まったり空の旅

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スターフライヤー 搭乗レビュー

【搭乗記】スターフライヤーの個人モニター付き座席で福岡から羽田へ

投稿日:2015年9月24日 更新日:

 

2ヵ月間の夏休みもいよいよ終盤に差し掛かり、夏の終わりを感じている今日この頃。
今年の夏休みは実に多くの場所へ旅行へ行きました。

 

今回はちょうど福岡旅行の帰路をどうしようか考えていた時に、

「そういやスターフライヤー飛んでるじゃん」と。

自分にとって初搭乗であるスターフライヤーを福岡から羽田まで予約してみました。

 

そんな訳で今回は福岡旅行の際に福岡から東京・羽田までの移動に利用した、
スターフライヤー(SFJ)についての評判や口コミなどを自分の体験を交えてまったり紹介します。

 

 

国内線最高峰の座席を装備するスターフライヤー

・2006年の北九州空港開港に合わせて運行開始した日本の航空会社。
・多くの路線でANAとのコードシェア便を運航。
・2015年現在、顧客満足度6年連続1位を受賞している。

・機材はA320のみを使用。

全席本革・個人モニター付き・広々とした座席間隔の機内で国内最高クラスの快適さを誇る。

 

搭乗機A320-200(JA06MC)
搭乗機のスターフライヤーのA320型機(JA06MC)
今回の搭乗機のA320(機齢4年3ヵ月)。黒と白のシンプルな機体デザイン。
この日は約10分遅れての到着。

 

 

搭乗DATA
航空会社:スターフライヤー(SFJ)
搭乗日:2015/9
路線:福岡空港⇒東京・羽田空港 (発12:45⇒着14:30)
便名:SFJ046
座席:27A
機材:A320-200(JA06MC)  機齢4年3ヵ月

 

 

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搭乗口
SFJ46便の羽田行きの出発ゲートにて
SFJ46便羽田空港行き。使用機材到着遅れのため出発が10分遅れ。

今時の搭乗口には到着空港の天気が表示されるんですね。
東京の天気は雨のようです。

 

 

機首部
搭乗機のスターフライヤーのA320型機(JA06MC)の機首
ボーディングブリッジから撮影。真横近くから撮影できます。近い!!

 

 

今回の座席はココ↓
スターフライヤーのA320型機の座席表
全席エコノミークラス150席仕様。全席本革シート・個人モニター装備・広い座席間隔の機内。
同じ機材(A320)でもLCCでは180席、SFJは150席なのでいかにSFJが余裕のある機内環境かわかるかと思います。
その差30席。この差がSFJの広い座席間隔を生み出します。

今回は右側最後方の27Aを座席指定。
運良く自席の隣2席も空席だったので、快適な空の旅を満喫できました。

 

 

福岡出発
スターフライヤー機内から眺めた福岡空港
約20分遅れで福岡空港を出発。ビル後方に見える大きな看板が福岡空港らしさを演出。
初めての福岡空港でしたが、第1ターミナルから第2ターミナル間の移動が面倒でした。

でも立地は日本の空港の中ではトップクラスではないでしょうか。博多駅から地下鉄で5分ですし!!

 

 

機内安全ビデオ
スターフライヤーの安全の案内ビデオ上映画面
JAZZ会場を飛行機の機内に見立てて機内の安全について説明していく感じの機内安全ビデオ。
他社のように堅苦しい感じではなく、個性的だけど安全についての要点をしっかり押さえてあるわかりやすい内容でした。
ビデオ中にスタンドマイクが立っているのがおわかりいただけるでしょうか。

この安全ビデオはYouTubeでも視聴できるので気になる方は是非!!

 

 

離陸
スターフライヤー機内から眺めた福岡市街上空
離発着機待ちのため誘導路で約10分程度離陸待ち。
その後、福岡市街地を眺めながら滑走路16から離陸。離陸滑走時間約26秒。

こうして見ると福岡空港は博多市街地のすぐ隣にあるんですね~。凄い!!

 

座席(シート)
全席本革製のシート(今回の搭乗機はTypeⅠ仕様)
・34インチ(86cm)のシートピッチで足元広々
・オールエコノミー150席仕様
・タッチパネル式個人モニター装備で機内エンターテイメントやフライト情報の確認可能
・ヘッドレスト、フットレスト装備
・ACコンセント、USB電源装備

 

 

シート(横から)
スターフライヤーの本革&個人モニター付きの座席
黒色本革製シート。革なので座り心地はやや硬め(個人差あり)。
黒色と白色のみを使用した統一感・清潔感のある機内。

さすがシートピッチ34インチのSFJ、29インチのLCCよりも前席との間隔が広いですね。
機体最後部座席だったので、後ろの人を気にしないでフル角度でシートを倒すことができました。
快適快適!!

 

 

今回の座席
スターフライヤーの本革&個人モニター付きの座席
今回の座席の27A。隣2席は空席でした。
今回の機材はTypeⅠ仕様。

 

SFJの機材にはTypeⅠとTypeⅡ仕様の2種類があり、デザインや革の素材などが若干異なります。
TypeⅠは普通の本革シートですが、TypeⅡは環境に優しいコンポジションレザーが使用されている。

革製のシートは長時間座っていると背中が少し蒸れてきてしまうのでこの点はややマイナスポイント。
(革の特性上仕方ありませんが・・・)
座り心地は布製と比べるとやや硬め(個人差あり)。

 

シートを倒すと座面も連動して前部にスライドするスタイル。
シート背面のみ倒れる形ではないので腰への負担が軽減され、違和感なく座ることができました。

シート下部にはAC電源も装備。充電やPC利用などで活躍しそう。

 

 

座席間隔
スターフライヤーの余裕ある空間の足元の様子
日本の国内線エコノミークラス最大級の広さ。

普通に座ってもまだまだ前席と膝の間に余裕があります。
もしかしたら他社の国際線機材エコノミーよりも広いんじゃないでしょうか?広い!!

 

他社のシートピッチとの比較
・ジェットスター(LCC)⇒29インチ(約74cm)
・JAL、ANA⇒31インチ(約79cm)
・スターフライヤー⇒34インチ(約86cm)

スターフライヤーはLCCよりも5インチ、大手2社よりも3インチシートピッチが広いことがわかる。
1インチ=2.54cmのため、たかが数インチといえどもその差は大きい。

ちなみに、JALの国際線エコノミーの「新・間隔エコノミー」のシートピッチは34インチ。
スターフライヤーはそれと同等レベルということになります。

 

 

座席間隔(上から)
スターフライヤーの余裕ある空間の足元の様子(上から撮影)
十分に広いですね!大満足!こんなに広くても国内線。しかも安い。スターフライヤーイイネ!!
上から撮影して自分の靴が見えるとは・・・(狭いシートだと撮影時に膝で靴が隠れる)
黒い板状のものはフットレストです。

 

 

座席間隔(上から)
スターフライヤーの余裕ある空間の足元の様子(握り拳を添えて)
縦握りこぶし1個入りました!
1個入れてもまだ余裕があるので相当広いですね。座席マニアの自分、感動の嵐です!(^v^)

LCCの場合握りこぶしすら入らず・・・
大手の場合は指3本分か横握りこぶし1個分が限界。
縦握りこぶし1個以上なので大幅に座席評価アップ↑↑

 

 

座席間隔(足組み)
スターフライヤーの余裕ある空間の足元の様子(足を組んだ場合)
足も余裕で組めちゃいます。身長170cm後半の自分ですが、足組み余裕でした。
大満足!!

 

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安全のしおり
スターフライヤーの安全のしおり
他社のような1枚のものではなく、折りたたみ式の縦に長いSFJの安全のしおり。
(縦に長いので撮影するのに一苦労、というよりも撮影するのが何か恥ずかしい)
コンパクトに折り畳まれてシートポケットに収納されています。

 

ドリンクサービス
・無料でコーヒーやスープ、ソフトドリンクなどのサービス
・コーヒーはタリーズとのコラボ。コーヒーのみミニチョコレート付き
・路線によりスープの種類が変化(羽田発着)

 

 

ドリンクメニュー
スターフライヤーの機内ドリンクメニュー
・タリーズコーヒー(チョコレート付き)
・スープ(今回の場合は羽田着路線なのでオニオンスープ)
・日本茶
・アップルジュース
・ミネラルウォーター

 

 

飲み物(コーヒー)
スターフライヤー機内で提供されたタリーズコーヒーとチョコレート
せっかくSFJに乗ったのでタリーズのコーヒーを注文。黒い四角いものがチョコレート。
うーm、やはりタリーズということもありおいしかったです。

他社のコップよりも若干小さく量が少ないですが、これは「冷める前に飲み終える」ちょうどよいサイズを意識したためらしい。
(SFJホームページより)

確かに大きいカップで提供されると最後の方は冷めておいしさがなくなってしまうような気がするので、これはこれでいいんじゃないでしょうか。

 

 

個人モニター
スターフライヤーに装備された個人モニターに映し出されたフライトマップ
タッチパネル式の個人モニター。解像度、タッチパネルの感度共に良好。
表示されているのはフライトマップ。
マップ・飛行情報が表示の入れ替わりを繰り返します。

マニアにとってフライト情報が自分のモニターで確認できるのは嬉しい!!

 

 

カップホルダー
カップホルダー
飲み終えたカップの置き場に困ってしまう飛行機のシート。
カップホルダーのお陰でそんな悩みも解決!これが意外と便利。

 

 

機内販売
スターフライヤーの機内販売メニュー
SFJ機内販売限定商品など様々なラインナップ。値段もお手頃。

 

・スターフライヤーオリジナルバゲージタグ(1000円)
・スターフライヤースープセット(500円)
・ラクロス(1000円)
・タリーズコーヒースペシャルセット(2000円)
・スターフライヤーオリジナルキーホルダー(1000円)

今回の便ではラクロスは売り切れでした。残念!

 

 

機内販売
スターフライヤーの機内販売で購入した飛行機のキーホルダーとスープセット
せっかくなのでスターフライヤーバゲージタグとスープセットを購入。
スープセットはオニオン3袋、ミネストローネ2袋の計5袋入り。

どの商品にもSFJのマークが刻印されていてマニアを心くすぐります(^・^)
個人的にスープセットがおすすめかな?おいしいし。(箱が若干かさばるかな)

 

 

トイレ
トイレ内部
シンプルなごく一般的なトイレ。清掃が行き届いており清潔でした。

 

 

機内の様子
スターフライヤー福岡=羽田路線の機内の様子
日本の大動脈羽田=福岡路線。今回の搭乗率は約80%程度。

この便には日本の航空会社では珍しい男性CAさんが1名常務していました。
やはり男性CAさんがいると心強さがあるなあ。(海外では日本より男性CAの割合が高い)

 

 

羽田到着
A320型機からの羽田空港着陸時の様子
降下時にやや強い揺れに見舞われたが、無事に羽田に到着。天候はあいにくの雨。

 

 

到着
沖止めスポットに到着した搭乗機のスターフライヤーA320型機
滑走路05へ向かう誘導路近くの沖止めスポットに到着。
羽田空港で沖止めスポットにスポットインするのは久々。
雨なのがなぁ・・・

 

という訳で定刻より約20分遅れて羽田空港に到着。
始めてのスターフライヤー、感動の嵐でした(特にシート)。

大手よりも安いのに広い座席間隔なので、次回も迷わずスターフライヤーを選ぼうかと思います。
タリーズのコーヒーもおいしく機内販売もオリジナル商品が多く、個性あふれるエアラインだと感じました。

是非とも新規路線を開設して利用できる路線を増やして欲しいです。
また利用したい!!

 

 

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まとめ

・全席革張り、個人モニター、電源付きシート
・シートピッチは大手よりも3インチ(約7.6cm)広い34インチ
・コーヒーはタリーズとの共同開発、コーヒーとミニチョコレート付き
・個人モニターはタッチパネル、コントローラーにて操作可
・機内販売はSFJオリジナル商品が多い

 

評価
機内食
★★★★

シート
★★★★★

機材コンディション
★★★★★

機内スタッフ
★★★★

エンターテイメント
★★★★

時間の正確さ
★★★★★

総評
★★★★

 

大満足だったスターフライヤーのフライト、また次回も利用したいです!

 

スターフライヤーの座席詳細はこちら↓↓

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