスカイマーク機には装備されています。残念。
座席間隔
大手航空会社と変わらないほど、前席との間に空間があります。
LCCよりも余裕があることは一目瞭然です。
LCCの2倍程度は広いかも。
安さを売りにしているので座席間隔も狭いかと思いきや、全然そんなことはありませんでした。
安い値段でこのシート間隔なら十分満足です。しかも手荷物も無料で預けられますし(^v^)
座席間隔(上から撮影)
文句なしの間隔です。足も頑張れば組めます。
大手航空会社とほとんど変わりませんね。
座席の詳細はこちら↓↓
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北の大地
あっという間に北海道上空へ。
一面に広がる農耕地。奥には雪をかぶった樽前山の姿も。
新千歳に着陸
電子機器使用規制緩和のお陰でこんな景色も撮れるようになりました。
A320と比べるとB737のフラップの形状は複雑といいましょうか、切れ目が多いように感じました。
A320の方が構造がシンプルですね。
おまけ
新千歳空港内ではJALの新型シートの宣伝が行われていました。
シートマニアの自分にとっては最高のご褒美。
じっくり見させていただきましたよ~(^v^)
久々のスカイマーク搭乗を終えて
手荷物預け無料!、座席指定も無料!、なのに安い!!こんなに利点が多いスカイマーク。
久々に利用しましたが、安くて快適だったのでまた利用しようかと思いました。
機内販売も良心的な値段設定、シートの足元も大手と変わらずに広々。
他社のLCCと比べると少しだけ値段が高いスカイマークですが、こんなに利点が多いのなら
正直スカイマークの方がいいかなぁと感じました。
LCCは荷物預けも座席指定も有料なので何だかんだで値段が高くなりがち。しかも狭い。
また今度スカイマークを利用してみたいです(^O^)
まとめ
・手荷物預け手数料、座席指定は無料!
・座席間隔は大手と変わらず広々
・機内販売は良心的な値段設定
・座席指定は支払いが完了してから可能(記事執筆時。現在は支払前から指定可)
評価
機内食
★★★☆☆
シート
★★★☆☆
機材コンディション
★★★★☆
機内スタッフ
★★★★☆
エンターテイメント
★★★☆☆
時間の正確さ
★★★★★
総評
★★★★☆
スカイマークのA330、乗ってみたかったなぁ(´-`).。oO