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J-AIRのE170(E70)の座席の広さ・快適さ・おすすめ席まとめ

投稿日:2022年2月2日 更新日:

 

ブラジル製リージョナルジェットのE-Jetシリーズ。

JALグループのJ-AIRではE190とE170の2機種を運用中。お手頃サイズ感の機体で地方路線を結びます。

そんな訳で今回は、J-AIRのE170(E70)型機のシート特集です!!

 

J-AIRのE170型機
J-AIRのE170型機。同社は胴体延長型のE190も保有。ブラジル製ですが意外と性能・快適性は高いです。このコンパクトさ、車に例えるならホンダのN-BOXといったところでしょうか。

 

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座席表

全席普通席の76席仕様。

2-2配置の19列。非常口座席はありません。

 

J-AIRのE170の座席表
J-AIRのE170の座席表(引用:JAL HP)。全席普通席の76席仕様。10列目の窓なし席と19列目のリクライニング不可の座席に注意。他の座席については特筆すべき点はありません。

FDAでも同型機(E170)を保有していますが、座席数・配置は同様です。

 

 

普通席のみのモノクラス

全席普通席のモノクラス。ある意味、平等な機内です。

 

普通席

機内の全員がお世話になる普通席。

大型機と同様の足元広さ。

座席幅が若干広く他機種よりもゆとりがあります。

 

J-AIRの座席
革製の高級感ある座席。座席幅は意外と広く、大・中・小型機に装備されているものよりも快適。機体サイズだけで快適さを判断してはいけません。座席色は異なりますが、FDAでも同様のモデルの座席を採用しています。

 

横から見た今回の座席
シートピッチは大手エアラインで一般的な約31インチ。座席位置によっては窓の位置がズレます。E-Jetシリーズは窓間隔が広いため、ちょうどいい位置に窓があるとは限りません。

 

後ろから見た今回の座席
最近主流の個人モニター・電源は未装備。背もたれの丈が若干短いため、着席すると頭部の半分ほどがはみ出ます。快適性に影響を及ぼすレベルではないので問題ありません。

 

参考までに、今回のJ-AIRとFDAの座席比較(どちらもE-Jetシリーズ)。シートの色は異なりますが、骨格や生地等の基本的な設計は変わりません。運航会社が異なるだけで、機内の快適さ・座り心地は実は同じです。

 

 

一般的な広さの足元

足元広さは他機種と同様の広さ。

リージョナルジェットと言えども、大・中・小型機と広さは変わりません。

握り拳1個分の足元スぺースです。

 

足元の広さ
着席時の足元広さ(身長170cm後半)。シートピッチは約31インチ。JALやANAのような大手の国内線機材と同じ。

 

握り拳1個分の足元広さ
握り拳1個分の他社の大中小型ジェット機と同様の広さ。座席幅に関しては他機種よりもわずかに広く快適です。

 

座り心地レビュー

ホールド感ややあり、特に横腹部。革の触り心地が柔らかめで気持ちいい。拳1個分の足元間隔。座席幅はやや広め。座面広め。座席は普通の固さ。座席丈が短いためか、着席すると頭部が半分ほどはみ出す。頭部箇所は柔らか反発系。

座席の柔らかさ
★★★☆☆

 

 

FDAとの比較

参考に、同じくE-Jetシリーズの機体を運用するFDAとの比較。FDAはJ-AIRと座席色が異なるだけで、同じ座席モデルを装備。座席間隔も同様の約31インチ。握り拳1個分の広さです。

 

マイナスポイント

壁の下部の出っ張りが邪魔です。

機体設計上、座席の支柱を結合するために出っ張り部が設けられています。

ライバルのリージョナルジェット機でも同様な構造だったため仕方ないのかもしれません。

 

壁の出っ張り
唯一の欠点の壁の出っ張り。シートの支柱をこの出っ張り部と結合しているためこの構造となっています。右足が干渉して若干邪魔です。

 

 

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意外と広く快適な機内

機体サイズがコンパクトなリージョナルジェットのE170。

機内は意外と広く、窓も大きく、外観とのギャップに驚かされるはずです。

 

機内の様子

機内の全景
2-2のコンパクトな配置。天井高さは大型・中型機よりも圧迫感あり。座席幅・座席間隔に関しては同様の広さで、むしろ他機種よりも快適に感じました。機体は小さくとも機内は意外と快適です。

 

リージョナルジェット客室スペック比較

機種 機内高さ 通路幅
ERJ170/ERJ175/ERJ190
(ブラジル)
79in
(約201cm)
19.75in
(約50.2cm)
CRJ700/CRJ900
(カナダ/日本)
74.7in
(約190cm)
16in
(約40.6cm)
MRJ90(M90)
(日本)
80in
(約203cm)
18in
(約45.7cm)

世界で主流のE-JetとCRJシリーズ、開発中のMRJ(Space Jet)を比較しました。E-Jetシリーズは機内高さ・通路幅ともに優位と言えます。MRJもスペック上では善戦してますが、開発が凍結してしまったためお先真っ暗です。

 

 

読書灯・個別空調・CAさん呼び出しボタン

機内の様子
頭上の読書灯・個別空調・CAさん呼び出しボタン。小さくとも必要最低限の機能は備えています。

 

 

テーブル

広いテーブル
意外と広いテーブル。折りたたみ式でないため段差がなく安定しています。PC作業も捗りそうです。

 

 

大きな窓

窓から望む管制塔
B787やA350レベルではありませんが窓は意外と広いです。窓間隔の広さだけ解決してくれれば文句なしなのですが...

 

 

機内Wi-Fi

機内Wi-Fiの案内
地上と同様の外線通信は不可能ですが、上空ではJALオリジナルのコンテンツを各自の機器で楽しむことができます。内線用機内Wi-Fiです。

 

 

おすすめ座席・おすすめしない座席

おすすめは各セクションの最前列座席。

最後部座席はリクライニング不可ですが、後部に席が皆無であるためプライベート感があります。まぁまぁ。

窓なし座席はおすすめできません。

 

E170のおすすめ座席位置
おすすめ座席(赤丸)、まぁまぁ座席(オレンジ)、非推奨座席(青丸)。最前列は足元が広く、降機もすぐに出来るため快適。最後部はリクライニング不可ですが、プライベート感が高め。窓なし席は壁の圧迫感があるためおすすめできません。

 

最前部座席(おすすめ)

最前列の座席
最前列座席の広さ(画像は同型機のFDAのE170型機)。前方の壁の圧迫感がありますが、足元は若干広いです。いち早い降機も可能。競争倍率が高いので必ずしも指定出来るとは限りません。

 

 

最後部座席(微妙)

機内最後部の座席。リクライニングは出来ません。

しかし、最後部なので後席が存在しないためプライベート感は高め。

長所もあり短所もある、微妙な座席です。

 

窓なし席(非推奨)

窓がありません。

景色が見えず、壁の圧迫感があるためおすすめできません。

 

 

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まとめ

以上、J-AIRのE170(E70)の座席の広さ・快適さのまとめとなります。

コンパクトな機体サイズですが、機内・座席は意外と広く快適です。

座席間隔は他社国内線機材と同様の広さですが、座面の幅に関しては若干広め。

大型の個人モニターや電源は未装備。オーディオプログラム用の機内Wi-Fiは利用可能。

最新座席と比較すると装備面で劣りますが、座り心地では負けていません。個人的におすすめな座席です。

 

・全席普通席(76席仕様)
・最後部席はリクライニング不可
・革製の座り心地の良い座席
・シートピッチ約31インチ、握り拳1個分の足元広さ
・革の触り心地が柔らかく気持ちが良い
・壁下部の出っ張りが邪魔
・他大中小ジェット機と同等の機内装備
・座席幅は他機種よりも若干広い

 

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