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太平洋フェリーの特等和室の部屋の広さ・快適さを検証してみた

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豪華な船内に定評のある太平洋フェリー。

超長距離の2泊3日の名古屋=苫小牧路線でも、地上と同じ感覚で過ごすことが出来ました。

そんな訳で今回は、太平洋フェリーの特等和室の部屋のの広さ・快適さを検証しました。

 

太平洋フェリーのきそ
今回レビューする太平洋フェリーの"きそ"。2005年就役。総トン数15,795トン、旅客定員768名の大型船。"いしかり"とともに名古屋=仙台=苫小牧の超長距離路線を担当。

 

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船内の最前方に位置する特等和室

特等和室は船内の最前方に設けられています。

そのため、窓からは操舵室と同じ前方の景色を楽しむことが可能。

廊下の人通りも少なく、静かで落ち着いています。

 

太平洋フェリーきその船内図
今回紹介する「きそ」の特等和室の位置(引用:太平洋フェリーHP)。船によって若干の位置は異なりますが、すべての船の特等和室は最前方に設けられています。今回のきそは7デッキの船首に8室の設定(画像赤枠部)。

船種別の特等和室の数は以下。
いしかり:10室、きそ:8室、きたかみ:4室

 

特等和室の位置
特等和室の705号室の位置(赤丸部)。今回の部屋のすぐ上は操舵室。部屋の広さだけでなく、景色に関しても"特等"です。

 

船内の様子
特等和室のある7デッキからの景色。船によって異なりますが、「いしかり」は5・7デッキ、「きそ」は7デッキ、「きたかみ」は6・7デッキに設けられています。

 

地上の旅館と変わらないクオリティの和室

特等和室は広さ・設備・快適さで地上のものと遜色ないです。

部屋の広さは畳6枚分。定員は2~3名ですが、3名だと若干キツイかもしれません。

2泊3日過ごしても苦痛に感じることはなく、地上と同じ気分でくつろぐことができました。

 

特等和室の室内
特等和室の室内。船とは思えない設備の充実さ。約6畳。定員2~3名とのことですが、大人3名だと若干キツイかもしれません。ここで2泊3日過ごしましたが、全然苦ではなかったです。寝相の悪い筆者でも和室なので安心して寝れました。靴を脱いでくつろげるのは素晴らしい!

 

特等和室の室内
テレビ・冷蔵庫・エアコン・電源・給湯器(IH型)も完備。陸のホテルや旅館となんら変わりません。違いがあるとすれば、窓が開けられないことでしょうか。コンセントが1箇所だけなのでちょっと不便。大人数だと少し足りないかも。

 

特等和室の玄関
和室内部。奥に座敷・右手はお風呂とトイレ。ここだけ見ればホテル・旅館と言っても騙せるかもしれません。

 

トイレとお風呂
トイレ、バス、洗面台も完備。トイレはウォシュレット付き。1等和室だとバスがなく、シャワーだけになります。やはり、船旅において自分専用のトイレや洗面台があるのは非常に便利です。ツーリストや2等客室は確かに安くてお得ですが、水回りが共有なのでちょっと不便。

 

玄関
玄関。大型のキャリーケース等も置くことが出来ます。ドアに外部確認用の覗き穴がないため、来客の際は訪問者に注意する必要があります。画像左側にはエアコンの操作盤もあり。

 

室内装備

冷蔵庫・BSデジタル放送受信テレビ・電話・ナイトウェア・サンダル・タオル・ヘアードライヤー・洗面用具・ティーセット付き。

コンセントは数が少ないため、複数の機器を使用する際は苦労するかもしれません。

地上のホテルと同等の装備なので、身一つで乗船しても快適に過ごすことができます。

 

テレビと冷蔵庫など
少々時代を感じるテレビ、冷蔵庫、IHなど。IHは小型なのでカップのお湯を沸かす程度の能力しかありません。ティッシュの数も十分。

 

クローゼットとエアコン

クローゼットもあります。洋服が収納できるのは大変便利。

また、クローゼット上部にはエアコンの吹き出し口があります。

 

棚
クローゼットとエアコンの送風口。収納力は十分。ナイトウェアも準備されています。エアコンのおかげで滞在中は快適に過ごすことができました。

 

ホテルと同様のカードキー式

ドアは地上のホテルと同様のカードキー式。

セキュリティに関しても問題ありません。

 

カードキー式のドア
地上のホテルと同様のカードキー式の部屋の鍵。ペラペラタイプなので耐久性は少々低め。

 

いつでも自分のペースで

靴を脱いで、横になれる和室。

床からは重々しいエンジン・波の振動が伝わってきますが、その点を除けば快適さは地上と遜色ないです。

売店では就航地の商品も売っており、自室で自分のペースで宴会を楽しむことができます。

 

船内売店で購入したもの
船内の売店で購入したもので宴会。冷蔵庫があるため、要冷蔵品も安心して保管することが可能。テーブルも広く、飲食の他にPC作業等も快適に行う事ができます。

 

最前室の景色

特等和室の特権、最前室の景色。

船の進行方向を自室から眺められるだけでも、この部屋を予約する価値があります。

若干値段は高めですが、この経験は船旅マニアなら1度は体験すべき。

 

窓枠と外の景色
客室から望む水平線。窓が大きく、景色も見やすかったです。潮による窓の汚れは仕方ありません。

若干傾いているのは船の傾きによるもの。船ならではの体験。

 

自室からの景色
客室から船首と水平線を望む。息を呑む綺麗さ。いつでも他人を気にすることなく、自分だけの景色を楽しむことができます。

 

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まとめ

そんな訳で、太平洋フェリーの特等和室の客室の広さ・快適さを検証しました。

結論、地上のホテルと同等レベルの快適さの部屋でした。

むしろ、景色に関しては地上以上。窓を開ける度に変化する景色は船旅の醍醐味の1つです。

運賃は苫小牧=(仙台)=名古屋路線で2.8~3.7万円と少々高め。しかし、移動費+2泊3日の宿泊費でこの値段なら安いのでは??

豪華客船は敷居が高いですが、ここなら気軽にプチ長距離クルーズが楽しめるのでおすすめです。

太平洋フェリー、素晴らしいです!

 

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