まったり空の旅

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【搭乗記】JALのB767ビジネスクラス(SS6)1人掛け席で出雲へ

投稿日:

 

近・中距離国際線で活躍するB767-300ER(SS6)。

コロナ禍では国際線の減便の影響もあり、国内線に投入されることもしばしば。

そんな訳で今回は、JALのB767(SS6)ビジネスクラスにて羽田から出雲までフライトしました

 

JALのビジネスクラス一覧
JALのビジネスクラス一覧(引用:JAL HP)。今回はB767用の"JAL SKY SUITE Ⅱ"を利用。国内線ではクラスJ扱いとなるため、お手頃価格で国際線気分を満喫できます。

 

搭乗DATA
航空会社:JAL
搭乗日:2022/04
路線:東京・羽田
 出雲
飛行時間:1
時間25分 (発16:55⇒着18:20)
便名:JL285
座席:6K クラスJ窓側(国際線ビジネスクラス)
機材:B767-300ER (JA606J) 機齢18年8ヵ月 

 

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空いててGoodな平日午後の空港

16:55発の出雲便。15時に空港入り。

空港・ラウンジともに利用客の姿は少なく、快適に搭乗までの時間を過ごすことができました。

 

羽田空港の様子
15時の羽田空港第1ターミナルビル。いつもこのくらいの空き方だといいんですけどね。

 

ラウンジも空席がそこそこありました。今回は奥の半個室スペースを利用。テーブルの小ささの欠点を除けば、プライベート感が高く快適なブースです。

 

 

フルフラットのビジネスクラスが推しのSS6仕様機

今回の搭乗機はB767-300ER・SS6の国際線仕様機。

普段は近距離アジアやバンクーバー・ホノルル線で活躍。

コロナ禍の減便の影響もあり、この日は国内の出雲線にて運航してました。

 

羽田空港に駐機する搭乗機
今回の搭乗機のB767-300ER(JA606J)。機齢18年のベテラン入り機材。2003年に太陽のアーク塗装で導入されましたが、2014年に現行の鶴丸塗装化・ウイングレット装着・座席の改装(SS6化)が施されました。座席装備は現代でも通用するレベルの快適さですが、機齢が経済寿命と言われている20年超に近づきつつあるため今後の動向から目が離せません。

 

2クラス199席仕様の機内

ビジネスクラス24席、エコノミークラス175席の計199席仕様。

特に注目なのがビジネスクラスで、1-2-1のゆとりある配置がGreatです。

 

座席表と自席の位置
JALのB767-300ERの座席表と自席の位置(引用:JAL HP)。国際線SS6仕様のA44。今回はエンジンを眺められ、窓側最後列の6Kを指定。1人掛け席はサイドテーブルの位置によって、席と窓の距離の近さが異なるため注意が必要です。

 

ビジネスクラスのゾーンの全景
ビジネスクラスの全景(降機時に撮影)。1-2-1の計24席。SKY SUITEシリーズの中でプライベート感は最下位。しかし、B767の程良いサイズ感による低い人口密度のおかげで、詰め込み感は皆無で快適でした。

 

エコノミークラスの機内の全景
エコノミークラスの全景(降機時に撮影)。B767で一般的な2-3-2配置。世界で最も優れている「ベスト・エコノミークラス・エアラインシート」賞を受賞したJAL SKY WIDERを装備。座席間隔は他社で一般的な約31インチから2~3インチ広い、約33~34インチのシートピッチで配置されています。

どんな席でも1人またげば通路に出られる、2-3-2の配置に定評のあるB767に、この素晴らしいエコノミークラスが装備されたらもう、敵うものはないでしょう。鬼に金棒状態。是非ともこれで海外遠征してみたいです。

 

 

意外と広い座席

今回のSKY SUITE 2の座席
今回の座席の6K。国内線運航時はビジネスクラスがクラスJとして販売されるため、お手頃に着席体験が可能。しかし、みんな考えることは同じのようで、競争倍率が高いので早めの事前予約が必須。また、SS6仕様機は機材変更の割合が高く、ある意味で賭けの面もあるため、機材変更になっても泣かない強い心が必要です。

出雲路線は安定して飛んでいる感じですね。国際線が活発化しつつある最近の状況において、今後の国内線での活躍機会は減るものと思われますが...

 

真横から見た座席
SKY SUITEシリーズの中ではプライベート感は最下位かと思われます。少し頭を前に出すと隣席の人の顔が見えます。機体サイズの関係上、B777やB787のような大型のパーテーション装備は難しいので我慢しましょう。

 

後方から見た座席
エアダクトによる窓なしゾーンが存在しますが、頭部の横には窓が存在するため問題はありません。

 

前席付近の様子
ちなみに、1席前は通路に面した座席配置に。サイドテーブルが窓側に位置するため、着座位置から景色が見にくいです。かなり身を乗り出さないと厳しいかと。フルフラット化したときの足の空間確保のため、凸凹配置に成らざるを得ません。

 

機内中央席の様子
機内中央の2人掛け席。座席感にパーテーションがないため、プライベート感は低め。全席で通路にアクセスできる点は素晴らしいと思います。

 

参考までに、ANAとの比較。どちらも1人掛け・フルフラット化可能なビジネスクラス。ANAの方がサイドテーブルの広さで勝っています。しかし、画像の座席はB77Wのものであるため比較対象としては微妙。B767-300ERの同型機同士で比較した場合、ANAは2-1-2のクレードルなので、座席に関してはJALの方に軍配が上がります。

JALのB767(スカイリクライナー)は2-2-2配置なので、そちらとの比較だとANAに軍配が上がりますが...

 

 

文句なしの足元広さ

着席時の足元広さ
着席時の足元広さ(身長170cm後半)。足元広さは文句なし。座席幅方向は普通席から若干広い程度。幅広い座席が推しのビジネスクラスはもう古く、最近はフルフラット時の快適さの確保に力を入れているようですね。

 

足先のボックス内部
足先空間。フルフラット時はここに足先を収納します。前席のサイドテーブル部。こうした座席設計のため、先述したような凹凸の配置になってしまいます。

 

握り拳半個分の座席幅スペース
縦握り拳1個分の座席幅。エコノミークラスよりは広いですが、若干の窮屈感は否めません。大柄な欧米人ならギリギリなのでは。

 

座り心地レビュー

足元の広さは文句なし。幅方向は若干窮屈。背もたれのホールド感なし。意外と座り心地が柔らかく、気持ちが良い。ヘッドレストはふかふか系、上下方向可動式。フルフラット時の足元空間も余裕あり、身長190cm以下なら大丈夫そう。マッサージ機能もあるが、安価な中華製レベルの気休め程度の気持ち良さ。

座席の柔らかさ
★★★★

 

 

個人モニター

自席の個人モニター
15.4インチの大型モニター。タッチパネル式。国内線運航ということもあり、この便ではモニター・機内Wi-Fiともに使用不可でした。(最近は不明)

 

 

コントローラー

コントローラー。正直、収納場所がわかりにくかったです。型式的には新しい分類ですね。

 

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CF6の気持ちの良いエンジン音

B767の推しポイントの1つ、GE製のCF6のエンジン音

良い意味でうるさく豪快で、パワフルな推力を発揮する素晴らしいエンジン。

貴重なレトロなエンジン設計の音色を楽しむことが出来ます。

 

ビジネスクラスゾーンの機内の様子
満席のビジネスクラス(クラスJ)。他人の頭部が若干確認できるレベルで、身を乗り出さない限りは他人の顔は見えません。

 

離陸時の景色
豪快なCF6の音色を響かせ、RUNWAY 16Rから離陸。オーバースペックとも思えるレベルの高いエンジン推力のおかげか、この日も首が縮むレベルの強烈なGとともに離陸。やはり、B767の上昇能力は素晴らしいです!

離陸後上昇につれてブーン成分が多くなり、音色の変化を楽しむことができました。ヒューンとブーンのミックス感。近年は優等生な大人しい音色のエンジンが多い中、CF6だけは別格。本当にこれは良い音出します。

B747-400(D)は4発装備して飛んでいたんですしね...航空マニア引退する前に、もう一度だけ聴きにB747でフライトしたいです。

 

自席から見えたエンジンと翼の景色
水平飛行へ。CF6エンジンとウイングレットが1枚に収まったB6WLの機窓。ウィングレットが装備されるだけで一気に新鋭機感が増しますね。このままB767MAXの開発とかいかがでしょうか??ボーイングさん。

 

窓枠と外に見えるエンジンと翼
窓と絡めて。この窓の設計も今後数十年もすればきっとレアになることでしょう。

 

 

国際線機材を楽しむ

せっかくなので、フルフラットでの座席状態を楽しむことに。

まさに、国際線機材の醍醐味。

 

フルフラット状態

シートの操作盤
座席の操作パネル。ボタンで操作可能の電動式。面白いことに、側面にも3状態のボタンが。フルフラット状態でも操作しやすいように配慮された設計でしょうか。

エメラルドグリーンのボタンはマッサージ機能。正直、気持ち良さは微妙で、安価な中華製レベルの気休め程度のプッシュ感。本当に気休め程度でした。まぁ、フライト中に声を上げるレベルで強くゴリゴリ押されても困りますしね。

 

リクライニング状態の座席
リクライニング状態(リラックスポジション)。

 

リフルフラット状態の座席
フルフラット状態(ベッドポジション)。国際線では毛布等が支給されますが、国内線ではそういったサービスは皆無。他のお客さんもフルフラットにしている人は少なかったです(なぜこの座席予約したし。もったいない...)。

初期位置からフルフラットまで約19秒、初期位置への復帰は約20秒でした。復帰時の"カチカチ"とした動作音がうるさめ。

 

フルフラット状態の足元
フルフラット状態の様子。足先空間は余裕があり、身長190cm以下であれば足先が接触することはないと思います。足先付近の柔らかさは若干の固め。幅方向は相変わらずの窮屈感ですが。機内で横になれるだけでも大変ありがたいので、贅沢は言えません。ホノルルやバンクーバー、シンガポール路線ならちょうど良い飛行時間ですね。

 

フルリクライニング状態の天井の視界
フルフラット状態の視界。B767の昔ながらの蛍光灯の温かみのある照明が眠りを誘いました。

 

窓枠
フルフラット状態に下から見上げた窓。飛行機の窓、下から見るか?横から見るか?

 

 

ドリンクサービス

スカイタイムのドリンクサービス
スカイタイムをいただきました。広いテーブルにドリンク1杯。きっと国際線ではここに陶器に盛り付けられた食事が並ぶことでしょう。テーブルの安定性も高く、出し入れもしやすくGoodな設計。木目調の柄も綺麗。

 

機内サービスのコーラ
2杯目はコーラをいただきました。何回もおかわりを聞いてくれました。素晴らしいサービス精神。

 

 

機内誌

シートポケット収納物一覧
シートポケット収納物一覧。

 

SKY SUITE 2の座席紹介
SKY SUITEⅡの座席案内。

 

 

収納スペースの扉の使い方

収納ボックスの蓋を展開した時の様子
サイドテーブル上部の収納スペースの扉。他ブログやYoutube動画ではプライバシー確保用として展開したまま使用!!みたいなことが書かれてますが、使用法としては正しいのでしょうか。確かに、通路側との視界は若干遮ることができますが...逆に落ち着かないのは自分だけでしょうか。

 

 

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夕暮れの出雲へ

宍道湖に若干出っ張る形で滑走路が存在する出雲空港。

初の出雲空港利用でしたが、徐々に近づく水面に対して、「本当に空港ここにあるのか??」感がありました。

 

広大な宍道湖

出雲空港着陸前の景色
宍道湖上空を飛行中。滑走路と湖が接しているため、着陸直前まで湖ギリギリに高度を下げました。出雲空港初利用の筆者は、着水するんじゃないかと錯覚(笑)。

 

翼端のウイングレット
翼端のブレンデッドウイングレット。B747のものよりも大型化しています。燃費低減効果がありますが、国内線機材では未装備。

 

出雲空港に駐機するFDA機
定刻にて出雲空港に到着。愛称は出雲縁結び空港。機内から名古屋行きのFDAを捕獲。

 

出雲空港を出発するB767-300ER
東京へ向けて再出発する搭乗機を展望デッキから撮影。ウィングレット装備機は同じB767でも新鋭機感が増しますね。これでも機齢18年選手。あと数年で退役とは思えないレベルの座席装備の快適さ、機体のコンディションでした。

 

 

フライトルート

今回のフライトルート
今回のフライトルート。後半は日本海沿岸部を沿うように飛行するルート。揺れもなく、穏やかなフライトでした。

 

 

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まとめ

そんな訳で、JALのB767-300ER国際線仕様機で東京・羽田から出雲までフライトしました。

SS6のビジネスクラス。幅方向の窮屈感はありますが快適な座り・寝心地でした。

快適な座席とCF6の素晴らしいエンジン音。6Kからのベストな機窓。

ベテラン機材のB767とは思えないレベルの素晴らしいクオリティの座席でした。

最近、B6WLの多くが国際線復帰していることから、国内線での搭乗は今後難しくなりそうです。

 

評価

機内食
★★★★☆(スカイタイムは風味豊か、ちょうど良い甘さで美味しい)

シート
★★★★☆(意外と柔らかな座り心地。幅方向は若干窮屈。フルフラット状態の足元広さは問題なし)

機材コンディション
★★★★★(機齢約18年。中年機材だがメンテナンスは行き届いていて綺麗)

機内スタッフ
★★★★★(親切丁寧テキパキとしたサービス)

エンターテイメント
★★★★★(機内誌のみ。モニター・機内Wi-Fi使用不可。CF6のエンジン音は最高のエンタメ)

時間の正確さ
★★★★★(定刻)

総評
★★★★★

 

出雲そばセット
おまけ。空港で食べた出雲名物の出雲そば。そばにウルサイ信州民の筆者ですが、そばの味が濃く美味しかったです。長野名物の八幡屋磯五郎の七味が置いてあった点がGreat!!そば食べてたら空港発のバスを逃してタクシー移動することになりましたが(笑)

 

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